naumiの日常

naumiと愛猫アリソン・キャメロン・立夏(りっか)【故なつ・うめ・みお】、そして同居人のアホ彼との日常

旅日記その2(弘前市、ミニ白神、鯵ヶ浜温泉)

2015-07-14 01:14:20 | 
【2日目】




早朝から朝風呂に入り(十和田湖に靄がかかってとても素敵な眺めでした)、いざ食事会場に行くと、男性陣はみんな食べ終わっていてビックリ!





あれだけ酔っぱらっていた問題児も、完食してコーヒーまで飲んでましたさ。







そして一路、弘前市へ。

途中でトイレ休憩に寄った公園の花がキレイでした。





昨日より岩木山もよく見えました。





弘前城近くの津軽藩ねぷた村で昼食なんですが、それまでは弘前城を見学、アップルパイの美味しいお店がいっぱいあるので市内散策でした。





弘前城の間近まで来た所で自由解散になったので、みんながお城に向かう中、ひとり公園内を飛び出す私。

この日私は、どうしても行きたい場所があったのです。

それはここ。





実はこの日のこの時間帯、h*ginginのaiさんが参加する『skip』のイベントが、弘前城から車で15分ほどの所で開催されることになっていたんです。

最初、行程表を見た時は自由時間があるので、aiさんに連絡を取ってお子さんともどもぜひともお会いしたいな~くらいに思っていました。

しかし、イベントの告知を見た時、これは必殺『突然来ました攻撃』をしなくては!と決意し、仕事もそっちのけで(←ヲイ)ネットの地図で位置を確認し、距離や時間をおおよそ想定。

すると、イベントが始まる午前11時の少し前には着けそうだと確定。

で、公園の外に飛び出したら、ちょうどタクシーが1台止まっていたので、さっそうと乗り込みました。

とても話好きな運転手さんで、休日には丸1日かけて、郊外にある自宅からバスでやってきて、弘前市内のあっちこっちをウォーキングしてるんですって。

そうこうしているうちに、予定通り15分ほどで到着。

入口にはすでに10数人が待っています。

そんな中、天気も良かったのでひとり日傘をさして立つ私。

余談ですが、今回の旅行で地元の女性とおぼしき方々は、けっこう陽ざしがあっても日傘どころか帽子すらかぶらない方がたくさんいました。

高知よりは陽ざしがきつくないのかな?




で、予定時間よりもちょっと早めに開場~。

皆さん、一気に会場内になだれ込んで行きます。

私も、aiさんのバッグが欲しかったので、まずそれをゲットするために流れに乗って行きました。

青のしましまも良かったんですが、肩にかける長さはこっちのほうがちょうどだったので、これに決定。





ついでといっては申し訳ないですが、こういう形のポーチも欲しかったので、ちょうど好きな色合いでもあったのでこちらもゲットしました。

(他の方の作品です)

お会計の前に、近くにいた係の方に、aiさんはどの方ですかとこっそり教えてもらったら、奥にいる紺のTシャツの方ですよ、とのこと。

ではまずお会計を、とレジに並ぶと、それこそ紺のTシャツを着た女性が横から現れて、レジのお手伝いを始めました。

この時点で、私、勝手にテンションマックス!

お札を出す手が震えてしまうほど。

オイオイオイオイ、落ちつけよ。

さんざんシュミレーションしただろ。



aiさんですか~?

私、わかります~?ウフフ~。

ヒントその1 県外から来ました~

ヒントその2 西日本から来ました~

ヒントその3 四国から来ました~

このあたりでわかるかしら?




と、通勤途中の車内で、何度も何度もシュミレーションしただろ。

落ち着け、落ち着くんだ自分!

しかし、現実はそれどころじゃーありません。

とにかく、時間もないので声をかけねば!と意を決して、商品を包んで下さった女性に、ドッキドキしながら小声でaiさんですか?と問うたら、いえaiさんなら奥にいます、とのお返事が。

あああ、そそそうですか、ありがとうございます、となんとか返事をし、これまた緊張で震える手でお釣りをなんとか財布に入れ、いざ、いざいざ奥へ。




いた…いましたぞよ。

長年、会いたいと思っていたひとが目の前に!!!

