また眩暈である
本当に勘弁してほしい
俺の眩暈は良性発作性頭位めまい症というものである
医者に診てもらったわけではないがこれで間違いない
耳の辺りにある耳石というのが剥がれて三半規管に入り込み、
平衡感覚が狂って眩暈が起きるのである
その日もベッドで横になってネットをやっていて、
頭を動かした瞬間に、
スイッチが入ったかのように景色が回り出したのである
耳石が三半規管に入った瞬間である
今回その瞬間が完璧に自覚できた
その瞬間、ああ入っちゃったかという感じで、
しばらくそのまま回る景色を眺めていた
とにかく頭を上げていれば大丈夫なんだが、
頭を下に向けたら眩暈が起きて、立っていられなくなる
何年か前に初めて症状が出たときは本当にビビった
目を覚ました瞬間、
部屋がグルグル回って死ぬんじゃないかと思った
しかし放置してると3日ぐらいで治まった
それを数年ごとに数回繰り返してきたが、
ここに来て異変が起きた
とにかく治りが遅いのである
1か月経っても治らなくなってきた
仕事は頭を下げないようにすれば、
何とかなるんで日常生活はまあまあ普通に送れる
しかし寝るときに寝返りを打てないのがきつい
横を向くと一気に眩暈が襲ってくるのである
そして先日最大級の眩暈が起きた
数日前に眩暈になり、とにかく朝から気分が少し悪かった
その日は出勤だったが、
これならギリギリ何とか行けそうだと思っていた
しかし徐々に症状が重くなってきて、
最終的に立ち上がることもできなくなった
俺は電話がないんで会社に電話するためには外に出て、
公衆電話を使わないとダメなんだが、
休む決断をした時にはもう外に出るのは無理だった
ギリギリまで出勤するつもりで粘ったのが裏目に出た
そしてついに1番してはいけない無断欠勤をしてしまった
しかし責任者は俺が電話を持ってないことを知ってるので、
分かってくれてるはずだと思って断腸の思いで無欠した
その後、眩暈が起きたときは、わざと頭を動かしたほうが、
治りが早いということで横を向いたんだが、
最上級の眩暈が来てゴミ箱にリバースしてしまった
そして起き上がって戻したレジ袋を浴室に置きに行った
この時、ゴミ箱に替わりのレジ袋を被せればよかったんだが、
早く横になりたくてそのままにした
そして早く治したいという一心から、
もう1回やってみようと横を向いたら、
また強烈な眩暈に襲われ、
今度はゴミ箱にダイレクトにリバースした
レジ袋さえ被せてれば問題なかったんだが、
それをしなかったせいで翌日ゴミ箱を入念に洗う羽目になった
眩暈は何回目かだがリバースしたのは初めてである
しかも2回である
これがトラウマになり寝るときは一切頭を動かせなくなった
これは結構きついもんである
横向きになれず仰向けのままずっと天井を見てる状態である
そして俺はネットやテレビを見るときも、
ベッドで横になった状態で見ている
ところがそれ以降、座った状態で見ることになった
これがまたきついのである
普段横になって何かをする習慣が付いたので、
長時間座るということができないのである
ちなみにこの眩暈というのは寝相がいい人がなりやすいらしい
寝相が悪いと頭が頻繁に動いて三半規管に耳石が入り込んでも、
耳石自体は脆いので自然と砕けてしまうわけだ
しかし寝相がいいと頭の位置がずっと固定され、
石が同じ場所にずっと留まることになる
よく考えたら俺は寝相は相当いいほうだと思う
上を向いた状態で寝たら1度も横を向いてないような気がする
いつもちゃんと上を向いたまま目が覚めるのである
まあ何回か寝返りしてるだろうが、
回数は相当少ないはずである
だからこれになりやすく、なった後も中々治らないわけだ
そしてその後ずっと寝込んだままでいると、
いきなりドアが叩かれ俺を呼ぶ声がした
決死の思いで立ち上がって覗き穴を覗いたら父親だった
聞いたら俺が無断欠勤してるから、
会社が心配して電話してくれたようである
それで急いで父親が様子を見に来たわけである
父親とて以前倒れており体調は万全ではない
それを電車でわざわざ来てくれたわけだ
まあ実家に電話してくれるのはありがたいが、
父親に来られてしまうと放っておいてくれたほうが、
