暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

クワイエット・プレイス A Quiet Place

2022年02月13日 20時21分47秒 | 洋画>★★
2018年/米/ジョン・クラシンスキー監督/ジョン・クラシンスキー エミリー・ブラント ミリセント・シモンズ ノア・ジュープ ケイド・ウッドワード
2022年2月7日 BSテレ東シネマクラッシュ

【あらすじ】
2020年、エイリアン襲来。彼らは視力こそ無いものの、音に敏感に反応した。人類は、音をひそめて生き延びる。
リトルフォールズの街に、ニ男一女の子を抱える、リー(クラシンスキー)&イブリン(ブラント)のアボット夫妻がいた。家族は音の無い自立サバイバル生活をすべく旅立った。ただ、幼いボー(ウッドワード)は道中エイリアンの犠牲になった。
1年と少し経過。イブリンは妊娠していた。長女のリーガン(シモンズ)はボーに対する罪悪感を抱え、こんなさなかに反抗期。長男マーカス(ジュープ)は、普通に臆病だった。
出産、嬰児の養育という音イベントを控える中、家族はモンスターにどう立ち向かうのか…!?


先日は「ドント・フリーズ」という「静かに!」作品を観た。そいつに着想を得たかどうかは定かでないが、敵をエイリアンというバケモノに据えてまた「静かに!」作品を観る。不思議と、静かに観てしまうものです。
ドントフリーズの時にも書いたが、聴覚に頼った相手には<静寂>よりもむしろ<騒音>こそが有効と思われるのである。たぶん頭のいい金持ちは防音シェルターでぬくぬくと暮らし、意図的に音を立てて寄ってきたバケモノを駆除してることでしょう。
あとこういうプロットで余計な口出しは野暮だろうが、視覚を犠牲にして聴覚で世界を把握している生き物は、超音波反射を利用した空間認識能力、熱感知能力などが発達していると想像できます。あの程度に息をひそめても、おおよそ無駄でしょう。
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