タオルが落ちた場所

2012-02-26 03:09:19 | Weblog
1人暮らしが5年目に突入したわけだが、この部屋でやってることは大体同じである
朝起きてから夜寝るまでの流れはほぼ固定化している
そんな中で初めての出来事というのもたまに起きる
特に平穏なリズムを崩すような出来事が起きると精神的にストレスが溜まっていくわけだ

そんな初体験が先日起きた
それはシャワーを浴びるため浴室に入ったときのことである
俺は浴室に入ると、まず用を足す
この段階では水は流さずに置いておく
そして歯を磨きヒゲをそり体を洗う
そして最後にもう1回用を足して流す

最初流さないのはヒゲをそるとき洗面器にお湯を溜めるんだが、
そのお湯を便器に入れて少しでも最後に流す水の量を節約するためである
そして夜中に行かなくて済むように念のため最後にもう1回搾り出して流すわけだ

そして事件は突然起きた
俺の浴室はバストイレ一緒なので当然だがタオルをかけるパイプハンガーがトイレ側に付いている
そしてその日はいつものような流れで進み最後に軽く体を拭くために、
タオルを取ろうとした瞬間である

手からタオルが滑り落ち便器の中に落ちた
タオルが便器に落ちていく間、何も出来ずただ見ているだけだった
最後に流す直前の出来事である
つまりヒゲを剃ったときの水で多少薄まってはいるものの7割方尿混じりの水である
しかもタオルの一部が水が溜まってる部分に落ち完全に染み込んだ状態である

俺は一瞬間をおいて我に返りタオルを取り出した
いくら自分のとはいえ、きれいなものではない
普通はどうするのか知らんがシャワーを熱めのお湯で出して洗った
洗剤は付けておらず軽く洗っただけである

そして絞って顔と体を拭いた
シャワーを浴びてスッキリするはずが重苦しい気持ちである
普通はそのタオルは洗濯に出して別のタオルを使うだろうが、
洗濯のサイクルは決まってるので変更は出来ない
もちろん次の洗濯まで使い続けた

しかし何かを取るとき掴み損ねて落とすことが増えたとはいえ、
タオルを便器に落とすのは想定外である
落としそうになったことすら過去にはない
というか便器に落とすという概念すらなかった
本当に同じ生活を長く続けてると驚くべき出来事が起きるものである

ついでに前にも少し書いたと思うが、
その後の流れを言うと浴室を出たらバスタオルで体を拭いてベッドの上に座る
そしてトイレットペーパーを15センチぐらい取ってテーブル(収納ケース)に置く
そして耳かきのヘラの部分で鼻くそを取る
爪でも取れるがヘラのほうがきれいに取れる
鼻の奥の穴のふちにこびりついたのをヘラで取って鼻の穴の内側の部分をヘラで削る

そうすると鼻水状の柔らかい塊がきれいに取れる
頭を洗った日は鼻の穴の中の先端部分に溜まった柔らかい塊をヘラで内側からかき出す
そして取った鼻くそは用意しておいたティッシュに付けていく
大体10個ぐらいの鼻くそが付く
普通ならその時点で捨てるが俺はその場においておく

そして朝起きたら用を足したあと、その鼻くそがこびりついたティッシュで先端部分を拭いて流す
ここまでがシャワー後トイレットペーパーをちぎってから始まる1セットの流れである
俺は自宅でも会社やスーパーなどでも必ず用を足したあとはティッシュで拭く
もちろん小でも個室に入って用を足す

正確には忘れたが20代の頃から公衆トイレで立ってしていないと思う
立って用を足して、そのまましまうという男なら当然の行為ができなくなってしまった
トイレに誰かいると用を足せない男が増えてるらしいが気持ちはよく分かる
また小でも座ってやる男が増えつつあるのも同じである
やっと時代が俺に追いついてきたということだろうか

ただ、今はティッシュ必須になってる
年とともに用を足して出し切ったと思った後に第2波がやってくるのだ
だから一旦出終わってから第2波を待つ
それが出終わると何回か無理矢理搾り出してティッシュで拭く
こうしないと漏れたのがパンツに付きそうで怖いのである

前回書いた老眼といい確実に体が衰えてきている
そして物忘れも笑えないレベルに近づいている
現在48歳だが実年齢はプラス10歳ぐらいではなかろうか
特に40を過ぎてからの衰え方がジェットコースター並みである
知らない間に顔もシミだらけになってしまった

