決死の散髪

2012-01-15 02:28:34 | Weblog
さて散髪だが6日に決行し無事に乗り切った
何度か書いてるが、俺は電動バリカンで自分でカットしてる
床屋の空気に耐えられず何かないかと探していて見つけた
値段も安いし長さを調節して押し当てるだけだから、
特に髪型は気にせず短くなればいいという人には絶対お勧めである
さて、その日だがその前から震えも治まってたんで、
これならいけるかもという感触を得ていた
だが散髪から洗髪、毛の掃除まで全部ひっくるめて1時間は要する
この状況で耐えられるのかという不安はあった

そこで万全を期すために前から考えていた対策を施した
まず俺の部屋の浴室はドアに換気用の窓が付いてる
これは下部にあって水が外に出ないような作りにはなってるものの、
風を通す構造になってるため外の冷気がダイレクトに侵入してくる

それと同時に中の暖かい空気も外に逃げてしまう
乾燥をつけて温風を出しても穴が開いてて逃げてしまう状態である
そこで外側から新聞紙を貼って塞ぐことにした

もちろん完璧には塞げず4隅をテープで留めただけだ
だが、これだけでもだいぶ違うはずだ
そして天井に換気口が付いてる
よく見ると穴が2つあり1つは換気用の穴で、もう1つは乾燥用の温風が吹き出してくる穴である

この換気用の穴から風が強い日などはダイレクトに吹き込んでくる
この穴の部分を塞いで乾燥用の穴だけを開けとけば外に通じる隙間をすべて塞げたことになり、
効率よく浴室が暖まるはずだと考えたわけだ
ここも換気用の部分だけ新聞紙で塞いだ

そして万全を期して30分前から乾燥のスイッチをONにした
そして30分後、恐る恐る浴室を覗いてみると・・・、さほど暖まっていないではないか
30分も乾燥をつけてたのになぜだと思い乾燥の穴のところに手をかざしてみると何と温風が出ていない
ジンワリと暖かい空気が漂ってるが外に吹き出してはいなかった

まさかと思い塞いだ換気のほうの新聞紙を剥がすと勢いよく温風が吹き出してきた
俺が無知だったようだが乾燥というのは空気を循環させて温風を出す仕組みになってるようだ
換気用の穴から空気を吸い込んで乾燥用の穴から温風を出すようなのである
つまり換気用の穴を塞いでしまうと温風が出ないのである
どうりで新聞紙がピタッと貼り付いてたわけだ

しかし困った
これを取ると外の冷気が入ってきてしまう
かといって塞いだら温風は出ない
どうしたものかと考えた挙句、吸い付かないギリギリまで離して隙間を作った状態で貼ることにした
これでも冷気は入るが真下への直撃はさえぎってるので冷気がダイレクトに体を直撃することはない

これで温風が吹き出して、じんわり暖まってきた
これならいけると思い散髪を開始した
しばらくすると、むしろ暑さを感じるぐらいになってきた
そして余裕を感じつつ、無事にカットを終え通常の洗髪から体を流して無事に終了した
1時間ぐらい浴室にいたが特に寒さは感じなかった

これは大きな自信になった
極端に言うと命懸けのつもりでのカットだった
やはり冷気の侵入をある程度阻止できたのが大きかったようだ
いつも天井から冷気が吹き付けてくるのを、ある程度は遮断できたし、
ドアの窓も新聞紙を貼ったことで足元から来る冷気を遮断できた
これだけで全然違うものである

ただ、ネットで調べたら最近の中では特に気温が高く、それも乗り切れた大きな要因だった
本当にそれを見たときは神に感謝した
この時期のカットを乗り切ったことで次のカットは2月中旬ぐらいになるんで、
気温が高い日をセレクトしてカットできる

その後も寒気は感じてるものの、あの強烈な寒気は影を潜めている
そのうち出てきそうで怖いが、とにかく今月を早く乗り切りたい
もちろん2月も寒いんだが2月なら冬の出口が見えるし下旬になればポツポツ暖かい日が出てくるはずだ

もちろんまだ浴室恐怖症は拭いきれてないが散髪という大きな山は越えることができた
コメント
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