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新型ティグアン(VW公式プレスインフォメーションより)

2011 年 ジュネーブ国際モーターショー
フォルクスワーゲン ニュース

新型ティグアン

・もっとも成功したドイツ製SUV
・新しいスタイリング、テクノロジー、さらに効率を高めた新型ティグアン
・ティグアンのオンロードモデル: スポーティかつ0.7 リットル/100km の燃費向上
・ティグアンのオフロードモデル: 初めて上級装備仕様を設定

【ウォルフスブルグ/ジュネーブ、2011 年3 月】
フォルクスワーゲンは、ジュネーブ国際モーターショーで、新型ティグアンを世界に向けて発表します。
ティグアンはこれまで以上に快適かつ安全で燃費効率に優れたSUV に生まれ変わりました。
フロントエンドのデザインは、全面的に変更されています。 ティグアンは先代同様、オンロード向けとオフロード向けに特化した2 つの異なる仕様が選択できる、このクラスで唯一のSUV です。 オンロード向けと同じく、オフロード向けにも装備を充実させた仕様を設定。 オフロードスペシャリストの間では、「トラック&スタイル」(オンロード向けは「スポーツ&スタイル」)として知られています。 新型ティグアンは、全体的にすべての装備レベルが向上しています。 疲労検知システム(スポーツ&スタイル、トラック&スタイルに標準装備)、カメラを使ったメインビーム制御システムである「ライトアシスト(H7)」や「ダイナミック ライトアシスト(バイキセノン ヘッドライト)」、車線保持のための「レーンアシスト」などのドライバーアシスト機構が新たに設定され、装備の幅がさらに充実しました。 そのほかティグアンに初採用された機構としては、XDS(電子制御式ディファレンシャルロック)などがあげられます。 欧州では8月からティグアンの販売が始まります。


■最大0.7 リットル/100km の燃費向上:
新型ティグアンのエンジン欧州市場向けの全7 種類のエンジン(すべて直噴4 気筒エンジン)のうち3 種類は、ティグアンシリーズで初採用されるものです。 4 種類のガソリンエンジン(TSI)の出力範囲は90kW/122PS から
155kW/210PS、3 種類のディーゼル(TDI)の出力範囲は、81kW/110PS から125kW/170PS です。
もちろん、世界でもっとも高効率でスポーティなオートマチックギアボックスである7 速DSG もオプションで選択可能です。 ブルーモーションテクノロジー仕様のティグアンは、全車ブレーキエネルギー回生システムとStart/Stop システム(アイドリングストップシステム)が採用され、大幅に燃費が改善しました。これによりティグアンの燃料消費量は、先代に比べ最大0.7 リットル/100km ほど削減されています。いずれにしても、前輪駆動、もしくは4 輪駆動(4MOTION)のいずれでも、ティグアンは、今日、世界で最も燃費効率に優れたSUV の一つということができるでしょう。 2011 年にティグアンシリーズに設定されるエンジンの概要は以下のとおりです。

FF 仕様
● 1.4 TSI 90 kW / 122 PS (6-speed MT) / ブルーモーションテクノロジー
● 1.4 TSI 118 kW / 160 PS (6-speed MT) / ブルーモーションテクノロジー
● 2.0 TDI 81 kW / 110 PS (6-speed MT) / ブルーモーションテクノロジー
● 2.0 TDI 103 kW / 140 PS (6-speed MT) / ブルーモーションテクノロジー

4WD 仕様(4MOTION)
● 1.4 TSI 118 kW / 160 PS (6-speed MT)
● 2.0 TSI 132 kW / 180 PS (6-speed MT/ オプション:7-speed DSG)
● 2.0 TSI 155 kW / 210 PS (6-speed MT/ オプション:7-speed DSG)
● 2.0 TDI 103 kW / 140 PS (6-speed MT/ オプション:7-speed DSG)
● 2.0 TDI 103 kW / 140 PS (6-speed MT/ オプション:7-speed DSG)
● 2.0 TDI 125 kW / 170 PS (6-speed MT)