よかったかなという感じである
しかし心配して電話してくれたわけだから本当に感謝である
そして大丈夫な旨を伝え帰ってもらった
普通なら部屋に上げるだろうが部屋の中はゴミ屋敷である
いくら親でも上げられる状態ではない
わざわざ電車で来た親を玄関で帰すというのは、
とんでもないことだがこれも俺なのである
この時、父親が薬を買ってこようか聞いてくれたが断った
早く横になりたかったので、長々と話をするわけにもいかず、
周りのことも考え、とにかく早く帰ってほしかったのである
本当に最悪の息子である
とにかくこの時ほど電話の必要性を痛感したことはなかった
電話1本できないせいで大騒動である
プロバイダのIP電話サービス終了で、
固定電話が使えなくなったのが痛かった
かといってほとんど使わない携帯を買うのも抵抗がある
よってこれだけのことがありなら、
いまだに電話を買っていないわけである
ならば別のプロバイダに乗り換えて、
IP電話を使おうと思ったが、
ちょっと調べたらもうどこのプロバイダも、
IP電話サービスは終了してるようである
自分に何かあった場合のことも考えれば、
電話は絶対必要なんだが、いまだに決断できないのである
とにかく電話を使うシチュエーションがほぼないのである
この部屋を借りるときも不動産会社の人に、
密に連絡を取りたいから携帯番号教えてくれと言われたが、
持ってないと言うと驚かれたし信じてもらえなかった
教えたくないから持ってないと嘘をついてると思われた
それぐらい今の時代に携帯を持ってないというのは、
あり得ないことなわけである
しかし本当に電話を使う機会がないのである
もうしばらく電話無しの生活が続きそうである
さて今回のように気分が悪くなったときの応急措置として、
とりあえず薬を買ってきた
以前眩暈には酔い止めの薬が効くということを聞いていたので、
それを買ってきた
この眩暈は耳石を取り除かないと治らないので、
本来薬は症状を多少和らげる効果しかない
1番効果があるのはエプリー法といって、
頭を動かして耳石を三半規管の外に出す方法である
ネットでもやり方が多数紹介されてる
ただ素人が見よう見まねでやるのもリスクがあるし、
病院に行ってやってもらうのも踏み切れない状況である
とにかく頭を気持ち悪くなるぐらい動かすので、
リバースしそうなのである
とりあえず薬で出勤できるレベルまで症状が治まればいいわけだ
ついでに脂漏性湿疹の薬も買ってきた
これにも俺はずっと悩まされ続けてる
いまだに治療薬は開発されてない病気である
とにかく放っておくと顔の脂が固まって、
フケとなって剥がれ落ちてくるのである
3日に1度の洗髪の際に脂の塊を洗い落として、
これを眉の上と鼻の横に塗るのである
それを怠るとその部分が赤くなり、
かさぶたみたいになるのである
だからこれが必須なのである
上が脂漏性湿疹の薬で下が酔い止めである
フルコートは今使ってるのはこの状態だが、
まだ使い続けてる
普通の人ならとっくに捨ててるだろうが、
俺は最後の1滴まで絞り出すつもりである
指だともう押し出せないが、
このペンチで押すと極限まで絞り出せるのである
薬は数年前に開けてからずっと外に出しっぱなしで、
今現在薬の効果が持続されてるのか不明だが、
これを塗ると症状は出ないので有効性は残ってるようだ
ちなみにこのペンチは高校卒業後に行った専門学校でもらった、
工具箱の中にあったんだが、なぜかこれだけは捨てなかった
何か使い道がありそうだと思ってたが、
それがここで役に立ったわけである
ちなみに入学の際、諸々70万ちょっとかかったが、
2か月で辞めた
大金をどぶに捨てて本当に親には申し訳なかった
話を戻すと耳石が剥がれやすくなるのは、
カルシウム不足ということで煮干しを食べることにした
塩を使ってないのがいいということでこれにした
これを1日3尾食べている
効果があるか分からないが、
少しでも眩暈が起きる確率が下がれば御の字である
耳石が入らないように、
三半規管を塞ぐという手術もあるらしいが、
そこまでは踏み切れない
とにかくこれからも眩暈の恐怖に怯えながら、
生きていくことになるわけである
