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ポロ1.4 (9N型前期)

注:この報告はノーマルの「ポロ 1.4リッター 日本仕様」を中心に記載しま
した。あくまで中澤が見て触れて感じた事を書いています。


<総括>
Car:  ポロ1.4・4AT(2/4ドア)GH-9N...
Year: 2001-2005(日本仕様は2002年から)
Good : 手を抜かない安全装備。日本で使い易い5ナンバー。
Bad : (一部)安定しない製品クオリティー。
Total: ★★★★★★★★☆☆8点(10点満点)
Comment: 日本の道路では最高に使い易い5ナンバーのワーゲン。ゴルフ2を彷彿とさせる。デートから引越しまでこなせる万能車。長距離の高速走行でも安定して走れるのはさすがフォルクス(国民)ワーゲン(車)。
日本では2006年モデル(2005年9月2日)よりマイナーチェンジモデルを発売。


<ポロ誕生秘話>
1970年代初頭のオイルショックで打撃を受けたアウディー社は、人気に陰りが見えてきた100、スーパ90、75、80といった4ドアセダンモデルのボトムラインとして、用意していた低価格モデルが1974年発表の「アウディー50」。当初はアウディー傘下のNSU社技術者クラウス・ルータ氏が陣頭指揮をとっていたが、その凝ったシステムがVW社との亀裂を生み、ルータ氏は「50」の計画半ばにVW/Audi社を去り(後にBMWに移籍、有名なサスペンションや初代750、850の製作に関与)、その後、残ったアウディー社員で作り上げた車だという(当時の本国関係者のインタビューより)。
当時は独創的だった小型車だったものの、残念ながらAudiというブランドに馴染めず、翌年(1975年)からは、クロームなどの高級装備をレスして、完全な国民の足車に仕立て上げたフォルクスワーゲンブランド「ポロ」の製造も「50」と並行して開始された。これがポロ誕生の瞬間だ。1977年には「アウディー50」の生産販売も終了し、ポロだけの生産になった。

最終的に「ポロ」は、ゴルフの弟分として登場したが、そのスタイリングは、どちらかと言うとアウディー80と完全な兄弟車(リアサスが違うが)の初代パサートに似ていた。どちらにせよ、アウディーが企画開発し、ジウジアーロの手直しが入った事は確からしい。強固なギア(デフ)が初代アウディー(ビッグ)クアットロに使われた事で分るように、見掛けではない所にお金をかけた真面目なモデルだった。

2世代目(1世代目のシャシーを流用/タイプ86)は長く愛され、ポロをヨーロッパで不動の地位にした。限定発売されたスーパーチャージャーエンジン搭載のG40(コラードG60の源流)は、未だに人気が高い。クーペモデルは当時の輸入元が日本に少数輸入しているので、一部コアなファンには知られた存在だ。
マイナーチェンジ後は、あの旧東ドイツ・トラバント社(現VW工場)でも2世代目ポロ(後期)を生産していた程、庶民の足になった。

3代目は6N型と呼ばれ、極東(日本)での販売展開も考えてクオリティー重視で生産されていた。マイナーチェンジモデルには「GTI」や大型キャンバストップを備えた「オープンエアー」も登場。人気を博す。

そして今回紹介する4代目の9N型は、中国市場も考え(SVW社=上海フォルクスワーゲン有限公司で生産中)コストダウンと高級感を追求したモデルになった。一時は中国生産モデルの日本輸出もドイツ本社は考えたようで、約600台の中国製右ハンドル車をオーストラリアで実験販売したが、ついに日本に来る事は無かった。


<名称の由来>
「ポロ」という名称は、あの馬球技から来ている。
通常、風の名前で有名な水冷フォルクスワーゲンの車名。「ゴルフ」もメキシコ湾の熱い風を意味するGulf(ガルフストリーム)から命名されたが、世界中でスポーツ競技の「ゴルフ」と勘違いされ、どうやらそこから脱線して命名されたのが有力な説である。ポロのノッチバック(3ボックス車)が「ダービー」と命名されたのは、今度は「ポロ」との馬繋がりだという。
要するにゴルフ以下のモデルは”風”を意識しなくなったそうだ。


