説教こいて・・・反省（危機管理の話）

久々に他人に説教してしまった。いつもは「される方」なのに(苦笑）

実家の隣が17年ぶりに空き地から宅地へと変った。地元の方が住む家だという。とてもフレンドリーな方だったので、安心していたが、施工を始めた工務店の態度はサイテー。この工務店の事を近所から聞いたら「あの店は生意気な社長がやっているから最低だよ。マナーも知らないし。怖いお兄さんのいる事務所より人情ないよ」ですって。
確かにウチは先祖代々不動産管理業をしているから色んな業者さんを見ているけど、今回の人たちは挨拶も出来ない。「まあ、しょうがないか」と思っていたら、案の定、僕の愛車に生コンをぶちまけてくれた。それも駐車場にちゃんと止めていたのに！！
状況からして、わざとでないし、生コンなんてすぐに水で洗い流せば良いと思っていたが、どうやら現場の棟梁（トウリョウ）の報告が大幅に遅れ、すでに固まりはじめていた。とにかく水で洗い流したが取りきれ無かった。棟梁も工務店社長も随分後になって、一応謝まりに来たものの、下手すると「車を置いていた方が悪い」と解釈出来る言い訳まで。言い訳は分るけど、報告と言い訳は違うって言うの！

「オイオイ」て感じで、我慢していたけど、その後の調査で、どうやらこの現場から跳ねた生コンはウチの塀も大量に汚していたのを隠蔽したいたらしい。それに気付いてしまったから家族が大騒ぎに。「まぁまぁ」と家族をなだめて、その工務店社長と話し合いをしていたら、こちらのクッション材的努力を無視するような気の触る発言ばかり。とにかく話がまとまった後・・・・・

久々に説教こいてしまいました。社長は15歳以上年上。人生の先輩には申し訳無いと思ったものの、過去にＰＴＡの会長をしていたというこの社長に、「人間との付き合い方」を2時間近く説いてしまった。自分を防衛する事が、自分の立場を悪くしている事に気付かない愚かな社長さんに参った僕。しょうがない、教員免許は無いけれど、アメリカの小学校で異文化授業の講師をした時（数回あり）を思い出して、
「何故トラブルが起きたか？」「避ける方法はあったか？」「トラブル後の処置方法は？」「責任は誰か？」とまぁ、小学校の子供でも分る方法で教えて差し上げた。馬鹿にしている訳ではない。今後3ヶ月も隣で工事するならマナーを覚えていただかないとこちらも困るからだ。全く危機管理も何も無い。

人間は間違えるし、僕なんか毎日間違えだらけで大いに悩む。今回も起きてしまった事も、わざとではありませんから、しょうがないと思うのですが、その後の処置が悪いので「中澤説教スイッチ」が入ったんだと思う。大体、言われる方より言う方が精神的に大変疲れるのだ。

今回の工務店社長の問題は、ウチからの数回による養生（工事現場から物が飛散しない為のシート）の要請を無視して、そこに社員の隠蔽も加わった。そして怠慢な態度の社長。どこの会社でもある話だけど、でも、一言お詫びの心があったら、又は相手（ウチ）の立場になってくれたなら、簡単に分る事だと思う。

頭には来たが、これが自分の車でなくて、お客様の車や、代車とかだったら、多くの方に迷惑をかけただろうと思う僕。相手の会社は損害保険も入って無いらしいから、本当にウチの車の修理が出来るか心配だ。まぁ、トンズラされてもしょうがない。こうゆう問題はやった方もやられた方も損をするだけなのだ。

きっと僕が刺されたり、車に傷をつけられたら説教こかれた社長の手下にやられたかも(弱気）近い将来、この話が笑い話になる事を祈りたい今日この頃。
今月は色々あって、参ったなぁ。