この時点で、テンションマックスに加えて、緊張マックスで勝手に涙目になる、ちょっと怪しい年齢不詳のオバチャン。

多分、声はかなり震えていたと思うのですが、なんとか言えました。




「aiさんですか…?」

「はいっ?!」

「…わかります?」(これが精いっぱい)

「えっ?」




ヒントを考えてたくらいなので、すぐにわかるはずもないだろうと思っていたら、私が持っていたaiさん作のショルダーバッグを見たとたん

「えっ?なんで?どうして?わざわざ来てくれたんですかっ?」

とわかってくれて、aiさんも涙ながらにプチパニック。

私もすごく泣けてきて、ろくに言葉も出なかったため、旅行の日程表を取り出して、これこれこうこうで来たと、なんとか説明することができました。

本当に、会える日がくるなんて、ずっと来たいと思っていたこのイベントにも来ることができたなんて、まさに夢のよう。




ネット上での知り合いの方は多数おりますが、実際にお会いできたのは、福岡県在住のtakeruさんと、東京都在住のぺもぺもさんだけです。

(この時は会えるってわかっていたから今回ほど緊張しなかったけど、実際には出会った時はやっぱり感動して、こっそり涙目になっていたのはヒミツ)

このおふたりなら、1時間ちょいの飛行機の直行便もあるので、いざ行こうと思えば日帰りだって出来る所にいらっしゃいます。

(それでもなかなか行けないのよね…ああ、またお会いしたいわ)

だけども、高知県から青森県となると、行ってみてわかったんですが遠いんです、実に遠いんです。

国内なのに、お互いに一生会うことはないかもしれない…と思っていたほど。

それに加えて、その頃なっちゃんおよび現在入院中の祖母(99歳)の体調があまりよくなくて、旅行は直前でキャンセルになるかも…という危機が、出発前日まであったんです。

(今はどちらも安定してますよ~)

今回の旅行では、



無事に出発することができて

途中なんのトラブルもなく順調に進み

このイベントの時間にその近くに来る行程になっていて

しかも自由散策だった




というのは、本当に奇跡だと思いました。




短い時間ながらもいろいろお話して思ったのが、ブログの文面から伝わる、明るくてシャキシャキした感じそのまんまの素敵な方だなあ、ということです。

…オ、オバチャンはどう見えたかな?想像より老けてたとか肥えてたとか思われたかな?


わずか30分程度しかいられませんでしたが、もし私が丸1日ここにいることが出来ても、aiさんはとても忙しそうだったので、ちょうどいいくらいだったかもしれません。

今度会えるのはいつになるかはわかりませんが、今度は私が高知に行きます!と言ってもらえたのはとても嬉しかったです。

ちなみに、持って行ったショルダーは、物はたくさん入るし、肩紐は幅広なので重くなっても肩に食い込まないし、汚れてもネット使用で洗濯機でざぶざぶ洗えるし、と大変重宝しています。




持っていったのは右側のパープルです。

5年前の日光・草津の旅行の時も持っていったなあ、うんうん。




名残惜しさいっぱいにお別れしたあと、乗ったタクシーの運転手さんもなかなかお話好きで、読売ジャイアンツの大ファンで、東京ドームにまた試合を見に行きたいとおっしゃってました。

でも、行きの運転手さんも帰りの運転手さんも、高知県の正確な位置がよくわからなかったらしく、行きの方は確か四国でしたよねえ程度で、帰りの方は四国と九州のどっちかだよね程度でした。

それは私達四国在住の者が、東北・北陸あたりの県の場所がよくわからないのと同じようなものなんでしょうね。

タクシーで昼食会場に乗りつけたら、ぎりぎり昼食が始まったところでした。

郷土料理があれこれあって、なかなか美味しかったです。





左側の白い貝の中身を、白ごはんにかけました。




満腹になったあと、一路白神山地へ。





といっても、世界遺産になった本当の白神山地ではなく、プチ白神と呼ばれている観光客が気軽に散策できる森林です。













ガイドさん付だったので、あれこれ楽しく説明してもらい、道に迷うこともなく、酔っぱらいが転ぶこともなく(この日はそれほど飲んでなかった)、順調に進みました。





熊の爪痕ですって…怖っ!













