ハドソン・ホーク Hudson Hawk

1990年／米／マイケル・レーマン監督／ブルース・ウィリス　ダニー・アイエロ　アンディ・マクダウェル　ジェームズ・コバーン
2008年3月17日 テレ東午後のロードショー

【あらすじ】
かつてかのレオナルド・ダ・ビンチは、鉛を金に変える錬金術を完成させていた！
錬金に必要なプリズムは３分割され、それぞれダ・ビンチアイテムに隠されているそうな…。
時代は移って、２０世紀最後の天才泥棒ハドソン・ホーク（ウィリス）。１０年の刑期を終え出所し、賊から足を洗おうと思っていたがそうは問屋が卸さない。謎の富豪メイフラワー夫妻に強要され、ダ・ビンチアイテムを盗み出すハメに。
ＣＩＡのキャプラン（コバーン）＆お菓子の兵隊たち、バチカンの尼僧スパイアンナ（マクダウェル）らも入り乱れ、ミュージカル気分の強盗劇を繰り広げる。
ホークはメイフラワー夫妻の世界征服を阻止し、カプチーノを飲むことが出来るのか！？

バカ映画界ではその名も高い、これが噂のハドソン・ホーク！私のボルテージは思ったほど上がらなかったが、イイ味出してるポイントも多かったので殿堂入り。
メイフラワー夫妻の世界征服計画とは、金を大量に生み出すことによる金相場の暴落を狙っているもので、決して金生産による利益追求ではない。こういうとこはリアルなのに、鉛から金ができるという科学的不可能には目をつぶるんだよなあ。いずこも科学はないがしろだ。
そういえば、昔糸井重里が徳川の埋蔵金を探していた時、有識者が「もし見つかっちゃったら、金相場大暴落ですね」と冷静に判断していたことを思い出した。

サイレン Forbidden Siren

2006年／邦／堤幸彦監督／市川由衣　森本レオ　田中直樹　阿部寛
2008年3月29日 テレ朝深夜 堤幸彦監督スペシャル

【あらすじ】
東京都島嶼である夜美島へ、長男英夫の療養の為転居してきた天本家父（森本）＆姉由貴（市川）。だが、この島の住人はなんか変だ！？
島には、１９７６年に住民が消失するという怪奇現象があった。「サイレンが鳴ったら外に出てはならない」「狗は神、生者は悪」、人魚伝説、赤い女、１９７６年当時そのままの島民たち…。
鳴り響くサイレンと共に、ゾンビ化した父や島民たち！由貴はサイレンの鳴る鉄塔へ向かう。由貴と弟英夫の衝撃の真実、そして由貴と島の運命は！？

堤監督ってこういう映画も撮るんだなあ。ま、「明日の記憶」まで撮れるんだから、何でもアリでしょうが。
以下ネタバレ。

弟が由貴の妄想だってーのは分かったが、犬はどうしたの？昔の写真は何なの？赤い女の人は誰なの？阿部寛と同じ症状の何なの？
なんか消化不良。２回見る気はしないので、誰か解説して下さい。
元ネタはホラーゲームなんだそうで、そっちに興味が湧いた。

しっかし、由貴が「ヒデオ」を呼び過ぎ。イラつく～！数えてやれば良かった。