かといってそれを遅らせるために何かするかといえば何も出来ず流れに身を任せるだけである
まあもうすぐ50なんだから別にいいじゃんと開き直れるんだが正直寂しいし切ない気持ちもある
これが今現在もしくは昔が充実してれば違ってくるのだろうが、
過去から現在において何もなかった人生である

結局何の山もないまま終わっていくのであろう
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必須アイテム

2012-02-20 03:13:28 | Weblog
さて、先日ついに禁断のアイテムを購入した
これだけは買いたくなかったんだが、ついに限界に達した

それは老眼鏡である
昔、父親が老眼鏡をかけ出したときのショックが大きかったため、
自分だけは絶対にかけたくないと思い続けてきた

だが近年急激に老眼が進行し、とにかく文字を読むのがきつくなってきた
1番困るのが説明書の類である
以前は何とも思わなかったが今ではなぜ、あんな小さい字で書くのか怒りさえ覚える
近づけるとぼやけ、離すと小さくて読めない

だが読むだけなら今でもある程度対処できる
見える文字だけで、全体が概ね把握できるからだ
だが問題は書くときである
これにより買う決断をした

もちろん書くだけなら書けるんだが、枠にキッチリ書き込むのが難しいのである
契約書の類を記入する機会がたまにあるんだが、これが厳しくなってきたのである
なんて言うか自分の文字を完璧に把握できないのだ

そのため枠に入りきらなかったり余白が出たりしていた
そこで購入せざるを得なくなったわけだ
こう書くと大げさだが単に100円ショップで買っただけである

度数がいくつかあったが中間を選んで購入した
しかし、今更だが100円ショップは本当にありがたい
老眼鏡まで105円で買えるし日常必要なものはほぼ揃ってしまうと言ってもいい
本当にありがたい存在である

そして帰宅後、早速かけてみた
これはヤバい
いきなり目が回るというか気持ち悪くなってきた
文字は見えるんだが周りを見ると吐き気すら覚える気持ち悪さである

以前強烈なめまいに襲われたと書いたが再発しそうなぐらいの症状である
これは使えないじゃんと思ったが対策を考えた
要は周りを見ないで文字だけを見るのである

つまり目を瞑ってめがねをかけ、書く直前に目をあけて記入欄だけを見るのである
そして書き終わったら眼を瞑ってめがねを外すのである
これで気持ち悪さは回避できた

しかし、これは最高である
自分の文字がハッキリと見えるから細かい部分でもきれいに書ける
とにかく丁寧に書けるようになった

ただ1度使ってしまったら後戻りできないというか老眼はさらに加速するのではないか
もちろん誰でもなり、年々悪化するのだから使用は避けられないのだが、
俺もついに向こう側に行ったというか橋を渡ったなという絶望感はある

俺の中では老眼鏡=オヤジを飛び越えて年寄りの領域に足を踏み入れたイメージがあった
だからギリギリまで我慢したかったアイテムだったわけだ
だがテレビで同年代のタレントが老眼鏡をかけてるシーンを見るとホッとするのもある
誰でもいつか必ずかけるんだという安心感だろうか
まあそれを言ったら誰でもいつか死ぬんだが、誰もがなるというのは受け入れやすいものである

さて、先日少しだけいいこと?をした
俺のマンションは駐輪場がないんで近くのマンションの駐輪場に無断で止めてるんだが、
そこの駐輪場周りに結構ゴミが散乱していた

普通は定期的に管理会社が掃除に来ると思うのだが、いつまで経っても散らかったままである
そこで俺は日頃止めさせてもらってるお礼に出勤前にゴミを片付けることにした
問題は拾ってるときに誰かが来ることである
そこでマスクをして会社からゴム手袋を持ってきて、いかにも管理会社の清掃業者のように装った
ジャンパーは例の紺の作業用ジャンパーだからパッと見は清掃員である

そしてレジ袋を持ってゴミを拾い始めた
散らかってると言っても狭い範囲なんで3分ぐらいで終了である
終了後、改めて見るとスッキリして気分がいいものである
もちろん無断で止めてるわけだからプラスマイナス0どころかまだマイナスかもしれない

だが身勝手な解釈だが、とりあえず置かせてもらえる権利は得たような気がした
しかし誰1人として片付けようとしないのはどうなのだろうか
俺は自分のマンションでもゴミが落ちてれば拾っているんだが・・・

