学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

人の心を傷つけるゴミ

2023-09-12 17:42:14 | 日記
 英語に garbage (ガーベッジ)という単語がある。日本では家庭ゴミと呼ばれる生ゴミや屑のことだ。この単語にはまた別に「ガラクタ、つまらない物、役に立たないもの」などの意味もある。断捨離をしていると、僕は本当にガラクタとともに生きているということを思い知らされる。その最たるものはコンピュータで印刷したあの書類の山、これほどゴミと言われるにふさわしいものはない。また何かの参考になどと、プリントアウトして保存しておいたものだ。
 さて、僕の住む東大阪市の中地区では毎週月曜日は家庭ゴミの日である。もう何年も以前にシュレッダーされた紙ゴミが家の前の道路に散らばって後の掃除に追われたことがあった。それ以来、時間がある日には家の前をゴミ収集車が行った後をチェックするようになって、収集車の横につきながらゴミ収集の仕事に余念のない人達に感謝しながら見送ることが度々ある。昨日もまた雨が降る中を黙々と仕事する人と車を見送った。世の中に本当に居なければ困る車や人と言えば収集車と収集してくれる人達だ。彼らが居なければ街はゴミの山となる。街のゴミと言えば始末に負えないのが道路にゴミを捨てる人。タバコの吸い殻に始まって最近はマスクにビンに空き缶、彼らは道路をゴミ箱と考えているのだろうか。そうだ!思い起こせば昨日は「9・11」、2001年のあの忌まわしい同時多発テロに身体中が固まった日だ。あの日以来、戦争やテロの横行でどれだけ多くの人が心の傷を負ったことだろう。真に始末に負えない人とは、“他人の心にゴミを投げ捨てる”、そのような行為をする人のことを言うのだと思う。