<9N日本仕様概要>
2/4ドア、右ハンドルを中心に1.4リッター16ヴァルブエンジンを搭載。ミッションもアイシンの4速ATのみである。レザーシート仕様もあり、少数だが左ハンドルの「EU」も輸入された。「EU」と言えども南アフリカ製だから、EUの雰囲気という意味だろう。この9N型ポロは大きく分けて3種類あり、
1. 初代のスロバキア製モデル(2003年モデル初頭まで)
2. 価格改定後の南アフリカ生産モデル
3. エンジン形式の変更になった2004年以降の南ア生産モデル(BBY→BKY)
である。2001年ドイツ発売、2002年5月日本正式発売。


<試乗記>
先代にあたる3世代目の「6N型ポロ(1994-2001)」の頃から、日本での販売も視野に入れて設計され、また日本企業のパーツも多く使われるようになったので、それまでのモデルのように、馬に乗ったようなチープな感じは無くなった。その上、4代目ポロは、このクラスの車には無い高級感が増えた。特にサスペンションは国産車乗り換え組が驚かないようにソフト化され、まるで国産車に乗っている感覚さえする。しかし、走り出すとアウトバーン育ちを実感。
さすがに14インチのホイールでは安定感に欠ける気もするが、国産車乗り換え組からすると、その強固なボディー剛性(剛性感)や安定性に驚くようだ。確かにビッツで80km/h走行した時の大きな不安は、ポロで140~180km/h巡航でも感じない(注:16インチホイール装着車/テストコースで試乗)。
私は3台の違ったポロで箱根を走ったが、登りではギリギリセーフのパワーで登るものの、下りになると、下手なランエボやインプレッサの改造車より速い旋回能力を持って居る事に驚いた。下世話な事を書けば、3つコーナーをクリアーすれば、280馬力以上の高性能国産車を75馬力のポロがたいした腕を必要とせず、引き離していくのだ。
しかし75馬力はさすがに辛い。排気系をマイナーチェンジしたBKYエンジンでは、多少向上したものの、日本の関係者が「1.6リッターが欲しいですね」と個人的に報道関係者に語っていた所をみると、私の考えも間違えでないようだ。燃費もパワーも両立するFSI(ガソリン直噴エンジン)が心底欲しくなる。
燃費は最高で約14km、飛ばすと9~10kmだ。車重が1トンを超えているけれど、燃費だけは何とかしてもらいたい。そうでないと、ポロを買った本当の意味が無くなってしまうからだ。もし価格据置でFSIエンジンを採用したら、文句無しで買いだと思う。

標準装備も充実し、ABS、ESP,各種エアバッグなど、同クラスのトヨタビッツやホンダフィットを考えると、比較にならない程、いざという時の安全性を考えている。但し、左足ブレーキの人にはESPの必要以上の介入で右折時にドッキリする事がある。
低速から高速まで安定している電動パワーステアリングや、冷えすぎるほど効くエアコンは本当に素晴らしい。日本やアジアの文化や気候を良く勉強して作られた車と実感し、ますますこの車が好きになる。

手で押すと開くフュエールリッドは、日本の自動車会社もそのアイディアに驚いたらしい。ボディーに手垢(指紋)が付くが、いちいちリッドオープナーを開けずに済むから、今後も継続して欲しいアイディアだ。

某所で酷い事故に遭遇したポロを数台見かけたが、フォルクスワーゲンらしく、クラッシャブルゾーンで綺麗に吸収して、かつ人間の居るエリアには、大きなエグレや衝撃が来ないようになっていた。ここが、ゴルフ2と比較出来ない時代の変化なのだろう。


<リアシートインプレッション>
小さくみえるボディーとは反対に、意外に広い内部。ゴルフに比べれば小さいが、しかし大人5人が十分乗れる。4人乗車だともっとラクだ。なんと中央にはトレイ付きアームレストも標準装備されている!これは2ドアも4ドアも同じだ。2~3時間程度のライドにも十分対応出来る。
リアシート(セパレートタイプ)を倒すと広大なスペースが生まれる。私はこの車に17インチのアルミホイールを箱ごと8本(2セット)載せたことがある。それでもサイドにはスペースがあったくらいだ。折りたたみ式ベッドもすんなりと入った。友人の引越しに借り出された事もあるが、本当に助かった。言葉は悪いが、カップルの夜逃げには十分お任せ出来る(笑)。
シートを倒さなくても、外見から想像出来ない程、十分なトランクルームがある。さすがフォルクスワーゲンだ。