『クリーンで高精度:新型ティグアンのスタイリング』
ティグアンはこのクラスのSUV の中ではもっとも成功しているクルマの一つです。 2007 年夏に登場して以来、世界の5 大陸で57 万2,000 台以上のティグアンがお客様に納車されています。 このSUVが世界中でこれほどの成功を収めた要因のひとつは、優秀な技術や卓越した経済性にあることは確かですが、もうひとつは間違いなく、その鮮烈で創造的、そして流行を超えた魅力的なスタイリングにあると言えるでしょう。 とりわけドイツで、モデルチェンジ前にも関らず、ティグアンがSUV の登録台数トップの
座を維持しているという事実は、そのデザインクオリティの高さを物語っています。 フォルクスワーゲンは今回、ティグアンのデザインをさらに進化させました。 特にフロントとリヤについては、フォルクスワーゲン最新の「デザインDNA」に基づいてデザインを一新しています。


■フロントエンド
前述のとおり、新型ティグアンは、アプローチアングルが大きく異なる2 つの仕様で提供されます。アーバンユースに新境地を切り拓くことをテーマにした従来型の延長線上にあるモデルは18 度のアプローチアングルを有するのに対し、オフロードでの使用をより好むドライバーのためには、28 度という高いアプローチアングルを備えたモデルも用意します。新型ティグアンでは、2 つのバリエーションの違いがより鮮明になるようなデザイン変更が加えられています。
お馴染みとなったフォルクスワーゲンの「デザインDNA」を採用することで、2 種類あるティグアンのフロントエンドは、いずれも水平基調のデザインが特徴となっています。 ヘッドライトとグリルがひとつのユニットを構成し、「トゥアレグ」のようにグリルには2 本のダブルクローム ルーバーが配され、よりハイグレードな演出がなされています。 オプションのマスクドメインビーム(H7 仕様:ライトアシスト、バイキセノン仕様:ダイナミック ライトアシスト)付きデュアルヘッドライトを選ぶと、表情はさらに印象的です。バイキセノン仕様に標準設定されているデイタイム ランニングライトは14 個のLED で構成され、ヘッドライトユニットに内蔵されています。 ボディ同色のバンパーも今回デザインが一新されました。


■アプローチアングル:18 度仕様
スポーティなティグアンのオンロード仕様は、ベースモデルの「トレンド&ファン」と上級モデルの「スポーツ&スタイル」、2 モデルに設定されています。 アプローチアングル18 度のフロント部分には、ボディ同色のバンパー下方中央部分に大きなグリルが配され、両側にフォグライトが埋め込まれています。 バンパーの下端には、黒いフロントスポイラーが装着され、力強いイメージを演出しています。



■アプローチアングル:28 度仕様
力強いイメージのオフロード仕様には、以前からあったベースモデルの「トラック&フィールド」に加えて、今回から新たに、上級のトリムレベルとして「トラック&スタイル」が設定されました。 28 度のアプローチアングルにより、オフロードでのより厳しい走行にも対応できるようになりました。 デザインが一新された野性味あふれるバンパー下部には厳重なアンダーボディ プロテクションを配し、パワートレイン関連をガードしています。 視覚的には、中央部のエアインテークは、アンダーボディ プロテクションに場所を譲り、とても薄くデザインされており、プロテクター付きのバンパーの両端にはフォグライトが装着されています。 3 つの特徴的な開口部を持つグレーのアンダーボディ プロテクション自体も、黒いエアフローガイドにより横方向が縁取られています。



■リヤ
フォルクスワーゲンのクルマを認識するもっとも大きなポイントのひとつが、独特のテールランプです。それは、今回デザイン変更されたティグアンの2 分割式テールランプについてもあてはまります。内部のデザインは、デュアルL 型エレメントを備えたトゥアレグのそれを反映しており、水平ラインを基調にまとめられたテールランプの下端は、C ピラーのまわりにより新鮮でクリーンな印象を生み出し、リヤセクション全体によりハイグレードな雰囲気を演出しています。