とりあえず、いつも利用する場所がきれいになったのは気分がいいものである
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電気代やら隣やら斜め下やら

2012-02-13 03:17:49 | Weblog
注目の電気代が来た
7360円だった
前回より300円上回って記録更新である
エアコンを稼動したことにより、ひょっとして1万超えるかと思ったが意外と少なかった
引越し当初なら凍りつく額だが今では普通に受け入れられる

これで夏と冬の最大値がほぼ把握できた
結論は臆せずエアコンを使うべしだ
確かに7000円はでかい額だが、3ヶ月ぐらいの辛抱なんでどうってことない
やはり1度は何も我慢せず体が求めるままに使ってみるというのは大事だ
そして最大値を出して、そこからどう減らしていくかを考えるほうが得策だと思う
数千円の電気代にビビッて毎日寒さに凍えてるようでは馬鹿らしい

次の山は夏だが夏は浴室を暖める必要もなく、
電気ストーブやら電気毛布もなくエアコンだけだから安心である
設定温度31度という裏技を発見できたことで躊躇なく使える
扇風機も使うが、こっちはほとんど電気を食わないので意識すらしなくてOKだろう
7000円を経験すれば5000円でも安く感じられる

これでやっと冬の恐怖から解放されそうである
今更だが、やはりエアコン最強である
設定温度さえ気をつければ、さほど恐れることはない
冬は19度、夏は31度で完璧である

しかも俺の部屋のエアコンは相当古いタイプだから、
新しいタイプならもっと安く収まるかもしれない
しかし毎日のように通販の暖房器具を探し回っていたのに、
結局エアコンかよと自分にツッコみたい気分ではある

さて以前、新しく越してきた隣が斜め下の騒音を俺の騒音と勘違いされたと書いたが、
やっと俺ではなく下だと気づいたようだ
あれからもたまに大声で怒鳴ってるが、文句を言いに来る気配はない
普通ならこれで一安心だが、ちょっと複雑である

最初、下で怒鳴り声がしたら俺のインターホンを鳴らし、
俺が出なかったら戻って思いっきりドアを閉めたほどの男である
なぜ下の奴には行かないのか?

かなり大声で怒鳴ってるが、まったく行く気配がないのだ
やはり俺の姿を窓から見て、あいつなら勝てそうと思われたのだろうか
そして下の奴は怖そうだから行けないのだろうか

舐められたと言っては、くだらなさ過ぎるが男の端くれとしては複雑である
今度は逆に俺がインターホン鳴らして下に行けよと言いたい気分である
少なくとも気づいた時点で謝ってもらいたい気分だ
まあとりあえずこれで命の危険は回避されただろうからよしとするしかあるまい

さてその隣人だが、やはり定職には付いていないようだ
とにかくずっと部屋にいるので困る
もう片方は朝出て夜帰ってくるという健全な生活をしてるから、
そいつも出てくれれば安心して昼間音を出せるんだが、ずっといるから気を使ってしまう

本当に買い物にちょこっと出かけるだけだ
やはり生活保護なのだろうか
ただ雰囲気は不気味だが騒音に関してはパーフェクトである
とにかく生活してる感じが一切伝わってこないのだ

テレビや電話や食事を作るなどの生活音が一切聞こえてこない
聞こえてくるのはベッドがきしむ音とくしゃみだけである
本当に得体の知れない隣人である

もちろん向こうが聞いたらお前に言われたくないという話なんだが、
生活保護でなければどうやって生計を立ててるのか聞いてみたいものだ

さて、そのストレスの元凶である斜め下の男だが、どうやら契約更新してしまったようだ
電気料金滞納するぐらいだから更新料払えずに出て行くだろうとの淡い期待があった
それもあって俺も迷った挙句契約更新したわけだ
だが、どう考えてもそいつが越してきて2年は経過してると思う
正確な日付は覚えてないが最悪の結果になってしまった

