危険な兆候

2013-02-25 02:44:49 | Weblog
前回バイクカップルと遭遇したと書いたが、
1番鉢合わせNGなのが隣の若い女性である
これまでにその女性とあわやという場面が2回あった
そのうちの1回がつい先日である
いや~冷や汗もんですよ

その日、昼に音楽が聞こえていたので休みなのは分かっていた
休みの日は午後に外出するケースがあるんで一応気には留めていた
そして出勤時間間近になって外でバタバタする音が聞こえてきた
ドアが開く音もしたが隣なのかどうか確認できなかった
とにかく下からも音が聞こえてきて1部屋に絞れなかったのである

そして音がやんだ瞬間にそっと少しだけドアを開けた
普段から何もなくても念のためそっと開けて様子を見ることにしてるんだが、
開けた瞬間背筋が凍りついた
何と隣のドアが全開になってるではないか

俺は急いでドアを閉めて状況を把握しようとした
ドアに張り付いて耳を済ませてると中から女性が出てきて下に降りていった
ドアが閉まる音も確認できた
問題は下に車が止まってて荷物を上げるか下ろすかしてて、
また上がってくる危険性があるということだ
俺は静かに外に出て慎重に下を確認した
誰もいないし完全に外に出たようである

だが階段にいる可能性もあるんで耳を澄ませて慎重に下へと降りて行った
とにかく3階から早く脱出しなければならない
2階から下で会えば俺が2階から来た余地も残せるわけだ
これが3階で会ってしまうとほぼ隣の男だということがバレてしまうわけだ
無事に2階まで降りて結局誰もいないことが確認でき無事に敷地から脱出した

しかし危なかった
あと30秒遅くドアを開けていたらガッツリ目が合う危険性があった
仮に会わなくてもドアを思い切り開けてたら俺だ出ることがバレるとこだった
もしドアを開けて隣が開いてることに気付いてまた戻ったら逆に気まずい
かといって堂々と前を通り過ぎる勇気も無い
普段からそっとドアを開ける習慣が生きたわけだ

そして少し前に同じような危機があった
それは帰宅のときなんだが階段を上がって3階に出た瞬間隣のドアが少し開いていた
俺は瞬間的に立ち止まってしまった
すると俺の気配に気づいたのかドアが静かに閉まった
これは帰った直後なのか出ようとしてたのかは不明である
ただ、その後出なかったので帰宅した直後だったと思われる
もしそうだったとしたら視界に入ったはずだがまったく気付かなかった
たまに油断するんだが危機一髪だった

そして危機一髪ではないが外に出ようとすると、
なぜかドアにブーツが挟まっていてドアが少し開いていたことがあった
脱ぎ捨てて挟まったとは考えにくく意図的に挟んだとしか思えない
俺と同じでドアを開けて空気を入れ替えるために挟んだのだろうか
だが彼女のガサツな性格から考えると挟まったのを気付かずにいた可能性もある
いずれにしろドアが開いてると本当にドキッとする
彼女が越してきて9ヶ月だが、そろそろヤバいかもしれない
いつか来るその日を覚悟しておいたほうがいいだろう

彼女絡みで言うともう1つ困った問題があった
彼女は傘を通路のフェンスに引っ掛けてるんだが強風の日に飛んで、
俺の玄関と、もう片方の玄関の中間地点に落ちていた
俺は、すぐに気付いて拾うだろうと思い放置していた
しかし3日ぐらい経ってもそのままである
もちろんもう片方の男も知らん振りである

通行には何の影響もないんだがどうも気になっていた
彼女の傘で間違いないんだが俺が元の場所に戻すというのも微妙である
しかも誰かが触ったのであれば、もう使わないかもしれない
まして元に戻っていたら普通は隣が戻したと思うだろう
すると見知らぬ男が自分の生活に介入してきたというか、
自分のことを把握されてるというか不安になるのではなかろうか

しかし毎日傘が通路に横たわってるのを見るのも気分がよくない
彼女も当然気付いてるが隣の敷地という感覚があるのか一向に戻す気配がない
俺は意を決して戻すことにした
彼女が出勤の日に外に出たとき、素早く拾って、
元の場所である彼女の玄関前のフェンスに引っ掛けた