<内装>
デザインはトゥアレグなどから共通の、センターにふくらみを持たせたデザインで、センスが良い。特にダッシュボードセンターから飛び出るカップホルダーは最高に素晴らしいギミックで、意外にも耐久性がある。
シートは、トヨタの協力があったと言われる最近のVWらしく、高級風生地で出来ている。但し、毛羽が多く付くのは難点で、なんとスポーツ走行した後、シートにコーディロイの毛羽が付いて、コロコロやガムテープでの掃除が必要となった。まぁ、馴れればなんてことない物だが。

残念なのは耐久性の弱いリサイクルプラスチック多用の為、内装のプラスチック部分に傷が付き易い事だ。これはゴルフ以下の全てのVWに共通する問題だ。今後エコロジーとの深い関連もあるので、VW社としても大きな課題になるのかもしれない。


<トラブル>
輸入車の中でもトラブルが少ないのがドイツ車。ポロもトラブルは少ない。
とりたてて、大声で言うトラブルも少ないのは、フォルクスワーゲン社は昔から
マイナーチェンジとは無縁で、改良をしてしまうので(注:リコールではない)安心して乗っていられる。良く、「ドイツ車乗りはモデル末期を買う」という神話は本当だ。しかしトラブルが全く無い訳ではない。ここでは多くのオーナーは語られている現状、私の経験を記載しよう。

1. 効きがとても良いエアコン(冷えすぎるくらい利く)は素晴らしいが、エアコンファンのトラブルや異音が出た車も多い(初期モデルに多い/解決済)。

2. 一部車両でフロントサスペンション上部あたりから聞こえるゴリゴリ音には、対策部品が出たものの、完治出来た車は少ないらしい。我が愛車もこの洗礼を強く受けたが、結局、親切なサービスマンが対策部品を付けても全然治らず、これには私もサービスマンも閉口した。実は私以外の車でも同じ状況を体験。
本国技術担当者の非公式な回答によれば、アッパーストラットのラバー&ベアリングの取付位置が多少ずれたり痛んでいると出る状況らしく、調整や交換すると直る可能性が高いそうだ。これは1968-1974年生産のVWタイプ4(411&412)にもあった症状に似ていると記憶している。

3. トラブルではないが、長い間フォルクスワーゲンの愛用者されている方からは、そのソフトすぎるサスペンションに異議が上がっている。スポーツサスペンションの必要ないが、もう少しシャキッとしたショックアブソーバーを選びたくなるユーザーが多いのがポロユーザーの特徴だろう。

4. フォルクスワーゲン社はプレミアムの道を歩んでいるのなら、南アフリカ製から装着されているコンチネンタルタイアの寿命の短さ、過大なロードノイズに気付いて欲しい。これは1970年代から変わらないところを見ると、コンチネンタル社の伝統なんだろう。まあ、本当に走りの好きな人は履き替えてしまうので問題ないが、ムッシュ・ビバンダム(ミシュランのキャラクター)がここ数年、女性受けしているのも事実なので、フォルクスワーゲン社が提唱するプレミアムブランドとしての意地を、もう一度、足元から見せていただきたい所だ。

5.初期モデルのブレーキアシストは効きすぎる割に、制動距離は長い。これは2004年モデルからタッチが良くなっている。中古車を買う人は注意。


<試乗結論>
今やルックスでポロを「ベーシックカー」という言葉では表現出来ないほど、成長したが、しかし、初心を忘れず、手の込んだ作りにはフォルクスワーゲンのプライドを感じさせる。

