平安神宮応天門
響高槻句会の初句会が1月20日(木)総合市民交流センターで開かれました。参加は全員の10名。兼題は女正月、藪柑子。最高点は久子さんの特選3票を含む5名が入った「女正月」でした。お正月は大忙しであったが、小正月はやっ正月気分。心にゆとりもでき、思わず笑顔のお母さまを謳われた名句である。次点句は知人の誘いで男性ばかりの茶席での惟之さんの句。みんなで楽しく濃茶をいただいたそうである。次はよう子さんの句。水仙花はあちこち向いてかわいい花を咲かせるが、それぞれが違う夢を見ているようだと謳われた心優しい句。その他、滝が凍った句、タイガーマスクの時事句や怖い体験をされた句などいつもどおりの楽しい句会でした。句会のあと新年会があり、いい気分で散会しました。次回をたのしみに。
14点句 福耳の母の笑顔や女正月 久子
7点句 初釜の男ばかりの濃茶かな 惟之
5点句 野水仙それぞれ違う夢を見て よう子
4点句 滝氷り時の止まりし如きかな 裕毅
木曽病院雪降る夜の血の匂い 敬子
初美談堰切って出づ伊達直人 心太
ふる里は寒九の雪に埋もれけり 照子
寒の客首を竦めて来たりけり 捨弘
裸木に鳥とまり来て色添える 洋子
3点句 寒雀手まりの如く弾みおり 洋子
2点句 子等の目のきらめき集め冬苺 久子
おとなりと初挨拶や小正月 照子
1点句 羽子の音我らが他に聞こへざり 裕毅
初参り重軽石の軽さかな 捨弘
藁の笠被りて並ぶ冬牡丹 久子
初日の出友の顔みな黄金色 惟之
初場所や日本男子に声援す 裕毅
古き良き時代の音や羽子をつく よう子
シグナルに火の粉となりて六花 よう子
新暦パラパラめくる夢を追う 敬子
加茂川の鴨の喧嘩で明け初むる 捨弘
姪の訃に胸の塞ぐ日冬至粥 心太
妻好きに過ごす一日よ女正月 心太
子等去りて猫も鼾の女正月 惟之
小正月女一人でカプチーノ 敬子
お気に入り 道端の小さき田圃に松飾 照子
響高槻句会の初句会が1月20日(木)総合市民交流センターで開かれました。参加は全員の10名。兼題は女正月、藪柑子。最高点は久子さんの特選3票を含む5名が入った「女正月」でした。お正月は大忙しであったが、小正月はやっ正月気分。心にゆとりもでき、思わず笑顔のお母さまを謳われた名句である。次点句は知人の誘いで男性ばかりの茶席での惟之さんの句。みんなで楽しく濃茶をいただいたそうである。次はよう子さんの句。水仙花はあちこち向いてかわいい花を咲かせるが、それぞれが違う夢を見ているようだと謳われた心優しい句。その他、滝が凍った句、タイガーマスクの時事句や怖い体験をされた句などいつもどおりの楽しい句会でした。句会のあと新年会があり、いい気分で散会しました。次回をたのしみに。
14点句 福耳の母の笑顔や女正月 久子
7点句 初釜の男ばかりの濃茶かな 惟之
5点句 野水仙それぞれ違う夢を見て よう子
4点句 滝氷り時の止まりし如きかな 裕毅
木曽病院雪降る夜の血の匂い 敬子
初美談堰切って出づ伊達直人 心太
ふる里は寒九の雪に埋もれけり 照子
寒の客首を竦めて来たりけり 捨弘
裸木に鳥とまり来て色添える 洋子
3点句 寒雀手まりの如く弾みおり 洋子
2点句 子等の目のきらめき集め冬苺 久子
おとなりと初挨拶や小正月 照子
1点句 羽子の音我らが他に聞こへざり 裕毅
初参り重軽石の軽さかな 捨弘
藁の笠被りて並ぶ冬牡丹 久子
初日の出友の顔みな黄金色 惟之
初場所や日本男子に声援す 裕毅
古き良き時代の音や羽子をつく よう子
シグナルに火の粉となりて六花 よう子
新暦パラパラめくる夢を追う 敬子
加茂川の鴨の喧嘩で明け初むる 捨弘
姪の訃に胸の塞ぐ日冬至粥 心太
妻好きに過ごす一日よ女正月 心太
子等去りて猫も鼾の女正月 惟之
小正月女一人でカプチーノ 敬子
お気に入り 道端の小さき田圃に松飾 照子
この一年それぞれが俳句の世界でどのような飛躍、変身をされるのか、とても楽しみです。寒さに悴んでばかりいられません。
スイッチ オン!!!
今年もよろしくお願いいたします。