最後まで使う

俺は限界まで物を使うと書いてきた
とにかく普通の人が捨てるレベルでもまだ使う
先日スポンジが限界に達したがこれである



小さいほうは皿とかで、でかいほうは浴室などである
両方ともペラペラである
ちなみに小さいほうは長いやつを２つに切っている
洗う量が少ないので小さくて十分である
もちろん両方とも１００円ショップである

両方とも薄くなりすぎて穴が開いてきた
さすがに洗いづらくなったので交換である

そして洗濯洗剤も新しいのを買ってきた
最後に振って出なくなってから、もう１回だけ使う
それは洗濯槽に入れた水を容器ですくって振って元に戻す
これで底や周りに付着した洗剤が取れて１回分の量になる
これでようやく廃棄である

そして何度か紹介したがヘッドホンと老眼鏡である
ヘッドホンは無事だった片側も破損した



そこでセロハンで留めて修復である
これで晴れて両サイドがセロハンになった
上は老眼鏡で、これも両サイドテープである



テープで留めるだけで何不自由なく聞けるのだから問題はない
そして老眼鏡も何度もセロハンを貼り替えて使っている

壊れた段階で捨てる人が多いだろうが、
機能的に問題なければ捨てるのはもったいない
別に人前で使うわけでもないし、
誰も部屋に来ないから見られるわけでもない
ゆえに極限まで使えるわけである

もし部屋に誰か来てこれを見られたら、
こいつはどんだけ苦しい生活をしてるのかと思われるだろう
もちろんれっきとした負け組であり贅沢は出来ない身分である
しかしその中で小さな幸せを見つけ生きているのである

しかしこのヘッドホンは当たりだった
これまでのは壊れやすいうえに聞こえなくなるのも早かった
しかしこれは壊れにくく、いまだにちゃんと両方聞こえる
もちろんこれも１００円ショップだが個人的には当たり商品である
今更だが１００円ショップは本当にありがたい

その簡単に新しいのを買わない精神が裏目に出た出来事があった
醤油がほぼなくなりかけてたんで、そろそろ新しいのを買おうと思っていた
しかし若干残ってるので買わずにいた
あまり醤油は使わないので後回しにしていた

今の俺は物忘れが酷く思い立った時にやらないと忘れる
つまり醤油がなくなると気付いたときに買わないとダメなのだ
そして醤油がなくなったんだが買うのを忘れていた

その時に惣菜のとんかつを買ってきた
そして、いざ食おうと思ったとき醤油がないことに気付いた
もう後の祭りである
俺は何もつけずにとんかつを食べた
まあ味気ないがそれなりに食えた

ちなみに俺はとんかつは包丁で切らず、
そのままご飯の上に乗せる
でかくてそこそこ固い塊を噛み切りながら食う
なぜなら包丁で切ると洗わなきゃならないからである
豆腐なら切ってもサッと水だけで洗えるが、
揚げ物は洗剤を使わないとダメである
ゆえに面倒なのと洗剤がもったいないのとで切らずに食う

そして醤油がないと気付いたときは、
何もつけずに食うなど考えられなかった
いくら俺でもかつに何もなしで食うのは抵抗があった
翌日まで待とうか考えたが持つのか不安である

そこで仕方なく何もつけずに食った
だが食ってみたら意外といけた感じである
ご飯の上に何もつけない１枚のかつ
これぞナチュラルなとんかつである
だからと言って、もちろん今後は付けて食べるのは言うまでもない

トーン切り替え

前回マスクの話をしたが、
自分のマスクをキープしておけばいいじゃんというコメントが来た
言葉が足りなかったが当然その日使い終わったマスクはキープしている
それをして新しいマスクと交換するスタイルである
ただたまに忘れたり、あまりにも汚れが目立ってる時がある
作業中に手でマスクを触ることがあるためである
そういう時だけ他人のマスクをしているわけである

さて、俺のメインバンクは三菱東京ＵＦＪなんだが、
セキュリティー強化のため、
６月からインターネットバンキングの取引には、
ワンタイムパスワードが必須になる

スマホのアプリかカードを使うんだが、
俺はスマホがないんでカードを申し込んだ
そしてワンタイムパスワードカードが送られてきた



もちろん無料だが、これをかなりの人数に送るのは、
相当なコストではなかろうか

それはさておきこれを設定して使うことになる
電話の音声ガイダンスに従って設定するんだが、
ここで問題が発生した
俺の電話機は古いのでトーン切り替えができないのだ



♯の１を押してくださいと言われて押しても、
向こうで認識できず切られてしまう
今時こんな電話機を使ってるほうが悪いと言われればそれまでだが、
結局コールセンターに電話して郵送で送ってもらうことにした

するとここでまた問題が・・・
まずＩＰ電話なため、
この問題専用の番号である０１２０が掛けられないのである
普通の番号も分からず結局駅前の公衆電話まで出向いた

すると今度は郵送で申し込むというのは、
不審と思われてるのか、たかが請求するのに３０分近くかかった
通話料は無料だからいいんだが、
あちこちに回され中々終わらない
それだけ厳重に対処してると思えばそれも仕方ないが、
もう少し何とかならないか

そして事態はこれだけでは終わらなかった
送り先を現住所で伝えたために電話してくれとのメールが届いた
契約時は実家暮らしだったんで実家の住所で登録したんだが、
その住所と違うから送れないらしい

一応住所が変わってることを伝えたんだが、
伝達不足かなんか知らないがダメということになったらしい
そこでもう１回外に出て電話である

年に数回とはいえ０１２０が掛けられないＩＰ電話は本当に不便である
ちなみにＩＰ電話は１１０番や１１９番も掛けられない
もちろん携帯もないので緊急の時はどうするんだと思うが、
そのうち考えようと先送りしている

