( 1月23日付 『市民タイムス』 )
大変遅くなってしまいましたが、
御嶽海、初場所、11勝4敗の2ケタ勝ち越し、ばんざぁ~いっ (2桁勝利は2場所ぶり)
横綱2人 (鶴竜、日馬富士)
大関2人 (豪栄道、琴奨菊)
を破り、
二つの金星
初の 「技能賞」を獲得 しましたぁ~
三賞獲得 は、昨年7月場所での 「敢闘賞」獲得 以来、2度目。
しかも、 幕内8場所目での快挙 なのだから、 スゴイ です ※ 注
もう、とにかく
場所が終わったら、5時過ぎにTVを付ける楽しみがなくてなんだかさみしいと思うくらい、御嶽海の取り組みを毎日楽しみにしていて、
家族みんなで、手に汗握りながら応援してるんです
( 両親は私以上に相撲全般を楽しんで見てますが。 )
そして、以前は地元の人たちの熱狂的大応援団ばかりが目立っていたけれど・・・
それが 「全国区」 に広がってきている感じがする喜び
場内の声援も、この、山間の小さな町から出た新進気鋭の小兵力士の旋風に、一段と 「御岳海」 コールが盛んになったように思う。
特に、今場所2つの金星を挙げたことからも、
御嶽海の取り組みをほぼ毎日取り上げてくれている夕方からの報道番組、NHK長野の 「イブニング信州」 だけでなく、
「全国区のスポーツニュース」 にも取り上げてもらえる喜び
なにより
一番うれしいのは、取り組みのたびに
「長野県木曽郡上松町(あげまつまち)出身」 と高らかに読み上げられることの誇らしさ
( めっちゃ、 郷土愛 )
勝った時のVTRを見るのは特に好きで、相撲はあまり詳しくないのだが、解説を聞くのも楽しみ。
今、勢いがあるとか、ノリにのってる、というだけでなく、相手がよく見えていてうまい相撲を取るとか、
彼得意の 「押し相撲」 というよりは、 「これはもう 御岳海の相撲 ですね」
とお名前は忘れましたが、その日の解説だった親方に言ってもらえた時は、サイコーに嬉しかったです。
本人も、相手がよく見えていたので、思い通りです、となどというようなことを試合後の勝利者インタビューで口にすることが多いのだが、
御岳海は、頭がよくて冷静なうえに、きっと相撲に対する天性のものがあるのだろう。
そして、
今場所の注目の的で感動的だったのは、なんといっても 大関 稀勢の里 が悲願の初優勝を成し遂げ、
そして明日、
1998年に横綱に昇進した若乃花以来 19年ぶりとなる “日本出身力士の横綱” が誕生する。
御嶽海は体も小さいし、横綱にはなれないだろうというのが初めのころの大方の見方であったが・・・
決めつけるのはまだ早い。
明日の 「横綱稀勢の里」 誕生に向けて、
ニュースでは 富岡八幡宮 (東京都江東区) に建つ 『横綱力士碑』 を映し出し、ここに稀勢の里の名が刻まれることの喜びを感慨深げに伝えていたが・・・
同じ郷土のネコタは、 横綱力士碑に御岳海の名が いつか刻まれてほしいなぁ~
と、強く願ったことです・・・。 ん まだ早い???
来場所 (3月場所、大阪) の番付は2月27日に発表されるそうですが・・・
なんだか楽しみですね。
( 三役に返り咲けるか もしかして関脇とか なぁ~んてね。 )
余談ですが・・・ 横綱力士碑が立っているのは、 と、富岡八幡宮ぅ~
それはネコタが大学を出て、意にそぐわない最初の就職をした某鉄鋼関係の会社があった、
東京のどこよりも詳しくなった街 「門前仲町(もんぜんなかちょう)」 に建っていて、会社の同僚と縁日になるとよく仕事帰りに遊びに寄っていた神社ではないかぁ~~~
ああ、知っていたらもっと詳しく見ておくんだった。
それにしても・・・
その後何度か転職を繰り返したのちに、在京時代、一番最後に、一番長く勤めていた某お寺は、双子山部屋 (当時は藤島部屋) のすぐ近くであったことからも、
自分、お寺にも縁があるが、何かと相撲に縁があるものだなぁ~、と思いましたことです。
【注】 「三賞」 とは・・・
殊勲賞、敢闘賞、技能賞を指す。
相撲協会の審判部幹部と、相撲記者、好角家で構成する溜会(たまりかい)などが選考。
1947年秋場所から、戦後の相撲復興を目指して制定された。
三賞の対象は関脇以下の幕内力士で、勝ち越しが条件。
「殊勲賞」 は横綱・大関を倒すか、優勝争いに大きく影響する勝ち星を挙げた力士に贈られる。
「技能賞」 は技能が優秀な者に贈られる。
「敢闘賞」 は敢闘精神あふれる相撲をとった力士が対象だが、新入幕で2ケタ白星を挙げたり、他の2つの賞には該当しないが、活躍した力士に贈られることが多い。
賞金は各賞200万円。
( 知恵蔵2015の解説より )
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