本当に勘弁してほしい
俺の眩暈は良性発作性頭位めまい症というものである
医者に診てもらったわけではないがこれで間違いない
耳の辺りにある耳石というのが剥がれて三半規管に入り込み、
平衡感覚が狂って眩暈が起きるのである
その日もベッドで横になってネットをやっていて、
頭を動かした瞬間に、
スイッチが入ったかのように景色が回り出したのである
耳石が三半規管に入った瞬間である
今回その瞬間が完璧に自覚できた
その瞬間、ああ入っちゃったかという感じで、
しばらくそのまま回る景色を眺めていた
とにかく頭を上げていれば大丈夫なんだが、
頭を下に向けたら眩暈が起きて、立っていられなくなる
何年か前に初めて症状が出たときは本当にビビった
目を覚ました瞬間、
部屋がグルグル回って死ぬんじゃないかと思った
しかし放置してると3日ぐらいで治まった
それを数年ごとに数回繰り返してきたが、
ここに来て異変が起きた
とにかく治りが遅いのである
1か月経っても治らなくなってきた
仕事は頭を下げないようにすれば、
何とかなるんで日常生活はまあまあ普通に送れる
しかし寝るときに寝返りを打てないのがきつい
横を向くと一気に眩暈が襲ってくるのである
そして先日最大級の眩暈が起きた
数日前に眩暈になり、とにかく朝から気分が少し悪かった
その日は出勤だったが、
これならギリギリ何とか行けそうだと思っていた
しかし徐々に症状が重くなってきて、
最終的に立ち上がることもできなくなった
俺は電話がないんで会社に電話するためには外に出て、
公衆電話を使わないとダメなんだが、
休む決断をした時にはもう外に出るのは無理だった
ギリギリまで出勤するつもりで粘ったのが裏目に出た
そしてついに1番してはいけない無断欠勤をしてしまった
しかし責任者は俺が電話を持ってないことを知ってるので、
分かってくれてるはずだと思って断腸の思いで無欠した
その後、眩暈が起きたときは、わざと頭を動かしたほうが、
治りが早いということで横を向いたんだが、
最上級の眩暈が来てゴミ箱にリバースしてしまった
そして起き上がって戻したレジ袋を浴室に置きに行った
この時、ゴミ箱に替わりのレジ袋を被せればよかったんだが、
早く横になりたくてそのままにした
そして早く治したいという一心から、
もう1回やってみようと横を向いたら、
また強烈な眩暈に襲われ、
今度はゴミ箱にダイレクトにリバースした
レジ袋さえ被せてれば問題なかったんだが、
それをしなかったせいで翌日ゴミ箱を入念に洗う羽目になった
眩暈は何回目かだがリバースしたのは初めてである
しかも2回である
これがトラウマになり寝るときは一切頭を動かせなくなった
これは結構きついもんである
横向きになれず仰向けのままずっと天井を見てる状態である
そして俺はネットやテレビを見るときも、
ベッドで横になった状態で見ている
ところがそれ以降、座った状態で見ることになった
これがまたきついのである
普段横になって何かをする習慣が付いたので、
長時間座るということができないのである
ちなみにこの眩暈というのは寝相がいい人がなりやすいらしい
寝相が悪いと頭が頻繁に動いて三半規管に耳石が入り込んでも、
耳石自体は脆いので自然と砕けてしまうわけだ
しかし寝相がいいと頭の位置がずっと固定され、
石が同じ場所にずっと留まることになる
よく考えたら俺は寝相は相当いいほうだと思う
上を向いた状態で寝たら1度も横を向いてないような気がする
いつもちゃんと上を向いたまま目が覚めるのである
まあ何回か寝返りしてるだろうが、
回数は相当少ないはずである
だからこれになりやすく、なった後も中々治らないわけだ
そしてその後ずっと寝込んだままでいると、
いきなりドアが叩かれ俺を呼ぶ声がした
決死の思いで立ち上がって覗き穴を覗いたら父親だった
聞いたら俺が無断欠勤してるから、
会社が心配して電話してくれたようである
それで急いで父親が様子を見に来たわけである
父親とて以前倒れており体調は万全ではない
それを電車でわざわざ来てくれたわけだ
まあ実家に電話してくれるのはありがたいが、
父親に来られてしまうと放っておいてくれたほうが、