心配なのは、そのクオリティーの継続性。長期に乗ると、6N(3代目)より多少弱い感じを受けるが、感覚の問題なのかも知れない。自動車が進化を辞める事は無いからだ。

お洒落に乗るなら2ドアを強くお勧めする。
しかし市街地では大きいドアや、日本では多少低くなる査定を考えると、一般的な日本での使用では4ドアの方が良いのかも知れない。私は独身で、通勤に使う事を前提に考えて、スタイリッシュで10kg軽い2ドアを選んだ。(サンルーフを付けたので20kg増してしまったが)
総合的には、燃費やカーテンエアバッグなどの安全性を考えると、2004年以降の4ドアを選ぶと良いと思う。今の最終モデルの「SE」もお勧めだ。


<END>
ハイウエイクルーズから街中まで使えるマルチパーパスな車が「ポロ」だ。日本の道路状況に似合った5ナンバーというサイズや使い勝手は完全にゴルフ1や2を彷彿とさせるが、実際はサイズがそう思わせるだけで、はるかに進化した車だと言える。
恋人同士だった2人が結婚して、子供が幼稚園に上がるまで使える「シングルからファミリーまで」という言葉が似合う車だと思う。


※この文章は2005年5月に書き2005年8月に加筆修正して掲載。ネット上では初公
開。

※画像はVWジャパンが初期にプレステスト用に輸入したらしいグレーのレザーシートを装着したイレギュラーモデル。また当時は設定が無かったアロイホイールは本国のカタログモデルと同じだ。2002年春に許可を得て撮影。
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コメント
 
 
 
実感 (う~)
2005-08-27 07:27:07
普段9NPOLOを使用する身として、この記事の内容を実感しています。サスペンションの味付けのせいか、くるま全体の雰囲気がソフトに感じられますが、きちんと作りこまれているくるまだと感じておりました。同クラスの日本車と乗り較べてもその差が感じられます。ただ残念なのはここでも書かれていたように、サスペンションとタイヤですね。しかし乗っていて充実感が得られるくるまだと思っております。100000km乗った時にどうなるかが楽しみです。
 
 
 
付け加え (う~)
2005-08-27 07:28:43
自分が所有するのは’05モデルですが、初期のモデルにも触れてみたいです。
 
 
 
本物の乗用車 (サスケ)
2005-08-27 12:00:04
こんにちは~。サスケと申します。初めてコメントさせて頂きます。



中澤さんのように、フォルクスワーゲンを極めておられるようなすごい方から、これほどまでに評価される9Nポロは、やっぱり良いクルマなんだなあ、と思うことが出来ました。オーナーとして、こんなに嬉しいことはありません。総括の部分は、思わず、拍手喝采をおくりたくなるほどです~。



大きく強く立派になったゴルフが、どこか、自分から遠い存在になってしまったと感じていた時、ぼくの目の前に現れた9Nポロは、プレーンでキュートなデザインと、小さいながらも存在感のあるサイズ、ミニマムなパワー、という点で、たちまち、ぼくの心を捕らえました。自分の思う、フォルクスワーゲンらしい匂いを、感じさせてくれるクルマの登場でした。



その前に乗っていたゴルフ3と比較すると、ご指摘の柔らかい乗り心地が、ほんの少し、物足りなさを感じさせるところではありますが、驚くほど静かになったこと、モダンなインテリアデザイン、使いやすいラゲッジスペースなど、良くなったところもたくさんあるのを、実感してします。



小さくて可愛いなりをしていても、乗用車としては本物で、フォルクスワーゲンの物作り哲学を感じさせてくれる素敵なクルマ。そんなポロを、選んでよかったなあ、とあらためて嬉しく思います。



ぼくがポロを買おうと決心した時、すでに中澤さんはポロオーナーとして、コレクションの方のサイトに、このクルマに関するコメントを書いておられましたが、それが、ぼくに、契約書のサインをさせる強い力となりました。中澤さんは、尊敬するオーナーの先輩であり、またポロオーナーとしてのぼくの、生みの親でもあるのでした。



 
 
 
オーナーとして一言 (菊田@横浜)
2005-08-27 12:43:26
中澤さん、う~さん、サスケさん、こんにちは。



9Nオーナーの菊田です。

いつも中澤さんにはお世話になっています。感謝しております。

また中澤さんのブログ同様、サスケさんのブログも毎日拝見させてもらっています。いつも素敵な文章とご家族を思いやるお気持ちがうらやましく感じています。



小生ごときが余計なことを書くと、まさしく蛇足になりますので余計な言葉は控えたいと思います。

ただ一言言わせてください。



購入をためらっている方へ。恐らくバリュー・フォー・マネーという点で、後悔することが少ないクルマであると小生は思っています。あなたも9Nの仲間になりませんか?

