えー、ひっそりと走ってきました。
3月10日(日)に…。
アップするのがと----っても遅くなってスミマセン。
今回は、完走どころか参加できるかの不安がありました。
というのもですよ奥さん、大会の3日ほど前に、なんの前兆もなく、突然
左膝に痛みが!
ええぇえぇぇぇえ!
階段の上り下りでも、自転車をこいでも痛いのです。
そんな状態では、完走どころか、出場できるかどうかも不安だったので、おおっぴらに宣伝しませんでした。
(幸い当日にはほぼ痛みもおさまりましたが)
そのついでに、今回は大会の2週間後に放送されるテレビに映ってるっぽかったので、その放送が済んでからご報告しよう!と当日思ったのであります。
にしても遅すぎました~。
マラソンブログか楽しみだと応援してくださる方もいらっしゃるというのに、反省です。
さて、当日の早朝は曇っていてけっこう寒かったのですが、開会式が始まる頃にはだんだんと晴れてきました。
ひとりで参加して、一番こまるのがゼッケン付けでしょうか。
この大会は前後にゼッケンを付けないといけないので、いちいち脱がねばならないし、だいたい私はゼッケンを付けるのが苦手なのです。
(まっすぐじゃないと気にいらないけど、柔らかい布にまっすぐなんて不器用な私には難しい…)
さて、オニギリも2個食べ、準備体操にも参加し、開会式も終わっていざスタート!
(すみません、もう3回目の大会なので省略しました)
今回は最後尾より少し前(といっても100人分くらい前かな?ちなみに参加者は3000人程度です)からスタートしました。
このあたりだと、普段の練習ペースくらいののんびりランナーばかりなので、焦ることも早すぎることもなく、マイペースを保てます。
今回は無理はできませんんし、なんといっても
『タイムは気にせず、歩かずに完走する』
が目標のランラン♪ランニング状態ですから、痛くなったらゆーっくり行けばいっか~くらいの気持ちで走りました。
黄砂と花粉でしょうかねえ、少し霞んだ風景の中を快調に走ります。
早朝は寒かったんですが、3キロくらいまできたらもう暑いのなんのって。
(高知地方気象台発表の午前9時の気温は14.9度だったので、走るには暑いのよ)
おかげで給水所に着く頃には喉がカラカラ。
しかし、スポーツドリンクをたっぷり飲んでいざ後半へ。
がっ、給水所を過ぎて少しきたあたりで、なんと
右膝に痛みが!
ええぇえぇぇぇえ!
別に左足をかばった走りもしてないのに~!
えーっと、コールドスプレーを持った救護隊はどこー?!
しかし運悪く、バイクでさーっと通り過ぎたのにあとで気づいたとか、道端にいたのにたくさんのランナーで気づかなかったとかで、ちっともゲットできません。
ペースを落とし、なんとか次の給水所で見つけました。
近寄ると、私の前にいた男性ランナーもシューシューしてもらってましたが、そこに近寄るテレビ局のカメラ。
思わず私とすぐ横にいた女性ランナーはおもわず後ずさりしてしまいましたが(汗で化粧もハゲてるのにヤダ~映さないで~)ここで逃したら次いつ出会えるかわからないので、勇気を出してシューシューしてもらいました。
(実際には放送されず)
あれれ?全然ヒンヤリしないぞ?
もっとキューッと冷えるのかと思ったのに…とガッカリしつつも、そうやってちょっと小休止したのが良かったのか、痛みも少なくなり、足が軽くなったような感じになったので、またルンルンと走り出しました。
後半のコースは住宅団地内を抜けるアップダウンの多い道ですが、上りになると調子がいいので、何人も抜いていきます。
おやおや、あんなところに倒れた男性ランナーが介抱されて救急車に運ばれてるよ~。
そういや昨年は、足が痛いからリタイヤするよ程度のランナーをひとり見かけただけですが、今年は救急車があっちこっち走ってます(少なくとも2台はスタンバイしてる)。
自分も気をつけなきゃねえ…と思っていたら、またしても倒れて介抱さている男性ランナー発見。
狭い歩道なので、毛布にくるまれて点滴している横をみんなゆっくりと進みます。
どれどれと野次馬根性で見てみると、まだ若い男性でしたが
点滴の針がうまく刺さらなかったのか、腕は血だらけだし、半分目を開いたまま意識を失っています…。
こ、怖い…。
かなりビビリながらも、まだまだ続く上り坂を必死こいて走ります。
しかしこちらもまたしても右膝に痛みが…。
そして運悪くゆるいけど長い下り坂が。
うえーん、下るとすごく膝が痛いよう。
まわりから見ると、歩いているのかと思うほどゆっくりになりましたが、それでも
『タイムは気にせず、歩かずに完走する』
だけはやりとげたいと頑張りました。
あっ、救護隊がいる、コールドスプレーを…ああ~ダメだ。
また倒れてる男性ランナーを介抱してるよう。
そんな状態の救護隊にシューシューしてくれとも言えず、ま、あと数百メートルだ、なんとかなるだろー、とまたのんびり進みました。
そこで倒れてるランナー、あともうちょっとでゴールだったのに、無念だなあ…。
そんなことを思いつつ、ゴール直前のけっこうなアップダウンをへろへろと走って、ようやくゴール!
