6月24日(日)の午前中のこと、しんどそうにじっとしているうめちゃんを見ると、閉じた口のまわりがヨダレで汚れています。
(ちょっとばっちいですが、口の中にたまったヨダレが、口もとからあふれてるような感じ)
あれー、昨日の夜すり寄ってきたみーさんをなめてあげてた時は何もなかったのに。
口の中で何かトラブル発生か、と思いつつもティッシュで拭き取ろうとするだけでも嫌がって怒り出すので、開けて見ることができません。
そこで、午後からいつもの病院に連れて行きました。
(土日祝もやっているので大変助かります)
とはいえ、車も、病院も、見知らぬひとも大嫌いなうめちゃんですから、まー移動中も待合室でも診察室でもニャーニャー鳴きっぱなし。
診察台に乗せると逃げようとするので、しっかり押さえねばならないのがちょっと大変。
(くろなんか、固まってまったく動かなかったのですごく楽だったんだ~と実感した)
診てくれたのは院長先生でしたが
「ごめんよ~ちょっと口を見せてね~」
「あ~イヤだよね~痛くないからね~」
と、他の先生同様、とても優しく接してくれました。
しかし、どう見ても口内炎もないし、歯ぐきも腫れてないし、歯が折れたのはもう何年も前のことなので折れたことによる炎症でもないし…と原因がわかりません。
その時は、朝たくさんの毛玉を吐いていたので、まだ気持ち悪いのが残っているのでしょう、ということになり、胃腸を整える薬を処方してもらいました。
薬を飲んでからは、だいぶ調子も良くなったようで、ヨダレも出なくなりました。
カリカリも食べるし、毛づくろいもします。
しかし、27日(水)の夕方、帰宅していつものようにどうかしらと様子を見ると、また少しヨダレが出ています。
やっぱり口内のトラブルかしら…と思いながら抱っこをしたとたん
「ブギャギャッ!」
と怒りました。
あーやっぱりどこかが痛いんだ、と、また病院へニャーニャーGOGO!
(平日も20時までやっているので大変助かります)
この時はくろをよく診て下さった先生でしたが、やはり口の中を見てもこれといった異変はありません。
うーん…と悩んだ先生は、とりあえずどこかが痛いのは間違いないので、痛み止めと化膿止めを処方してくれることに。
で、今日は点滴で薬を入れましょう、ということで、うめちゃん初点滴。
首すじの皮をつまんで、そこにプスッと針を刺し、点滴が始まります…と書けば簡単ですが、まーモゾモゾ逃げようと動くので、私と助手のおねいさんと一生懸命押さえておかないといけません。
点滴そのものはほんの5分足らずでしたが、終わり頃に途中の繋ぎ目みたいな所から、3種類の薬液を注射器で注入しました。
1本目と2本目はなんともなかったのですが、3本目を入れる時に
「これはちょっとしみるらしいので、嫌がるかもしれません」
と言いましたが、まさにその通りで、ますます嫌がります。
「しみるってどんな感じなんでしょうか?」
と聞いたら
「なんかピリピリするらしいです」
とのこと。
猫がそう言ったんかい?
とツッコミたいのをぐっとこらえ、つつがなく点滴は終わり、経過をみたいのでまた5日後に連れてきて下さいと言われました。
点滴がよく効いたのか、しんどそうとかだるそうな感じはなくなり、いつもの元気なうめちゃんになりました。
しかし、今度は、時々口をくっちゃくっちゃと動かすようになりました。
んー例えれば、ニラが歯の隙間に引っかかって、なかなか取れねぇんだよ、といった感じでしょうか。
とにかく口の中の何かが気になって、くっちゃくっちゃするようですが、カリカリは普通に食べているし、毛づくろいもするので痛みはなさそうです。
そして5日後の7月2日(月)、また病院へニャーニャーGOGO!
今後は初めて見る女性の先生でしたが、優しい口調は他の先生と一緒なのに、うめちゃんの口はなかなか容赦なくしっかり開けていました。
でもやっぱり、歯石が少々溜まっているくらいで、痛がったりヨダレが出たりするようなトラブルは見当たりません。
なので今度は、もしかしたら口内炎が出来かかっているのかもしれないからと薬を処方されました。
くっちゃくっちゃするのは何かしら気にはなるんだろうけれど、今の段階でゴハンも普通に食べられるのであれば、様子を見るしかないですね、とのこと。
ちなみにこれが薬です。
なかなか口を開けないうめちゃんですが、幸い3回処方された薬はすべて錠剤ではなく粉末だったので、まずこのどろっとしたのに混ぜます。
これ、なかなか美味しそうなお魚の匂いがするんですよ。
そして私の指に取って、うめちゃんの歯茎に擦りつけます…とはいえ、これが嫌がるのでなかなか難しく、いつもうめちゃんの口の周りにベタベタ付いてしまいます。
でも口の周りも自分でせっせと舐めるので、少々付いたって問題はありません。
おかげで今は時々くっちゃくっちゃしながらも、いつものうめちゃんになっています。
14歳と高齢猫ですが、いつまでも元気でいてほしいものです。
(…しかし今回もフトコロが痛いよう…)
くつろぐうめちゃん…でも何かヘン。
背中がヘンだよ。
あっ…皮がたるんでるのか…。