昨日はお通夜で、今日は火葬に行って来ました。
火葬は初めてだったのでドキドキでしたが、担当の女性の方が、最初電話で問い合わせした時からとても感じが良く、実際に行っても社長さんも穏やかで、ここを選んで良かったと思いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/91/891fa034edb3dc9bac3a729f45b34a11.jpg)
見晴らしも良かったです。
なっちゃんを受け取って体重を計ったり、台に乗せたりする時も、にこにこしながらまるで生きてるなっちゃんに話しかけるようにしてくれました。
お焼香を済ませ、火葬する台に移動し、アホ彼に買ってきてもらった何種類ものお花や、大好物だったけど腎臓が悪くなってからは食べさせなかったシーバ、そして好きな小松菜を身体のまわりに飾ります。
(さすがに小松菜には驚かれた)
火葬時間は1時間少々だったので、アホ彼と少し離れた所にある、ペット霊園を見に行きました。
そこは開けていて日当たりも良く、すぐ近くに木材を扱う工場などもあって、ひとの出入りも感じられるので、寂しい感じはあまりありません。
アホ彼は、宝くじが当たったら、ここの1区画を買う、と宣言してました。
うむ、頑張ってくれたまえ。
そして戻ったら、いよいよお骨を拾います。
がんがあった顔まわりは、アゴのあたりしか形は残っていませんでしたが、他はわりとしっかり残ってました。
整体師であるアホ彼は、骨組みに大変興味を示し、これは◯◯骨かな、これは△△骨だな、などといちいち言いながら拾ってました。
アホ彼に選んでもらった骨壺です。
というのもですよ、アホ彼は、なっちゃんを火葬場に連れて行く道中やお焼香中、火葬の台に乗せて花を飾っている時などに、所々で何度も
私が引くほど
Σ(゜д゜lll)
号泣(T◇T)
特に、火葬場に着いて車を停めたあと、私の膝に乗せていたなっちゃんを抱きとって、身体に顔を伏せて泣き出した時は、嗚咽がひどいほどの大号泣!
Σ(゜д゜lll)
わざわざ、昔なっちゃんがかじって穴があいたというタオルを持ってきて、それで涙を拭ったりもしています。
(アホ彼の泣いたとこなんぞ初めて見た)
なので、骨壺は好きなのを選ばせないと、あとあとあれが良かったとか言いだしそう…いやいや、ちょっとちょっと待て待て待て待て!
オマエはそれほど、いや全然って言ってもいいくらい、なっちゃんを可愛がってはなかったダロ?!
急にあれこれしてあげるようになったのは、がんとわかったこの2週間くらいダロ?!
それなのに、なんだよその号泣は?
(・_・;
と驚いてしまって、悲しみが薄れてしまいましたよ。
火葬場に行く途中で、私に
「気持ちは大丈夫か?」
と何度も聞いたり
「あまり泣くと天国に行けなくなる」
と、私が別に泣いてもいない時に言ったり
「身体は魂の容れ物だから、魂そのものは家にいるだろう」
と納得させるように言ったりしてたのは、アホ彼が自分自身に言っていたのかと納得しましたよ。
でもまあ、それだけ悲しんでくれたらなっちゃんも嬉しいだろうし、火葬代はアホ彼が出してくれたので、まあ良しとしましょう。
私も悲しいのは同じです。
いや、アホ彼よりも長く一緒にいたんですもの、100倍くらい、悲しいです。
でも不思議なことに、火葬に行く前は身体がなくなるのは悲しいと涙がぼろんぼろん出たのに、今では骨壺を見ると、まるでそこになっちゃんが座っているかのような安心感があるのです。
あとは、いいお写真を飾ってあげなくては。
私の所に来てくれて、本当にありがとう、なっちゃん。
※皆様、お悔やみのお言葉、誠にありがとうございます。
我が家にはまだうめちゃんとみーさんというシニアがおりますが、なっちゃんのお世話の間、放ったらかしになっていたので、これからはなっちゃんの分もしっかりと面倒をみていきます。
まだまだ頑張りますよ!
\(^o^)/