水彩画と俳句の世界

自然を愛し、感性を大切にして「水彩画と俳句の世界」を楽しんでいます。

中山道柏原宿・清滝山(439m)

2012年03月22日 12時49分26秒 | 春の俳句

                  清滝山山頂から見た伊吹山              

 JR柏原駅→中山道柏原宿→徳源院→調子口→清滝山(439m)→清滝集落→JR柏原駅

近江百名山のひとつ清滝山にいってきました。JR柏原駅で下車(10:20)。改札がなくて「あれえ」と思いましたが、窓口にひとりいた。駅前の案内版でコースを確認して中山道を西に向かう。江戸時代に旅籠宿として賑わった面影を本陣跡、造り酒屋跡、蠟燭屋跡、一軒のみ開業している伊吹堂もぐさ屋などに見て、辻を北へ。街並みを外れると、緑の多い田園風景になる。蕗の薹を採ったり、所々の犬ふぐりが目に入る。伊吹山を向こうに芭蕉句碑に出会う。佐々木京極氏の菩提寺といわれる徳源院を過ぎて、登山口に入る。ここからの一気の急登がきついが30分程で、NHKアンテナのある清滝山の頂に出た。北に伊吹山(1377m)、南に霊仙山(1084m)を見る贅沢な清滝山。伊吹山の堂々たる山容には感嘆するばかり。後ろの霊仙山は鈴鹿山系の北端で、稜線の長い、ベテランには人気の山。 くもりの予報が外れ天候に恵まれたのが幸いした。下見に来たときは曇りで見えなかったK氏。反対に成らずよかったとーーーー。ありがたい。北東の遠景には中央アルプスもうっすら見えた。こんないいポイントではあるのに出会った一行は男の子2人連れの1組だけであった。下山は林間の伊吹山を見てルンルン。駅近くの八幡神社の境内では、2つ目の芭蕉句碑にめぐり遭いラッキーであった。

    中山道日陰て読めぬ「蠟燭屋」

        粕桶や造り酒屋に射す春陽

    林間や伊吹冠する春の雪

    春の昼伊吹の裾野「ひかり」過ぐ

    春昼餉前と後ろは神の山

    

    山頂を指差す如く猫柳

    

    

    

    

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