暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

アレックス・ライダー Stormbreaker

2011年03月28日 22時50分35秒 | 洋画>★★
2007年/英・米・独/ジェフリー・サックス監督/アレックス・ペティファー ユアン・マクレガー ミッキー・ローク ビル・ナイ アリシア・シルヴァーストーン
2011年3月28日 テレ東午後のロードショー〔スーパー・スパイ・アクション!!!〕

【あらすじ】
幼少児に両親を亡くし、叔父イアン(マクレガー)に育てられているアレックス・ライダー(ペティファー)は中学生。イアンはアレックスに内緒の凄腕スパイだが、任務中に殉職してしまう。イアンの上司ブラント(ナイ)は、あれやこれやでアレックスをテスト誘導し、なんだかんだで中学生スパイの誕生だ!
アレックスはイアンの任務を引き継ぎ、新感覚コンピュータ<ストームブレイカー>を開発販売するダリアス・セイル(ローク)の真の目的を暴く。邪悪な計画を粉砕するのだ、行け!女王陛下の少年スパイ!


14歳のガキにしちゃ、やけに少年らしさのない顔のアレックス・ペティファー。どうせ童顔の大人を<中学生>と言い切っちゃってるマイケル・J・フォックスシステムだろうと思いきや、あれで16、7なんだそうな。両親とも芸能人で、7歳からモデルをしている下積み知らずのお坊ちゃん。労働の苦労も金銭の尊さも知らず、16歳で既に喫煙していたというから、少年特有のふっくらした輪郭が失われてしまったのだろうか。うわー、嫌な奴っぽい。
007の美少年版というコンセプトなんだろうけど、こんな優等生よりも僕らはロドちゃんの<ダメっ子が世界を救う>「スパイ・キッズ」的オタクヒーローが好きなのよね。続編ができるなら、ジャック・バンコランを登場させてBLにしてしまえ。うおー、実写バンコランなんて、誰ができるんだ。
ビル・ナイがトニー谷だったり、ライダー家の家政婦ジャック(シルヴァーストーン)やミッキー・ロークの手下ミッシー・パイルなんかがコメディリリーフを担ってたり、最終スイッチの破壊でバネが飛び出てボンヨヨヨヨ~ンだったりするのは個人的に好き。アクション監督がドニー・イェンで、縄をぶん回すシーンはなかなか素敵だった。
無敵のヒーローっぽいユアン・マクレガーのイアン叔父さんがいつ復活登場するのかと待ってしまったが、そんなお約束演出はなかった…。
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