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臨時ブログ:桝田静代さんが「日本自費出版文化賞・大賞」の授賞式に臨む!

2015年10月14日 | 民話
9月4日のブログでお伝えしましたように、
自費出版の著者の業績をたたえる第18回日本自費出版文化賞の大賞に、
天理市在住、桝田静代さんの著書「絵双六―その起源と庶民文化」(京阪奈情報教育出版)が選ばれました。
ことしは7部門になんと612点の応募があり、そのなかから最終選考会で桝田さんの著書が最高賞の大賞に選ばれたのですから、
すごいことです。

そしてこのほど、10月10日(土曜日)に受賞式が
アルカディア市ヶ谷の5階「大雪の間」にて14:00~17:00まで執り行なわれました。


日本自費出版文化賞の大賞を受けられる桝田静代さん


大賞の表彰状を持つ桝田静代さん、選考委員の中山千夏さんとともに。

表彰式では、自費出版アドバイザー認定式、日本自費出版文化賞の受賞者(今回は14名)の表彰と、
受賞者による受賞作品成立の経緯や執筆の苦労などの特別スピーチが会場を和ませていました。
その他、会場では入賞・入選・一次選考通過作品と過去の受賞作品の展示、選考委員による講評も行われました。

大賞
『絵双六―その起源と庶民文化―(枡田静代さん、研究評論部門)』

部門賞 (各部門一点)
地域文化部門=『富山県における学童集団疎開-戦争、子どもと地域の観点から-(須山盛彰さん)』
個人誌部門=『平成おくのほそ道 道中記(澤田康さん)』
小説部門=『失郷民-趙南冨とその時代-(中田哲三さん)』
エッセー部門=『アンコール・極上葡萄酒談義(近藤聰さん)』
詩歌部門=『遊絲(嵯峨美津江さん)』
研究評論部門=『献身 遺伝病FAP(家族性アミロイドポリニューロパシー)患者と志多田正子たちのたたかい(大久保真紀さん)』
グラフィック部門=『UPPER MUSTANG-Way To Lo-Mauthang(井上一夫さん)』

特別賞
『稲作のマツリと祈り-淡路島の年中行事-(永田誠吾さん)』、『『おいしい』に想いをこめて(長岡末治さん)』、『dwipa14 ―島旅のあいまい魅―(花澤周志さん)』 、『国蝶の生れ立つ樹(神山奉子さん)』、『小川郷太郎作品集(小川郷太郎さん)』、『詩集ひかりのうつわ(半田信和さん)』、『瀬戸口靖代句集―精霊舟―(瀬戸口靖代さん)』


表彰式で各部門賞、特別賞の受賞者とともに記念撮影

今日は、臨時特報ブログとして、自費出版文化賞の表彰式の模様をお伝えしました。

桝田さんは、梅花女子大学の大学院 児童文学専攻で研究され、博士論文を出版され、
「研究評論部門」で大賞を取られたのですが、
上述しましたように、実にさまざまの部門で自費出版されています。

いまは、ネット・ロア(電網文芸)の時代です。
無名の著者が、ネットで文芸作品、昔話の再話、趣味の作品、自分史などをアップし、
それが話題になり、出版される時代です。

みなさまも、生きた証を遺すため、自費出版に挑戦しませんか?

では、今週末の定番のブログでお会いしましょう!