 
 
 
待ちに待った (MINIPOLO)
2005-08-27 20:31:24
楽しみにしてました~。

自分で購入する製品は最後は自分の責任で選ぶものだと思いますが、中澤さんのような経験の豊富な方の評価というのは気になりますし、良い評価が得られているというのはやはり心強いものです。ポロはそれほどクルマに対してセンシティブではない僕が乗っても「基本の確かさ」というものを実感することが出来ます。そんな僕に言えるのはただ一言「いいクルマですよ」ということ。ポロにしてから、帰省のたびに父が頻繁に「お前のクルマ出せ」というのは、きっと父ももっとポロに乗ってみたいせいではないかと勘繰っています。いやー、ポロにして良かったなぁ・・・
 
 
 
9Nではありませんが (しらいし)
2005-08-27 22:23:00
 1996年8月そのクルマは本国に遅れること約3年、日本デビューを果たした。全長3.7mあまり、5MTあり、SOHCレギュラーガソリン仕様のPOLOは日本の小型車に衝撃を与えた。フォルクスワーゲンアウディジャパン(当時)もかなり力を入れてPOLOの販売をしていたようです。納車3ヶ月~1年待ちというのは本当の話です。

 1997年11月より我が相棒となった6N POLO(’98)は今年で8年目、走行距離も190000kmを越え、これといった大きなトラブルもなく走り続けています。(レッカー牽引1回・停車中の後方からの追/突大破1回)6N POLOがデビューして間もなく立ち上がったPOLOメーリングリストという強力な情報共有ツールに加え、生来のメカ好きが高じて、燃費に関しては年々伸び続け、今年はカタログ燃費の145%に相当する16.7kmを記録しています。最新のPOLO(9N)は内外装の品質はもとより環境性能的にも進化を遂げ、立派になりましたが、それらに臆することなく突っ走る所在です。200000kmを越えてからがこのクルマの正念場?と思う今日この頃です。
 
 
 
みなさま (H.Nakazawa)
2005-08-30 00:13:20
皆さんからの素敵なコメントをありがとうございます。



車という物は、本当に多くの人がかかわり、実験や研究をして製作していますので、素人の僕が「アレヤコレヤ」言うのは失礼だと思う反面、ユーザーとして、その車に携わる人には分り難い情報を伝えたいという妙な立場(勝手な解釈ですが)があると思い、レポートを書きました。その意見が皆さんと同じだと言うことは本当に心強いです。



多少補強されたという「ポロ」のマイナーチェンジモデル(9月2日発売)がTVCFで流れていて、こいつには高性能モデル(GTI?)もあり、大変そそられますが、前期には前期なりの良さがあると思います。ですので中古車を買おうとしている皆さんにもお勧めしたいですね。



また、1台の車と長く付き合うと本当に面白いですし、離れがたくなるものです。そうゆう信頼関係が保てるのが真面目なベーシックカー(国民車)であるフォルクスワーゲンなんでしょう。それこそ、ポルシェ博士が最初に求めていた物の1つかも知れません。



さあ、次回は現在問題勃発のゴルフのレポートを書こうと思います。但し、この車、1代目から5代目までコンセプトが微妙に違い、現行のゴルフ5は、その歴史観点から語らないと表現できませんので、ゴルフだけで歴代5本のレポートが必要になると思います(時間あるかな?)

「現行ゴルフはゴルフでは無い。本物は他にある」

という内容ですので、賛否両論が出ると思いますが・・・あえて挑戦。だって、自動車評論家の皆さんは全然本当の事を書かないんだもの。僕のアングラブログだけでも本当の事を書いてもいいでしょ(笑)



長い文章を読んで下さった皆さん、コメントを書いて下さった皆さん、ありがとうございます。

コメントはまだまだ受付中です。では!
 