その夜、俺のほうが帰宅が先だったので傘はまだそのままだった
そして注目の翌日である
俺は出勤のためドアを開けてみると・・・、傘が消えていた
恐る恐る下を見ると捨てられてはいないようだ
一旦中に仕舞ったのだろうか
その後もゴミに出された形跡はなかった
あの傘は一体どこにいったのだろうか
今も使われいるのだろうか
やはり誰かが触ったということで気持ち悪くなって捨てたのだろうか

果たして俺が戻したのがよかったのかどうか悩ましい問題だ
だが通路に自分の傘が横たわってるのにそのままというのもどうであろう
いずれにしろ何かと気を使う隣人である
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敵の意外な姿

2013-02-19 01:59:48 | Weblog
いや~、このブログはすごいですね
前回書いた途端にこれですよ
何かと言うとバイクのカップルと見事に鉢合わせてしまった
1番会いたくないのは隣の若い女性だが、
それに匹敵するぐらい会ってはいけないのがバイクカップルだったのだ

何というか場所取りのライバル(笑)に顔を見られるのは、
気まずいと言うかばつが悪いと言うか正体を見破られた気分である
それはお互い様なんだが数的には2対1で不利である
そして部屋に入った瞬間なぜ気付かなかったのか自分を責めた

俺はマンションが近づくと必ず周囲を確認する
そして周囲に人がいれば警戒し、通り過ぎるまでは近づかず様子を見る
そして誰もいなければ素早く自転車を止めて上を見上げ、
階段から誰か降りてきてないか確認する
ドアの音も確認して誰もいないことを確信してから階段を上がり素早く中に入る

この一連の行為自体がアホで論外だが、それぐらい誰にも会いたくないのである
そこまでしてるのにたまに油断することがある
それが今回だったわけだ
実はカップルにまったく気付かなかった
理由は2人が曲がる位置に問題があった

俺のマンションの近くにコンビニがあり結構住人が利用してる
そしてそこに行くには道路を渡るんだが交差点の近くにあり、
そこまで行ってから渡るのが普通である
仮に夜で交通量が少なくても手前のほうで渡るのが普通だと思う

だが2人は直角に曲がってきたのである
道路の反対側を進んでマンションの真横まで来て渡ったわけだ
これをやられると俺としては普通に直進するものだと判断してしまう

ゆえに普通に自転車を止めていたわけだ
そしてふと後ろを見るとカップルが道路を渡ろうとしていた
それを見た瞬間すぐにピンと来た

一応説明しておくとバイクはすでに2台止めてあり、
徒歩でコンビニに行ったものと思われる
そして道路側の空いたスペースに俺が自転車を止めた状態である

俺は素早く階段を上がり横目でカップルを追った
あきらめてはいたがまだ通り過ぎる可能性も0ではない
祈るような気持ちで下に注意を払っていた
しかし無常にも階段を上る音がして、新しく埋まった部屋に入っていった
間違いなくバイクカップルである

俺がチラ見したとき軽く女性のほうと目が合ったが向こうも若干不安そうに見えた
俺も怪しさでは負けてないので同じようにバイクにイタズラされると思ったのだろうか
しかし予想外な2人だった
1台はビッグスクーターだったんで若いカップルだと思っていた
普段外でビッグスクーターを見かける時は乗ってるのは大抵若い奴で、
どちらかというとヤンキー系というイメージがあった

しかし見た感じ30代でおとなしそうで真面目そうなカップルだった
これなら自転車がどうこうされる心配はなさそうである
そして越してきた当初は深夜まで話し声が聞こえてまたかと思ったが、
今は問題もなく平穏な日々が流れている
こっちは見られずに向こうだけを見るというのが理想だったが、
とりあえず2人の姿を見て安心した次第である

さて、バレンタインが過ぎたがチョコをもらった(笑)
普段職場でよく話すおばちゃんだが、下駄箱に入ってたんでで驚いた
くれたのは俺だけだったんで純粋な義理でもないと思うが本命という表現も違うだろう
何とも微妙なチョコである



もちろん嬉しかったのは当然だが、お返しの悩ましさを考えると複雑である
もちろんホワイトデーには渡すが、俺のような汚いオッサンが売り場に行くのは勇気がいる
人が多い売り場でどさくさに紛れて買うつもりである