あああっ!
これ、私だ!
ほぼ真ん中にいる、濃いピンクのウエアがそうです。
ゴール直後に、去年みたく鼻まわりがカッピカピ~じゃないかどうか確認してます。
(今年は大丈夫だった)
タイムも、途中でペースダウンしたので期待してなかったのに、去年よりちょっとだけど良かったです。
完走のタオルマフラー(今年は可愛いピンク)をもらい、芝生の上でストレッチ。
これは芝生にごろーんとなってやるストレッチもあるんで、空を見ながら寝転ぶのは気持ちいいんですが、今年は雨も降ってないのに芝生が湿っていたのがちょっと残念でした。
完走証に、お弁当(今年は中身がショボかった…)、参加賞の青森リンゴやお茶、スポーツ羊羹を頂きました。
(順位で決まるお楽しみ賞は今年もかすりもせず…)
ちなみに、ゴールしてからは足は全体的に筋肉痛なものの、階段や坂道を歩いても右膝の痛みは全くといっていいほどありませんでした。
うーん、不思議。
不思議といえば、なぜ私は上り坂になるとわりとスイスイ走れるのか?
確かにいつも練習するコースには、多少の上り下りがありますが、ダッシュしてるわけでもないし、距離もそんなに長いわけではありません。
多分、上り坂の走り方が、同じレベルのランナーから比べたら上手なほうなんだろうな~と思います。
その分、下り坂を走るのはヘタなんですけどねぇ。
せっかく上りで抜いても、下りで抜き返されるなんてしょっちゅうなんですよ。
(抜くほうも、下りなのになぜ遅い?と不思議に思うかもしれない)
下りは歩きでも足に負担がかかりますからね、上手に走らないといけないんですが、正直どう走ったらいいのかは、いまだによくわかりません。
あっ、今年も『イタインジャー』の4人とも完走です。
そうそう、ゴール直前の芝生のちょっと急な上り坂をへろへろで走っていたら、どこかのおねいさん(私より年上と思われる)が、普通のよりちょっと大きな団扇で、へろへろなランナー達に風を送りながら
『頑張ってくださーい、もうちょっとですよー』
などと大きな声で応援してくださってました。
このひと。
声をかけられたランナーはみんなニッコリ。
その風を受けた私は、なんとかありがとうございます…と言えたんですが、疲れてあまり声が出なかったので聞こえたかどうか。
沿道にも応援してくださるたくさんの老若男女がいらっしゃいましたが、知らない方ばかりだし、恥ずかしいのもあってお礼のひとつも言えてません。
(もっとも応援の方は数え切れないくらいたくさんいらっしゃるので、ひとりひとりにお礼を言うのはまず無理ですが)
でも、恥ずかしいものの、頑張ろうという気持ちにもなるので、本当にありがたいことだと思います。
次回は…えーと11月まで予定はないです。
暑い時期に運動するとすぐにひどい頭痛がする私には、夏場のよさげな大会には全く参加できません。
でも、練習はサボらずに続けなくては。
時間があまりなかったり、ちょっと走る気分じゃないなあって時は、10分でも20分でもいいのでウォーキングを。
暑くても夜なら歩ける、少しは走れる!
そうしないと、ずっとサボって秋になってから再開すると、ものすごーく体力が落ちているのがわかるんですよね~。
(こうやって宣言しとかないと、ズボラな私はすぐにサボってしまう…)
とにかく、頑張っていきます。
応援、ありがとうございました。
(次回は3日以内にはアップするぞー!)