 
 
Unknown (サスケ)
2005-08-31 01:24:45
うっきーっ!ゴルフのレポート!!待ち遠しくて、辛抱が、たまりません~。
 
 
 
アドバイスお願いします!! (dori)
2005-11-24 18:49:09
初めまして。

さとちんサンのblogからやってまいりました。。

ワーゲン購入を夢見ているdoriと申します。

POLOからGOLFよりに気持ちが傾いていましたが、このページを読んで、POLOも悪くないな!って考えを改め直しているトコロです。

トラブル②に書かれている、ゴリゴリ音は・・・・、どうなんでしょう。結構気になる音なんですか?

 
 
 
doriさまへ (H.Nakazawa)
2005-11-25 04:19:27
はじめまして&コメントありがとうございます。



ゴルフもポロも、両方お勧めですね。

日本の道路事情を考えるならポロが一番ナチュラルだと思うんですけど、運転に馴れていらっしゃるならゴルフの方がトータル的にも良いかと思います。実際、僕の周りでゴルフオーナーの女性を数多く見ています。その方々に感想を聞くと必ず

「ゴルフって守られている感じがするので好きです」

って言われます。1.6でも十分ですが、本命は2.0のGLiですね。



とことんお洒落に行くなら、ニュービートルという選択肢もありますけど・・・(笑)



ポロのゴリゴリ音は、初代モデルに見られるトラブルでしたけど、今の新しいモデルでは解消されているようですのでご安心を!では。
 
 
 
ありがとうございます!! (dori)
2005-11-25 23:39:38
親切、丁寧なご説明ありがとうゴザイマス。



ゴリゴリ音も無いとのコトで、POLO決定になりそうです☆

日に日に、心変わりなこの頃ですが、とりあえず昨日と今日は、POLO気分です!

POLOから初めて、GOLFにお乗換えってのも、アリかなって思ってます♪

 
 
 
doriさまへ (H.Nakazawa)
2005-11-26 00:22:49
「ポロ」は本当に忠実な車です。

僕も乗っていて「こんなにいい車なの?」と驚いていました。別件で1週間程前にも乗りましたが、軽いし、手軽に乗れます。

ポロで外車の良さに馴れていただき、将来はゴルフに移行するのが理想的ですね。是非、手に入れて下さい。損はしませんよ!



フレンチやイタリアンも楽しいのですが、飽きるのが早い場合もあります。それにイタリアンは未だに故障が付きまといますね。分っていて乗るのは楽しいのですが・・・そうでないと苦痛。



そうそう、小さな喜びは、有名ホテルで「ポロ」もちゃんと優先的にドアを開けてくれます。車を熟知しているドアマンが認めているのは「安心」に「ステータス」がプラスされている証拠かも。では!
 
 
 
またまた、コメントしてすみません・・・。 (dori)
2005-11-27 12:25:06
最初は、シトロエンが可愛いナァ~って思ってたんですが、徳島に正規ディーラーがなく、断念したんデス!



・・で、ワーゲン車を調べていくうちに、愛着が湧いてきて、コレに決まりッて思うようになりました☆

「フレンチは、飽きる・・・」って中澤サマのコメントを読んで、VWを買う気持ちが高まりました!!

恥かしながら、大きなお買い物なので、思い切りが必要なんですw



すごいステータスも付いてくるし、やっぱ POLOですね♪
 
 
 
シトロエンもいいけど・・・ (H.Nakazawa)
2005-11-28 06:14:41
コメント大歓迎です!



車は本当に大きな買い物ですね。ディーラーマンは、売りたがって、軽い言葉を発しますが、僕はいつも慎重です。買う前に2年以上も調べた車種があるくらいですから~。

日本車もいいですが、日本で販売するモデルは、軽くして燃費を稼ぐ為に、一番大切な安全がおざなりなんですね。だから僕はバリューフォーマネーのワーゲンを選びます。



フレンチは大変魅力的です。シトロエンも随良くなりましたが、まだまだ日本では安心出来ないトラブルがあるようです。信頼出来るディーラーと営業さんが家の近くに無い場合は、避けた方が良いと思います。



素敵なポロが納車されますように
 
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