そして電気代だが6000円ちょっとだった
エアコンをほとんど点けず電気ストーブも極力抑えた結果だろう
もう少しで6000円を切れたが、去年より1000円ちょっとも下回った
もちろん我慢できるぐらい暖かく感じられたのが大きい
いくら節約したくても我慢できなければ無理である

別に1000円ぐらいいのだが節約できたのが数字で分かると嬉しいものである
しかし去年はエアコン、電気ストーブ、電気毛布とフル稼働だったが、
今年は本当に使う機会が少ない
電気毛布も普通の毛布で十分いけるので1度も使っていない
それと12月下旬のクリスマス寒波がすごかったんで、
それ以降は寒さに慣れたのも大きかったかもしれない

今の俺の生活で最大の難所である冬が終わるまであと少しである
例年1番電気代がかかるのが2月から3月である
去年7700円という最高記録を達成したのもその1ヶ月である
次の電気代がどうなるか自分でも注目している
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場所取り合戦勃発

2013-02-12 02:32:42 | Weblog
先日、俺のマンションで唯一空いていた部屋が埋まった
ここでも何度か紹介したが、あの最凶迷惑住人が住んでいたあの部屋である
あいつがいなくなってから概ね平和な日々が流れていたんで、
俺もネットの空室情報をチェックすることも無く時が流れていた
たまに確認しても空室状態が続いており家賃も値下げしていた

ここまで入らないもんなのかなあと思っていたら、
突然マンションの前に見たことのないビッグスクーターと原付が止められていた
最初は今住んでる1番若い奴の友達が遊びに来てるんだろうと思った
しかし毎日止まっている
ふと上を見上げると空いていた部屋の電気が点いていた
ついに入居が決まったようである

どうやら若いカップルのようだ
この前も同棲だったが今度も同棲である
しかしこんな狭い部屋で同棲が意外と多いことに驚く

まあその辺はいいとして大きな問題が勃発した
それはバイクを置く場所である
俺が自転車を止めてた場所に2台が置かれるわけである
1台だけならどうってことないが一気に2台となるとスペースがなくなってしまう
ギリギリ3台止められるんだが1台は大通りのほうに止めることになる
そうなるとイタズラされそうというか盗まれそうな気がするのである
まあ普通のママチャリなんで鍵を掛けとけば大丈夫だろうが、
常に不安な気持ちを抱き続けなければならない
そして大きな通りに面してるので撤去される可能性もあるわけだ

今は早い者勝ちになってるが俺が先に止めてて何かされるのも嫌である
昔同じ状況になって原付の奴に自転車を倒されたことがあったので、
また場所取り合戦が勃発しないか心配である
今まで無風だっただけに結構面倒くさい状況である

こうなると駐輪場が無いマンションは辛い
もっとも駐輪場があっても狭いと同じ状況になるだろうから、
やはりある程度のスペースがある駐輪場付きのマンションが最高である
今度引っ越すとしたら絶対条件になるだろう

しかし駐輪場を作らずにマンションを建ててはダメだろうと言いたくなる
もちろんそれを知った上で契約したんだが、やはり厄介なものである
これが1階なら玄関前に止められるしエレベーターがあれば上まで持って行って、
やはり玄関前に置けるんだが今の環境だとどうしようもない
自転車を持って3階まで上るなんて毎日じゃきついし、押すのも階段じゃ無理だ
小型自転車なら可能だが今更買い換えるのも面倒なんでこのままいくしかない
今は自転車が生命線なので本当に頭が痛い問題である

さて、今回は普段使ってるパソコンとテレビを紹介しようと思う
これが今使ってるパソコンである




2006年に買ったDELLのパソコンだ
当時54000円ぐらいだったと思う
メモリが512Mでハードディスクが30Gである
さすがにこのスペックではきついのでメモリも増設して外付けハードディスクも購入した
ただ当時としては高スペックの部類だったと思う
そして俺が購入した直後に一気に値段が下がりスペックが上がった

