GTI ピレリ 特注化粧プレート

【非日常を求めて】
ディーラーで車を展示する際や、メディアでクルマを撮影する際、
メディア名が入った「化粧プレート」を付ける事が以前から行われています。
現実的で不恰好な日本のナンバープレートより、雑誌社や車名が入った方が、
絵的にも綺麗だからでしょう。
しかし、十数年前に道路交通法の改正でフロントナンバープレートの装着が
義務付けられ、それからは雑誌社も化粧プレートを装着しての撮影は減りました。

ちなみに、ドイツ車の日本仕様カタログに、本物のドイツのナンバープレートを
装着して初めてカタログ撮影したのはBMWジャパンだとか。その本物のプレートを
輸入した会社こそ、今は無き「バウハウス」の故 平尾社長と記憶しています。

ちなみに80年代前半からヤナセの日本仕様カタログに使われていた物は、
全てそれらしく作られた偽物で、凸凹がありません。

【個人撮影】
個人情報の流出や、盗難、イタズラを避ける為に、ネットの画像などでは
ナンバーの消しが当たり前のように行われています。

しかしここにも少し凝ってみると楽しいですね。
例えば、私道や駐車場などで個人撮影する場合、ヨーロッパの車は、
フロントにユーロサイズナンバーを付ければ、
異国情緒あふれる情景に早変わりするのです。
ドイツのナンバーも大きく分けて3色
（青＝ノーマル、橙＝カルネ、黄＝仮ナンバー、赤文字＝企業仮ナンバー）
ありますので、この辺に凝ると面白いですね。

問題はリアナンバープレート。
封印は外せませんので（外したら犯罪です）、帰宅後にパソコンで画像修正
すれば早いですが、日本のナンバープレートサイズにカットした専用化粧板を
使うのがお洒落ですね。
しかし・・・・・ここも懲りたいのがマニアの常。

【少量製作】
先月からそんな話をしていた黄色ピレリオーナーのピレりん氏が、
独自に数社を探し出し交渉。最後は、なんとディーラーや大手企業の
仕事を引き受ける看板デザイン会社が、特注で製作してくれる事になりました。
ピレリクラブの会長にも了承を得て出来たのが、画像の
「Golf GTI Pirelli club of Japan」
の化粧プレート。
もちろん封印部分を大きく繰り抜いたリア用だけでなく、フロント用も製作。
限定５セットを自腹で製作されました。
これだと、個人撮影だけでなくクラブミーティングや全国オフミでも使えて良いですね。

【装着】
熱対策の為に、多少厚い板で作られたアクリル板に印刷されたシートを貼って
あるこの製品は、フィット感も良く、製作された某社のデザインもお洒落です。
また、書体もフォルクスワーゲン純正に似たフォントを採用し、
よりカタログ撮影用に近い物が出来ました。

画像は、GTIピレりにテスト装着し様子を見るＫ氏。
その後、原価での共同購入（１セット＝7,140円）に参加されていました。


【在庫】
既に昨晩の時点で、５セットは勇士によって共同購入されましたので
今は在庫はありません。欲しい方はご一報下されば幸いです。
ピレりん氏に再生産情報を聞いてみます。