最強眩暈

2017-05-01 01:22:02 | Weblog
また眩暈の再発である
数年前に初めて発症して以来、
ちょくちょく再発する

しかしここまで重いのは初めてだった
そして眩暈になる瞬間を体験したのも初めてだった
病名は良性発作性頭位めまい症というやつである

耳石が剥がれて三半規管に入り込むことで、
平衡感覚がおかしくなるらしい
普通に立ってるときはいいんだが、
頭を横や下に向けると最悪で立っていられなくなる

それでも過去のは3日ぐらいでピークを過ぎて、
1週間で元に戻った
だから強行出勤しても耐えられた
むしろ安静にしてるより、
体を動かして石を動かしたほうが治りが早いので、
多少無理をしてでも仕事に行ったほうがいいのである
基本的に頭を上下に動かす動作はないので、
何とか根性で乗り切ってきた

しかし今回は違った
今まで通り3日で山は過ぎたんだが、
3日目に左向きで寝たら再発し、
当初より酷い状態になった
そして十何年振りかで会社を欠勤した

この眩暈はずっと同じ姿勢を続けてるとなるらしい
大体同じ体勢で寝てる人がなりやすいようだ
寝相がいいと剥がれた耳石が1カ所にとどまって、
固まってしまい、それが三半規管入ってしまうと、
眩暈が起きるわけである
俺はテレビでもパソコンでも、
長時間体の左側を下にして横になって見ている
これが最悪だったようだ

そして左向きから仰向けに体を動かした瞬間、
頭がフワッとする感覚に襲われ、天井が回り出した
眩暈自体には慣れてるのでまたかよって感じだったが、
起きてるときにスイッチが入ったのは初めてである
今までは寝ていて起きた瞬間に、
ぐるぐる回るというというパターンだった

それでもいつものように強行出勤した
いくつかの作業ポジションのうち、
1番頭を動かす場所だったので大変だった
仕事中は極力頭の位置を動かさず何とか乗り切った
傍から見てたらとてつもなく不自然な動きだったと思う
そしてそれを繰り返し3日ぐらいでピークを過ぎたが、
何気なく魔の左側ポジションを取った瞬間、
症状が悪化してついに欠勤に追い込まれたわけである

そしてこれが難敵だった
全然眩暈が引かないのである
眩暈の場合は普通は耳鼻科なんだが、
ついに決断しなければという気になった

三半規管に入った耳石を、
頭を動かして外に出すエプリー法というのがあるんだが、
これをやるのが1番手っ取り早く治るようである
一応ネットでもやり方が載っており素人でもできるんだが、
失敗する確率も高く、やはり専門医にやってもらうのが間違いない
そして調べたら近所にそれを前面に打ち出してる病院があった

このエプリー法は経験が必要で、
医者なら誰でもできるというわけではないらしい
そこでその病院に行く直前まで気持ちが追い込まれたが、
やはり今まで自然に治したんだから、
ここで行ったら負けみたいなアホな考えが浮かび見送った

そして普通に戻るまで結局1ヶ月かかった
ここまで長引いたのは初めてである
それでもまだ万全ではない
もしかしたら眩暈ではなくもっと重い病気かもしれない
それでもギリギリまで我慢するつもりである
なぜか分からないができるだけ自然に治したいのである
虫歯とかは別だが待って治るなら待ったほうがいいのである

それにしても眩暈はきつい
俺はネットもテレビも寝ながら見てたんだが、
これができなくなったのが辛い
普通に座ってネットをやる習慣がないのである

まあそれでもあの辛い眩暈が再発するよりはマシである
今は再発の恐怖に怯えながら過ごす毎日である
とにかく枕が低いと耳石が三半規管に入りやすいということで、
このように枕の下に本を敷いて高くしている





これにより今のところ大丈夫である
ちなみにこの本は以前ここで紹介した本である

中学の時に母親が勝手に家庭教師を頼み、
その先生が契約が終わるときにくれた本である
まさかここでこんな形で役に立つとは思わなかったし、
先生もこんな使われ方をしてるとは思いもしないだろう
もしかしたら今部屋にあるものの中で1番古いものかもしれない

とにかくしばらくは、これで様子を見るしかない
コメント (1)
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