よかったかなという感じである
しかし心配して電話してくれたわけだから本当に感謝である
そして大丈夫な旨を伝え帰ってもらった
普通なら部屋に上げるだろうが部屋の中はゴミ屋敷である
いくら親でも上げられる状態ではない
わざわざ電車で来た親を玄関で帰すというのは、
とんでもないことだがこれも俺なのである
この時、父親が薬を買ってこようか聞いてくれたが断った
早く横になりたかったので、長々と話をするわけにもいかず、
周りのことも考え、とにかく早く帰ってほしかったのである
本当に最悪の息子である
とにかくこの時ほど電話の必要性を痛感したことはなかった
電話1本できないせいで大騒動である
プロバイダのIP電話サービス終了で、
固定電話が使えなくなったのが痛かった
かといってほとんど使わない携帯を買うのも抵抗がある
よってこれだけのことがありなら、
いまだに電話を買っていないわけである
ならば別のプロバイダに乗り換えて、
IP電話を使おうと思ったが、
ちょっと調べたらもうどこのプロバイダも、
IP電話サービスは終了してるようである
自分に何かあった場合のことも考えれば、
電話は絶対必要なんだが、いまだに決断できないのである
とにかく電話を使うシチュエーションがほぼないのである
この部屋を借りるときも不動産会社の人に、
密に連絡を取りたいから携帯番号教えてくれと言われたが、
持ってないと言うと驚かれたし信じてもらえなかった
教えたくないから持ってないと嘘をついてると思われた
それぐらい今の時代に携帯を持ってないというのは、
あり得ないことなわけである
しかし本当に電話を使う機会がないのである
もうしばらく電話無しの生活が続きそうである
さて今回のように気分が悪くなったときの応急措置として、
とりあえず薬を買ってきた
以前眩暈には酔い止めの薬が効くということを聞いていたので、
それを買ってきた
この眩暈は耳石を取り除かないと治らないので、
本来薬は症状を多少和らげる効果しかない
1番効果があるのはエプリー法といって、
頭を動かして耳石を三半規管の外に出す方法である
ネットでもやり方が多数紹介されてる
ただ素人が見よう見まねでやるのもリスクがあるし、
病院に行ってやってもらうのも踏み切れない状況である
とにかく頭を気持ち悪くなるぐらい動かすので、
リバースしそうなのである
とりあえず薬で出勤できるレベルまで症状が治まればいいわけだ
ついでに脂漏性湿疹の薬も買ってきた
これにも俺はずっと悩まされ続けてる
いまだに治療薬は開発されてない病気である
とにかく放っておくと顔の脂が固まって、
フケとなって剥がれ落ちてくるのである
3日に1度の洗髪の際に脂の塊を洗い落として、
これを眉の上と鼻の横に塗るのである
それを怠るとその部分が赤くなり、
かさぶたみたいになるのである
だからこれが必須なのである
上が脂漏性湿疹の薬で下が酔い止めである
フルコートは今使ってるのはこの状態だが、
まだ使い続けてる
普通の人ならとっくに捨ててるだろうが、
俺は最後の1滴まで絞り出すつもりである
指だともう押し出せないが、
このペンチで押すと極限まで絞り出せるのである
薬は数年前に開けてからずっと外に出しっぱなしで、
今現在薬の効果が持続されてるのか不明だが、
これを塗ると症状は出ないので有効性は残ってるようだ
ちなみにこのペンチは高校卒業後に行った専門学校でもらった、
工具箱の中にあったんだが、なぜかこれだけは捨てなかった
何か使い道がありそうだと思ってたが、
それがここで役に立ったわけである
ちなみに入学の際、諸々70万ちょっとかかったが、
2か月で辞めた
大金をどぶに捨てて本当に親には申し訳なかった
話を戻すと耳石が剥がれやすくなるのは、
カルシウム不足ということで煮干しを食べることにした
塩を使ってないのがいいということでこれにした
これを1日3尾食べている
効果があるか分からないが、
少しでも眩暈が起きる確率が下がれば御の字である
耳石が入らないように、
三半規管を塞ぐという手術もあるらしいが、
そこまでは踏み切れない
とにかくこれからも眩暈の恐怖に怯えながら、
生きていくことになるわけである