台風が去る

2012-04-21 02:54:19 | Weblog
さて久しぶりに明るいニュースである
明るいと言うか1人暮らしを始めてから1番うれしい出来事があった
正確にはまだ起きてないんだが、ついに斜め下のあいつの引越しが決まった
ここでも再三登場した、あのあいつである
俺は隣が引っ越したんで毎日不動産のサイトでその部屋をチェックしていた
そのページがなくなれば契約が決まったということが分かるからだ

だが引っ越してから、もう1ヵ月半が経過してる
本当に掲載されてるのかサイトをチェックしてみた
すると俺のマンションの画像があり家賃が安くなってる

???、反響がないんで家賃を下げたのかと思い詳細を開いてみると・・・、
何とあいつの部屋ではないか!
何度も番号を確認したが間違いなくあいつの部屋である

俺は更新したと思ったが丁度2年で出て行くのだろうか
俺も正確に覚えてないが更新料を払った直後に出て行くとも思えない
やはり今月で2年だったのだろうか

何はともあれ万々歳である
何度も言うがあいつだけがガンであり、あいつさえいなければ平和なマンションなのである
隣の人にも教えてあげたいぐらいだ
引渡しは来月になってるのでもうしばらくはいるようだがポストにテープが貼られる日が待ち遠しい

もちろん次に来る奴があいつ以上のバカという可能性もあり、
それがその部屋ではなく俺の隣というリスクはあるんだが今はとりあえず喜びに浸っていたい気持ちだ
しかし、あいつの隣に住んでる女性は知ってるのだろうか
隣は中国人の30代ぐらいの女性である
俺が知る限り普通に働いている
朝に出勤して夜中の10時ぐらいに帰ってくる健全な生活をしている

だから夜中に騒がれるのはきつかっただろう
よくぞがんばったと労いたい気分だ
あいつが越してきたときは、3部屋あるフロアはあいつしかいなかった
そしてもう片方の角が埋まり真ん中だけがしばらく空いていた

俺は心の中で誰も来るなよと思っていた
だから真面目そうなその女性が来たときは本当に気の毒だったし、すぐに出て行くんじゃないかと心配した
だが本当によく耐えたと思う
これで次もバカが来たらさすがに考えるだろうが束の間の平和を満喫してもらいたいものだ

しかし俺の隣はいまだに誰も来ない
俺が部屋にいる間、1回だけ女性が見に来た
また女性かよと思いつつも変な男が来るよりいいかと思っていた
だが結局気に入らなかったのか契約はしなかったようだ

駅からもまあまあ近く一応最上階角部屋ですぐに埋まると思ったが簡単には決まらないものである
俺からすればずっと空いててほしいんだがそうもいかないだろう
今の状態は最高なんだが逆に日々不安が募っている
とにかく早く決まって精神的に楽になりたいもんである
もちろんバカは勘弁してほしいが長引くのも精神的にきついもんがある
本当に1人暮らしというのは色んなことでストレスが溜まるものである

そう考えるとやはり実家暮らし最強である
俺も何度も実家に逃げ込みたいと思ったことがあった
だが近い将来親はいなくなる
どっちにしろ1人で生きていかなくてはならない
ならば早く1人暮らしを軌道に乗せなければならないのである

とにかく1人暮らしは精神的にタフでなければやっていけないと痛感した
48歳のおっさんが今更言うセリフではないが自立するのが遅すぎたせいで精神的に脆すぎる
この隣人問題もそうだし日々の食事やら買い物やら精神的に一杯一杯である
もちろん当初に比べたら強くなったとは思うが年齢にはまだまだ追いついていない

普通なら結婚して子供がいる年齢である
子供はおろか孫がいても不思議ではない
それを思うと俺より若くて家族を持ってる人は本当に尊敬する
自分に当てはめると考えられない

よく今風の若い夫婦が子供が騒いでるのを注意しない光景を見て頭に来ることがあるが、
それはそれとして結婚して家庭を持ってること自体は本当にすごいなあと思う
俺は家庭を持つという経験をしないまま死んでいくわけだが、
そのこと自体は自分の中で消化できてるんだが最近少しうらやましいというか、
俺も1度は家庭を持ってみたかったなあと思うようになった

ちょっと大げさだが先祖代々受け継がれてきた血が俺の代で途絶えてしまうというのは、
両親及び、ご先祖様に申し訳ないという気持ちもある
自分の血を受け継いだ人間がこの世に存在しないというのは寂しいもんである

これが兄弟の誰かが結婚して子供がいれば別なんだが弟妹の2人とも俺と同じになりそうである
だからこそ最近そういうことを感じるようになった
もちろん、だからといって今更結婚することもないわけだ

せっかく3人も産んだのに誰1人孫を連れてこないのだから親不孝な息子たちである
有名大学に合格したわけでもなくスポーツや芸術で賞を取ったことなく、
1番喜んだ瞬間は産まれた時だっただろう
親にとって俺たちは産まれた瞬間がピークだったわけである
その親も、もうすぐいなくなり俺たち3人もも何もないまま死んで行くわけである

斜め下のあいつが引っ越すので喜んで書いてたのに最後は暗い話になってしまった
それもまた、このブログらしくていいだろう
コメント
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