水彩画と俳句の世界

自然を愛し、感性を大切にして「水彩画と俳句の世界」を楽しんでいます。

10月の詩(狗尾草・猫じゃらし)

2012年10月30日 18時03分18秒 | 秋の俳句

                    狗尾草(えのころぐさ) 草津市木川町にて

 イネ科の一年草で、野原や空地、路地などいたるところに生える。花穂を子犬の尾に擬してこの名がある。「猫じゃらし」ともいうが、この穂で猫をじゃらして興ずるからである。角川春樹編 合本現代俳句歳時記1998年より。

  猫じゃらし子の歓声に揺れやまず   惟之

  山の辺の湖見る畑の木守柿

  ハローインパン屋におばけ並びをり

  シシャモ干し秋の日あびて銀すだれ

  運動会飴喰い競争父子の顔

  月明り海のしじまの舟の宿

  石馬寺の近道こちら赤まんま

  月の夜に白馬で駆ける天使かな(シヤガール展)

  アンパンマン案山子となりて目を見張る

 

 

 

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2 コメント

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Unknown (よう子)
2012-11-01 10:44:56
ホンに、このねこじゃらしは美しいですね!
正に、絶妙のカメラアングル、自画自賛”もなるほど!”
と納得、一度水彩画展にもお邪魔したいと思いながら・・・

                          では
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絶妙のカメラアングル (nobuyuki)
2012-11-02 20:25:29
コメントありがとうございます。

この写真は偶然。グループホームの泊の翌朝、きれいとおもって自転車を止め、歩いてもどり、シャッターをきった3枚の1枚。

俳句も瞬間の作品に思いもかけず、お気に入りができますね。
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