■サイドビュー
ティグアンのサイドビューも、クリーンで力強いデザインになっています。 ここでの特徴は、トリム処理された硬質感のあるホイールハウジング、リヤに向かって上がっていくウインドーライン、高精度のドアとフェンダーの面処理、そして、フォルクスワーゲンの特徴とも言える安定感のあるC ピラーなどです。
すべてのディテールが全体を形成する要素になっています。 新しいデザインのアルミホイールのラインナップが、これまでのモデルと区別できるポイントです。 一方サイドビューでは「スポーツ&スタイル」と「トラック&スタイル」は、サイドガードストリップにクロームのトリムが装着されることで、ベース仕様と識別できます。


『あなたの好みに合わせて -トリムレベルと装備-』
フォルクスワーゲンは新型ティグアンで、ベストセラーSUV であるティグアンの装備とエンジンラインアップを変更しました。 これまで3 種類あったトリムレベルは、今回から4 種類になりました。
フォルクスワーゲンは多くのユーザーニーズに応えるべくティグアンのオフロード仕様(「トラック&・・・」)を用意。 その最大の特徴は、よりチャレンジングなオフロード走行用のフロントデザインであり、また、それにエレガントな装いを加えた上級仕様(「・・・&スタイル」)も新たに設定しました。 そのため新しいティグアンのトリムラインは、2 つのオンロード仕様「トレンド&ファン」(ベースモデル)、「スポーツ&
スタイル」、同じく2 つのオフロード仕様「トラック&フィールド」(ベースモデル)、「トラック&スタイル」の4 タイプになりした。

「トレンド&ファン」
「ベースモデル」という名称は、ティグアンのエントリーモデルには相応しくありません。 「トレンド&ファン」に搭載される装備類は、クルマに求められる基本的なニーズをはるかに超えているからです。
安全面でも、ESP(エレクトロニック スタビリゼーション プログラム)、6 つのエアバッグ、シートベルトモニターおよび締め忘れ警告装置、ISOFIX チャイルドシート固定装置など、とても充実した装備となっています。 安全についてもうひとつ付け加えるならば、今回のティグアンシリーズには、高さだけでなく前後方向に動き、さらに頭部との距離を最適に調整できる運転席と助手席用ヘッドレストをオプション設定しました。 また、最大2,500kg の牽引能力を有するSUV にとっては、ESP システムに標準で内蔵
されたトレーラー スタビリゼーション プログラム(トーイング オプション装着車)も大変重要なアイテムといえます。 そのほか、デイタイム ランニングライトは「トレンド&ファン」初採用であり、前述のとおり、ブルーモーションテクノロジー仕様車には、Start/Stop システムとブレーキエネルギー回生システムが標準装備されます。
ベースモデルの快適装備の一例としては、エアコンディショナー(クリマティック)、「パカタ」デザインのシート地、高さ調整機能付きのフロントシート、新デザインのエアベント周り(カラー:「ダークロジウム」)、オートホールド機能付きのエレクトロニックパーキングブレーキ、前後パワーウインドー、電動調整式ドアミラー、マルチファンクションディスプレー「プラス(トリップコンピューター内蔵)」、4 スピーカーおよびCD/MP3 プレーヤー付きのRCD 210 サウンドシステムなどがあげられます。

「トラック&フィールド」
アプローチアングル28 度のティグアンを購入したいお客様は、オンロード仕様の「トレンド&ファン」に対応するトリムラインとして、「トラック&フィールド」を選択できます。 この2 つの仕様は多くの点で共通していますが、オフロード走行用のスペックについては異なります。 「トラック&フィールド」はオフロード走行に適したフロンドデザインを採用するだけでなく、ボタンひとつでドライバー アシスタンスシステムのネットワークを起動し、オフロード走行をとても安全なものにするオフロードモードを備えています。
その他、このトリムレベルに含まれる装備としては、方位ディスプレー、ヒルクライムアシスト、ABS プラスなどがあります。 ABS プラスは、滑りやすい路面では異なるパルス周波数で作動をし、例えば、砂利の坂道などで制動距離を短くします。 またオンロード、オフロードの双方で重要な機構としてタイヤ空気圧警告灯も標準で備わります。