もちろん毎日でもないし我慢できないレベルではないんだが、
またしばらく付き合うのかと思うと気が重い
やはり更新料より新たに探すほうがきつかったのだろう

あいつさえいなければ本当に平和なマンションなんだがうまくいかないものである
世の中とは本当に思い通りに事が運ばないものである

ある意味あいつに世の中の厳しさを教えてもらってる気分だ
何も努力せず手ぶらで生きてきた俺の人生の現在地が、
そんな迷惑な奴の住んでるマンションということだ

自業自得とはこのことだろう
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結局・・・

2012-02-06 03:15:07 | Weblog


さて2月に入り寒さのピークを迎えてるが、これまでの苦労がなんだったんだという状況になってる
とにかく寒さに弱すぎる俺は様々な対策を立てて乗り切ろうとしてきた
年齢とともに冬を乗り切るのが本当にきつくなってきており大げさではなく命懸けになってきた
電気毛布を買って今度はカーボンヒーターでも買おうかと、あれこれ探していた

そんなとき冬を乗り切るためのサイトを、あれこれ見てるとエアコンがベストという意見があった
俺はすっかり忘れていた
俺の部屋にはエアコンが付いてるのである
今時エアコンが付いてるのは当たり前だが意識の中から、その存在が欠落していた
夏は使っていたのにである

もう電気代は覚悟を決めている
とにかく冬を乗り切るのに電気代など気にしていられない状況だ
そこで試しに18度に設定して電源を入れてみた
冬にエアコンを使うのは以前に人が尋ねてきたとき以来だ

いきなり冷たい風が勢いよく吹き出してきた
さすがに18度はきついかと思い20度に上げてみた
相変わらず冷たい風が吹き出してる
これ以上上げると電気代はどうでもいいと言いつつ大変だろうなと思ってると、
徐々に部屋が暖まってきた

吹き出し口に手を当ててみると、さっきまで冷風だったのが温風に変わっていた
相当古いエアコンだったので温風が出るまで時間を要したわけだ
俺のマンションは築23年だが、恐らくそのとき取り付けて交換はしてないと思われる
とにかく現在では見ることのない角ばった形をしてる

それでもさすがエアコンである
完全に部屋が暖まった
さっきまで温度計が12度ぐらいだったのに、今は設定どおり20度になっている
だったら18度でも大丈夫じゃないかと思い後日試してみた

やはり最初は冷風だが10分ぐらいで温風に変わった
しかしさすがに18度ではヒンヤリする
そこで19度にしたら、だいぶ暖かさが実感できるようになった
これでベスト温度は19度に決定した
これなら電気代も大きく跳ね上がることはないと思う、というか思いたい
結果が出たら報告したい

しかし、越冬対策をあれこれ模索して結局出た結論が最初から付いていたエアコンだったというのは笑える
なぜ気づかなかったのか不思議である
ちなみに浴室の寒さ対策もエアコンのおかげで、だいぶ楽になった
エアコンをつけた状態で浴室のドアを開け浴室内も暖める

ある程度暖まった状態でドアを閉めて乾燥のスイッチを入れれば暖まる速度が格段に速くなる
いける!これなら冬を乗り越えられそうな手応えを感じた
問題は電気代だけだ
ただ1日中つけてるわけでもなく、せいぜい3時間ぐらいだ
あとは切っても余熱でしばらく暖かさは持続する
7000円の記録を更新するかどうか注目である
これで10000円超えてたら笑うが、ここまで来たら突き進むだけだ

せいぜい正味3ヶ月だ
10000円ケチって何かあったら目も当てられない
エアコン、電気ストーブ、電気毛布の3点セットで乗りきろうと思う

そして先日、近所のスーパーで作業用のジャンパーを部屋着として購入したと書いた
部屋着はおろか寝巻きとしても使う予定だったが今では完全に外出用のメイン上着になってしまった
いわゆる紺の建設作業員が着るようなジャンパーである
俺はこの手のジャンパーはどうも抵抗があった
建設作業員に対して特に偏見もないし偏見を持てる身分でもないんだが、
どうも普段着にするものではないような気がしていた

しかし、いざ着てみると、これがさすがに暖かいのだ
今まで着ていたのが薄くて風を通す生地だったので余計に暖かく感じる
これは大ヒットというか、お買い得だった
さすが寒い現場で活躍してるだけのことはある

もちろん、もっと暖かい防寒着もあるだろうしファッション的にもいくらでもあるだろう
だが1300円ぐらいでこの暖かさとなると、そうはないのではなかろうか
スーパーの隅っこで売られてたんだが、まさに掘り出し物だった

本当に何が幸いするか分からないものだ
春までもう少しの辛抱である
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