220TE にエンジンコーティング施工

ブログを見てご連絡いただいたK氏が、
施工に来て下さいました。



お車は、1993年式の220TE。距離は101,400km。
2年半前に80,000km台で購入されたそうです。
当時のツインカムエンジンですので、上に回るのが特徴ですが、
ファーストオーナーがあまり回さなかったのか、
落ち着きすぎた回転をして居ました。
古い車は、たまにお断りをせざる負えない場合があるのですが、
このお車は大丈夫。





各部を見ても、主要部品がきちんと交換されていて、
安心の1台です。古いメルセデスは乗りっぱなしの車が多いので、
こうやって手を掛けている車を見ると、嬉しくなります。
どうやら昔Toys'Boxにいらっしゃった斎藤氏が整備されていた車両だそうです。



この頃のメルセデスは、パワステも結構燃費に影響するので、
パワステオイルにもコーティング剤を投入。

元が良いこの個体は、エンジンコーティングをすると、
大きな振動が消え、微振動だけになり、落ち着いて来ました。
普通の運転をしていただき、約500～1,000km走行していただくと
更に落ち着いて来ます。
その時に、追加の無料点検コーティングで、新車より落ちている
2,000rpm以下のトルクも補えると思います。



シートは、コストダウンという言葉を知らない
西ドイツ人が作った頃のレカロシートに換装されていました。
お言葉に甘えて座らせていただきましたが、
完全に身体が密着するのは、さすがこの時代。



鬼門のリアフロアー雨漏りも一切無い220TE。
”丁寧に使い込まれた道具”という感じを受けました。

僕の苦手なオーディオのアドヴァイスもいただき、
楽しい時間を過ごせました。

次回、お会いできるのを楽しみにしております。
お暑い中、ありがとうございました。

＜撮影協力＞
K氏（川崎市在住）