「スポーツ&スタイル」および「トラック&スタイル」
新型ティグアンの2 つの上級モデルには、「トラック&スタイル」に採用されたオフロード走行用の特別な機能やフロントデザインを除き、ほとんど同一の装備が採用されました。 これまでのモデルと比べ、「スポーツ&スタイル」は大幅にグレードアップされ、同じく、「トラック&スタイル」にも上級装備が適用されました。


■上級モデルの標準装備:
ベース仕様の装備に加え、クロームで縁取りされたコーナリングライト付のフロントフォグランプ、クロームが配されたサイドシル、フロントスポーツシートとリヤベンチシート用の新しいシート生地、トリム付きのドアパネル、8 スピーカー付きのRCD 310 ハイパワー オーディオシステム、AUX-IN 端子、マルチファンクション ディスプレー 「プレミアム」、オートライト機能(「カミングホーム&リービングホーム」機能付)、レインセンサー、自動防眩ルームミラー、足元灯、新型「パサート」で初導入された疲労検知システムなどがあげられます。 さらに、新デザインの「フィラデルフィア」17 インチアルミホイールも標準装備されます。
先代モデルから継承された装備としては、折り畳み&高さ調整機構が備わったアームレスト付のフロントセンターコンソール、折り畳み式の助手席シートバック、フロントシート下の収納トレー、フロントシート背後の収納ポケットと折り畳み式テーブル、革巻きステアリングホイールおよびシフトレバーなどがあります。
また、フォルクスワーゲンR GmbH は、クールレザー(夏季に熱気を減らす効果がある)仕様のナパレザー仕上げのインテリア(カラー:アルマンディーン レッド)、スポーツシート、19 インチ「サバンナ」アルミホイール、フェンダープロテクターなどを含めた、最上級モデルの専用装備を用意しています。


『新型ティグアンのドライバーアシスト機構』
過去20~30 年の間、SUV の安全性能は格段の進化を遂げました。 今日、クルマの安全性およびドライバーの利便性を大幅に高める役割を果たしているのは、インテリジェントなドライバーアシスト機構です。 新型ティグアンでは、新たに採用された数々の支援システムが搭載されています。 それらは、新型「パサート」や「トゥーラン」、「シャラン」といった他の最新のフォルクスワーゲンにも採用されているもっとも新しい世代のシステムで、そのなかには、メインビームの自動制御システムであるライトアシスト
とダイナミックライトアシスト、車線維持のためのレーンアシスト、駐車支援システムであるパークアシストの最新版などが含まれます。
これらの機能については、お客様の予算や優先順位に応じて選択可能であり、その多くはオプション設定になっています。 しかし、冒頭でご紹介したとおり、新しい疲労検知システムは、ティグアンの「スポーツ&スタイル」と「トラック&スタイル」に標準装備されます。 また、先進的なエンジンスタート/リモートロック機構である「キーレスアクセス」などは、ラグジュアリーSUV のセグメントでは、一般的なテクノロジーとなっています。



TDI、TSI、DSG、ツインチャージャーは、ドイツまたは他の国におけるフォルクスワーゲンAGまたはフォルクスワーゲン グループ各社の
登録商標です。
このプレス リリースに記載されている全データと装備はドイツ国内で販売されるモデル用であり、他の諸国では異なることがあります。
また、ニューモデルに関して記載されている燃料消費量やCO2排出量の値は、2011年2月時点での予想値です。


※2011年3月発行のVWAGプレスインフォメーション日本語版を全て掲載。画像などは再構成しています。
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