こんなふうにくっついていると、風が強い日には擦れて発火することもあるんですって。





山は見慣れている私ですが、なかなかキレイだと思いました。




そしてホテルへ。









ここはオーシャンビューで日本海が良く見えたのですが、太平洋側に住んでいる者としては、普段は海に向かって右側に太陽が沈んでいくのが当たり前なので、左側に太陽が沈んでいくのはとても不思議に思いました。







夕食まで時間があったので、ホテルから徒歩15分程度の所に住んでいる『わさお』を見に行くことに。

フロントの方がわざわざ連絡してくれて、散歩は17時からなのでそれまでならいるそうです、と確認してくれました。

で、てくてく歩いて到着したらば、まだ17時前なのにお散歩に行ってしまってました。

(今にも大雨が降りそうな怪しい天気だったので、早めに出たらしい)





でも、小屋の近くにいた従業員さんでしょうか女性が海岸をちらっと見て、すぐ近くまで帰って来てるのでもう少し待ってみて下さい、と言って下さいました。

その言葉どおり、少ししたら海からわさおと、軽トラックに乗ったお母さん(体調がよろしくないようで、酸素チューブを鼻に付けた状態で運転してましたが、私達が会釈したらにっこりしてくれました)が帰って来ました。





私は見てないんでわかりませんが、映画にも軽トラックと散歩するシーンがあった!と同僚の女の子は大喜び。

しかし、間近で見るわさおは、でかい!





想像よりはるかにでかい!





でも言うほどブサイクでもなく、逆にけっこう可愛い!と思いました。





観光客慣れしてるのか、スマホで激写する私達を全く気にすることなく、用を足そうとうろうろするわさお。

用を足したら自分でさっさと小屋スペースに戻り、紐でつながれてました。




ああ、このふっさふさの毛に触ってみたい…肉厚の耳にも触ってみたい…。

でも、噛まれてケガでもしたら、私は自業自得なんでしょうがないんですが、かえってわさおの飼い主さんに迷惑をかけてしまうので、じっと我慢です。

わさおの奥さんはずっと小屋スペースにいましたが、なかなかの美犬さんです。





十分堪能した私達が帰ろうとしたところに、別の観光客が車で数人やってきたのですが、それまで黙っていたわさおがそのひと達にワンワン吠えだしたのにはビックリ。

わさおのお尻まで激写した私達には何も感じなかったのか?

そのひと達は何がいけなかったのか?

ま、奥さんにはけっこう吠えられましたけどね~。

余談ですが、先日とある番組で、わさおの特集がちょこっとありました。

飼い主のお母さんが楽しく喋っているのを見て、あー私達が行った時もお母さんとお話できたら、もっと面白かっただろうな~と思いました。




さて、お楽しみの夕食の時間です。





夕食会場のお座敷に行く途中のところです。





こういうのを見ると、うちにもあったら猫がさぞ喜んで乗るだろうな~といつも思います。

欲しいな、キャットウォーク。




で、こちらが夕食です。





これまたなかなか豪勢で、どれもこれも美味しいったらありゃしない。









あああ、大満足!

(もっとあったけど撮り忘れてる)

そうそう、スリッパを脱ぐ所には、自分のスリッパに挟むこんな可愛い番号札もありました。





1日目のホテルのお風呂にもありましたが、こういうのって助かります。




食後、ラウンジで津軽三味線の演奏があるというので、いそいそと行ったら、すでにいっぱいで演奏者さんのまん前しか空いてませんでしたが、近くで見えるんならそれもよし、と座りました。





で、演奏者さんの横に太鼓が置いてあったんですが、なんと演奏者さんが適当に選んで、見ているひとに叩かせるんです。

最初のふたりは、リズムも簡単だったので、面白そうだなー、やってみたいなー、と思っていたら、なんとわたくし、3人目にご指名されました!

しかも、わたくしのところからリズムがちょいと難しくなって、たくさん叩かないといけなくなったので、もう必死でしたよ。

でもよい経験になりました。



部屋に戻ると、こんなサービスが。





人数分のおにぎりと、蓋つきの入れ物の中にはお漬物が!

すきっ腹でもなかったんですが、なんだか嬉しい~。

おにぎりは普通のワカメのおにぎりでしたが、お漬物がウマッ!

(なのに画像を撮り忘れた…)

ただ、残念なことに売店でも売ってなかったので、どこのなんというお漬物かは不明です。




その後は、お風呂へGOGO!

こちらは前日と違って温泉なので、お肌もつるっつる。

ただ、普段からぬるめのお湯が好きな私にとっては、2日間とも熱いお風呂だったので、あまりゆっくり出来なかったのが残念でした。

雪でも降ってたらな~、どちらのお風呂も露天があったので、風情があったろうなあ。



【3日目につづく】

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