水彩画と俳句の世界

自然を愛し、感性を大切にして「水彩画と俳句の世界」を楽しんでいます。

大牡丹

2008年05月19日 03時47分27秒 | 夏の俳句
散るさくら花芯の紅のまだほのか
ずっしりと雨を吸いおり花の屑

千尋の谷へ木霊す不如帰
母の日の特製オムレツ二十歳の娘

大牡丹一夜の雨に沈もれり
新緑の山肌かすめ雲行けり
初夏の日を弾き返して棚田かな

2006.5  惟之
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