本当についてないとしか言いようが無い
だが今年で7年目に突入するが大きな故障も無く動いている
早く買い替えたい気持ちもあるが壊れるまでは使い続けるつもりである

そしてテレビだが、もちろんブラウン管である
2003年製というラベルが貼ってある
ヤフオクで7000円ぐらいだったと思う




以前に書いたが地デジチューナーがないため去年の夏に突然映らなくなった
だが、下のハードディスクレコーダーを通すとしっかり映るのである
ゆえにテレビを見るときは両方のスイッチを入れることになる
もちろん録画は普通にOKである
なぜHDDレコーダーを通すと見れるのか不思議だがこれは助かる
これも見れなくなるまで見続けることになるだろう

そして今の俺の生活を1番支えてると言っても過言ではないのがラーメンである
俺はいつも昼頃起きるんだが最初の飯はほぼ100%ラーメンである
その生活をもう5年続けている
どう考えても体にいいわけはないが手軽さと経済的な面からこれ以外の選択肢は無い
近所のスーパーで売ってるPBで5食パックで198円である



本当はここに塩味もあるんだが、ここの塩味は口に合わないんでこの3つである
そしてたまに他の高めのラーメンも食べている
最近で言うとラ王の袋麺が当たりである
ラ王を買うときは自分へのご褒美のときである

健康面を考えると3日に1回は普通のご飯にしたいのが本音である
これほど規則正しくインスタントラーメンを食べてる奴は、
全国的に見てもそうはいないのではなかろうか
しかも5年間ほぼ毎日である

いつかそのツケが回ってきそうだが、その心配をしつつも明日もラーメンである
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洗濯物の怪

2013-02-02 03:20:50 | Weblog
光熱費の怪に続いてまた奇妙な事件が起きた
それは突然洗濯物にカビが生え始めたのである
最初は何かが付着したのかと思ったが、間違いなくカビであろう
シャツやら短パンやらバスタオルにカビが点在している
これはシャツだがこんな感じである




これは不思議である
何度も書いてきたが俺のマンションにはバルコニーがないので洗濯物を外に干せない
かといって浴室乾燥で乾かすのも電気代を考慮すると無理である
そこで普通に部屋に干しているが、さすがに乾くのが遅い
だからカビが生えるのも当然と言えば当然かもしれない

しかしなぜ奇妙という表現を使ったかというと過去5年間それでもカビなど生えたことはなかった
1粒たりとも見た記憶はない
それが突然ここに来てなぜ?ということである

ならば何か変化があったかというと思い当たる節が2つある
まず1つは漂白剤の存在である
ここでも書いたがシャツの黄ばみを取るため初めて漂白剤なるものを使った
一応それなりに黄ばみは取れて目的は達したんだが当然かなり残ってしまった
もう当分使わないが捨てるのももったいないのでその後も少しずつ入れて洗濯してる

そうやってからカビが生え始めたのである
しかし漂白剤でカビが生えることなどあるのだろうか
むしろ逆にカビを落とす成分があるはずである
だが以前との変化はこれである

そしてもう1つ考えられるのは玄関のドアの隙間にテープを貼ったことである
俺の部屋の玄関には閉めた状態でも隙間が存在した
中から外の光が見えるぐらいの隙間だった
夏はそれが効果的なんだが冬は寒さの元凶だろうと思い今回初めてテープを貼った

以前ここで報告した浴室のドアの隙間を塞いだあのテープである
それを貼ったことにより空気の流れが悪くなりカビが発生したということも考えられる
洗濯物は玄関に干してるんで、あの隙間が結構重要だった可能性はある
だが完全には塞ぎきれていないんでいくらかは空気の流れがあるはずだが、
それでは足りなくなったのだろうか

とにかく厄介である
もちろんそれでも着てるんだが洗濯のたびに増えてきてる感じである
ロッカーで誰かに見られたら最悪である
黄ばんだシャツを着てるのも十分恥ずかしいが、
カビ付きシャツだと恥ずかしいという次元ではなく人としてアウトだろう

しかしバルコニーどころか実質窓が無い部屋というのはきついものである
窓は出窓が1つあるだけである
こんな感じで外側に開くタイプである



これを開け放すと虫が侵入してくる可能性があるんで開け放せないわけだ
冬ならいいが夏は結構きついわけだ
最近は夏場でも開き直って開けてるが普通の窓がある部屋がうらやましい限りである
これが内側に開くタイプならネットを付けることも可能だが外側では無理だ