それはさておき今の住所に届けるには、
ログインして登録情報を変更し再び電話してくれとのことだった
一連の流れを経てのこれはさすがに精神的に無理である
そこで実家の住所を伝えた
後日カードを取りに実家に帰らなければならない

ワンタイムパスワードが必須になる時期まで、
まだ猶予があるので気が向いた時でいいのだろうが、
本当に参った
とにかく電話が長いのである
パスワードも伝えてるわけだから信じてほしいが、
やはりそれだけ厳重に扱わなければならないということだろう
ある意味ありがたい話だが、いい加減信じてくれよという感じだった
内容自体は１分で終わる話である
とにかく絶対やるべき作業が１つ終わって何よりである

と思ったらまた事件である
先日実家に帰ってハガキを見たら番号の有効期限が切れていたｗ



一体何をしてるのだろうか
実家の電話はトーン切り替えができるのでそこで番号を入手できるんだが、
今度はカードを持ってきていないから設定できないのである

まさか期限があるなんて知らないから持ってくるはずもない
電話で期限があることを伝えるべきではないか
もちろんそんなに間が空く奴などいないという前提なのであろう

ここでまた公衆電話まで行くか実家にカードを持って帰るかの二者択一だが、
さすがに少し間を空けないと無理である
必須時期まで間があるので少し休ませてくれという心境である
本当に参った一連の工程だった

さて先月の電気代だが５０００円を切っていた
俺にとっては衝撃である


確か過去最高の７８００円を記録したのがこの期間だったと思う
そこの区切りでの大幅減である
いくら暖冬とはいえこれは驚いた
しかしまた来年は元に戻るのだろう
まあ１回だけでもこの時期に５０００円切りできたのは自信が付いた次第である

マスクのありがたさ

今の俺の生活においてマスクは欠かせないと書いてきた
理由はこの顔を隠すためである
とにかく髭が濃くて困る
濃すぎて気軽に剃れない
夜の０時ぐらいのシャワー時に剃って、
次の日はその晩のシャワーまで剃らない
普通は朝起きて出勤前に洗面台で髭を剃るのだろうが、
俺は入浴時じゃないと剃らない
剃った後に顔を洗う時、服や袖が濡れるのが嫌なのである
それと範囲が広いので顔を洗うのと同じぐらい面倒である

気のせいか入浴時じゃないと、
クリームを付けても髭が柔らかくならないのだ
そして剃刀に髭とクリームが溜まった状態になる
そして何より時間がかかる
このように色々面倒なんで全裸の状態の時に剃ることにしている
だから１２時間以上経過した出勤時点ではえらいことになってる

というか剃った直後ですら既に汚らしい状態である
これを一瞬にして隠してくれるのがマスクである
しかもマスクをしていても何ら不自然ではない
本当にありがたいアイテムである

そして俺の職場が食品製造会社ということでマスクをする
しかも毛髪が落ちないようネット帽で頭を覆う
今は頭も相当薄いので頭も見られるのも嫌である
そして顔一面がシミだらけになってきた
そんなわけで素顔を見られたくないわけである

だから今の会社は本当にありがたい
隠すことが普通なのである
しかし唯一怖い瞬間が会社に来た時と帰る時である
当然ネット帽も取って素顔である
もちろん私服でも帽子もマスクもするんだが仕事の時より顔が出てしまう

この瞬間を乗り切るのが一苦労なんだが、
人の気配に怯えながら何とか乗り切っている
だから年に１回の健康診断が憂鬱なのである
完全な素顔でみんなの前に出ることになる
だから頼むから知ってる奴に会わないでくれと思いながら受診してる

健康診断の日時はあらかじめ告知されるので、
そこに合わせて当日に丁度薄毛が１番目立たない長さになるよう散髪する
そこまでするかと言われそうだがそれぐらい素顔を見られるのが恐怖である

俺は会社で一瞬でもマスク無しの事態を避けるため、
仕事帰りに翌日のマスクをキープしておく
しかしたまにマスクを取り忘れることがある
すると当日マスク置き場までマスク無しで行かなければならない
そこで誰かに会うとこの髭面を見られてしまう
そこでロッカーのゴミ箱にマスクが捨ててないか確認する
大体ゴミ箱には複数のマスクが捨ててある
そのマスクを拾ってマスク置き場までして行き、そこで新しいのに変える

顔を隠すためとはいえ他人が使ったマスクを使える奴はそうはいないだろう
まして男が使ったマスクである
咳をして唾が大量にしみ込んでるかもしれないマスクである
一応折れ具合を見て外側になってたであろう面を内側にするようにしている
マスク置き場までの短い時間とはいえ結構抵抗はある
しかし髭面を見られるのを避けるためには仕方ないのである

以前作業着も他人のを着たことがあると書いた
たまに新しい作業着が破けてたりする
また前日の作業で汚れがひどくなってるケースがある
総務に行って新しいのをもらえばいいんだが、
どうも面倒なんで洗濯かごに置いてある作業着を着ることがある
もちろん他の男が来てた作業着である

それをほぼ地肌の上から着る
マスクもできるぐらいだから作業着も問題ない
普通の人はどっちも絶対無理だろうが俺は出来てしまうのである
もちろんある程度きれいなのを選んで着てる

そして言うまでもないがマスクも作業着も本当にたまにである
いわば本当の緊急の時だけである
しょっちゅうではないし抵抗はもちろんあるということを付け加えておく