暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

人体のサバイバル!

2022年02月24日 21時04分21秒 | 邦画>★★
2020年/邦アニメ/奈須川充監督/(声)松田颯水 潘めぐみ 岩崎ひろし 石田彰 竹中直人
2022年2月20日 NHKEテレ東京

【あらすじ】
元気いっぱいサバイバル少年ジオ(松田)のもとに、ジャングル育ちの元気少女ピピ(潘)が遊びに来た。お腹が減って目を回したピピにゴハンを食べさせようと、知り合いの医学生ケイ(石田)を訪ねて病院へ来たふたり。ノウ博士(岩崎)の大発明<ヒポクラテス号>によりミクロ化したジオと博士は、うっかりピピの体内に侵入してしまう。消化器系から循環器系に取り込まれ、鼻から耳へ、そして脳へ。しかしそこで見たものは、良性ながら成長すればピピの命を奪う腫瘍だった…!?

子ども向けとは分かっていながら、科学的なアプローチで展開する内容であるため観る。時間も短いしね。この手のプロットは「ミクロの決死圏」を筆頭に、「インナースペース」「ドラえもん」「Dr.スランプ」等々で度々お目にかかるが、2020年になってもまだ作られるのか。
原作は韓国の学習漫画シリーズなんだそうで、登場するなりジオが「数々のサバイバルを乗り越えてきた」と紹介されるのは原作ありきのお馴染みさんと認識されていることに基づいているのでしょう。
脳天気なだけのシナリオと思いきや、ヒロイン(?)が唐突に生命の危機を迎えたりする。その前の寄生虫が結構衝撃ではあったのだが、それだけじゃダメでしたか…。
小学生には見て欲しい作品。でももうちょっと、作画は頑張ってほしいかな。あと竹中直人は要らない。
コメント