去年ネットを買ってチャレンジしたがやはりダメだった
外に開くため窓を開け閉めするたびにネットをめくらなければならず固定できなかった
これがそのネットでいまだに保管してるが今後活躍することはないだろう



たまに出窓で両サイドの細い窓に網戸が組み込まれてるタイプがあるが、
あれなら問題ないわけで出窓だけにするならあのタイプにしてほしかったと切実に思う

そこで空気の流れを作るために窓を少し開けた状態にして、
反対側にある玄関に幅1.5センチの固形物を挟んで隙間を作り空気の流れを作っている
何に使われてたのか忘れたがこんな感じである





この幅ならば外から見ても不自然ではないだろう

たまに大きな物を挟んでる部屋を見かけるが開いてることが分かってしまうのは嫌である
なぜなら在宅してるとの証でありセールスが来た時に居留守を使えないからだ
だからこの固形物で我慢している
ただしこれだとゴキブリが侵入できてしまうのが辛いところである
去年巨大なクロゴキブリが侵入したのもこれで開けていたときだったと思われる
しかしこれで適度に換気をしないと部屋中カビだらけになる危険性があるのでやむを得ない
極力昼だけ開けるようにはしてるのだが一瞬の隙を突かれたらあきらめるしかない

そしてもう1つバルコニーが無い弊害として上げられるのがホコリをはらえないということだ
毛布でも布団でも洋服でも気軽にホコリをはらえないのである
バルコニーが無くても窓があればそこから手を出してはらえるんだが、
この出窓の幅ではそれすらもできない
だからホコリをはらうときは玄関を出て素早くはらってすぐに中に入っている
小さい物なら手だけ出してはらっている

玄関側から誰かが見たら意味不明の行動に見えるだろう
まさか反対側にバルコニーはおろか窓すらないなどとは想像もできないはずだ
下手をすると隣に嫌がらせをしてるとさえ思われかねない
とにかくベッドの上がホコリまみれになってると思われる
日差しの角度で見えるが寝返りを打っただけでホコリが舞ってるのが分かる状態である
しかしどうすることもできずそのままである
とにかく洗濯物も含めてバルコニーに憧れ続けた5年間だった

ここまで書いてきて、今年は俺にとって大きな節目の年だったことを思い出した
ちょっと大げさな表現だが今年の誕生日で50歳になってしまうのである
自分としては、ちょっと信じられないが紛れもない事実である
本当に恐ろしい数字である

俺が20歳ぐらいの頃は50歳と聞くと人生が終わってる年齢だった
50歳を過ぎてる人間に対しては、どんなに有名だろうが金持ちだろうが、
ただ若いというだけで勝ってる気分になったし50歳という年齢を哀れんでいた

その年齢に今年なるわけである
もちろん俺個人は終わってるんだが一般的には全然終わってない年齢である
この場所に来てみて初めて気づいた
思ったより気持ちも若いし体力的にもそれほど酷く衰えた感覚もない
勝手にイメージしてた50歳とは全然違う場所だったと言っていいだろう

ただし個人的には若い頃に描いたイメージとは全然違っている
まず独身というのが1つである
漠然と30歳までには結婚するだろうと思っていたがその気配すらない
そしてフリーターというのも想定外である
そしてある意味これが1番想定外だったかもしれないのが童貞ということである
まさか50歳の誕生日を完全童貞で迎えようとは若い頃は夢にも思わなかったわけである
風俗は何度か考えたが結局決断できなかった

一応ほんの一瞬だが彼女はいた時期はあった
ただキスは無しで、抱きしめたのが最高到達点だった
それでも今は不思議と悔いがないというか本当に無気力のまま生きてきたことを実感する
正社員の面接も何度か受けたし、採用が決まったこともあった
昔はその気になれば比較的容易に正社員になれた

だが、いざ採用が決まると怖くなって辞退した
とにかくあらゆることから逃げ続けてきた
今ふと思うのは20歳ぐらいのときに街で自衛隊にスカウトされたんだが、
あのとき入隊してたらどうなっていたのだろうということである
やはり途中で逃げ出していたのかそれとも出世してそれなりの地位に納まっていたのだろうか
過ぎたことだが1つのターニングポイントだったことは間違いないだろう

いずれにろ全国屈指の中身がスカスカの50歳がもうすぐ誕生するわけである
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