フロントタイアを交換

【88,900km＋31,495km=120,395km】
エンジンオイルと同じペースで消耗しているタイア。
最後に交換したのは昨年7月中旬、距離も114,676kmですので、
たった5,719kmでお役御免になりました。
何だか物凄く消耗が早いのであります。

これは「僕の走り方が悪い」と言われますが、現実は、このカラヴェルちゃんの
車重とVR6のパワーを受け止められるタイア選びとなると、純正の15インチ、
又は16インチで、扁平率が高いタイアの方が、街乗りT4には適切なのかも知れません。
がしかし、本国のオプションカタログを見ると、17インチも用意されて
いますので、一概にどれが良いかは、使い方やオーナー次第なのかも知れません。
特に海外高級ホテルの送迎仕様（ハイライン）ですと、この17インチが
比較的多く装着されていますので、間違った選択では無いようです。

さて、今回手に入れたのは「ダンロップ・ビューロVE301」。
あのSMAPの中居くんが宣伝していた”吸音スポンジ”が入っているモデルは
その後発売された「VE302」ですので、こいつは少し前のモデルとなります。
このデッドストックを見つけて購入。
サイズは今までと同じ 225/50R17を選択。
リアはまだ十分使えそうだったので、今回はフロントタイア2本のみ交換しました。

外見はリムガードも深く、ホイールを擦り難い設計になっていて、その張り出し具合が
ちょっと高級タイアを思わせます。実際にレクサス（セルシオ）やメルセデスSクラス
などへの装着も多いようです。
実際に走ってみると、その静かさに驚きます。
雨の日にも走りましたが、静かなタイアにありがちなグリップの弱さは感じられず、
逆にショルダー部の剛性の高さをも感じました。

タイアパターンは、静音設計の細いリブと水切りの太いラインが入っていますので、
雨天でも直進安定性が非常に良く、音も静かで、安心して走れます。
これは、コンピューター等で試験を繰り返しながら、
余分な音が出ないように設計されているからでしょう。

面白かったのは、前回装着したままのリアタイア「ファルケンZIEX ZE912」の
走行音が、後からゴウゴウと聞こえて来る事ですね。
やはり値段の違いは確実に現れています。

また乗る楽しさが増えたカラヴェルちゃん。