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ポルシェ・モーニングミッション #2


昨日紹介出来なかった「モーニングミッション」 で参加されていた
356系、901系、914系、964系、993系をお届けします。

先ずは、ポルシェ社が生産した
初代モデルの356は3台が参加。









特にブルーのハードトップ仕様は、
確か1747台しか作られておらず大変貴重。
意外にもポルシェ博士の足として使われていた事でも有名。
独特のルーフデザインは、リアに人を乗せる事を考えてだろう。



1964年から1973年の901系は、
前期後期あるものの、基本的に911の基本モデル。
海外では走っている所を見る事が珍しい73年式カレラRS、
4気筒の912も参加されていた。





不遇の車とも言える914は、
ハンドリングは良かったものの
やけに重いボディーやデザインが足を引っ張り
プアマンズポルシェ的な扱いを受けて来たが、
やっと最近になって脚光を浴びるようになりました。



戦後、フォルクスワーゲンビートル(空冷)の
生産1台1台に対するインセンティブを沢山貰って居た為に
ポルシェ社は、自社商品の356や911を生産販売する
資金を持っていました。しかし1969年頃から、
それらの契約が切れるのを見越したポルシェ家が、
フォルクスワーゲンとの共同資本を作り、
ポルシェ社を安定させる為に914を作ったという話は
信憑性が高いようです。
これは幻のゴルフであるEA266(ミッドシップのVW小型車)
と同じ方向性だったようだ。



大きな問題は、色気の無いボディー(失礼)。
その為、多くのコーチビルダーやエアロ屋さんが
数々のオリジナルボディーを作り、成功しました。
詳細は不明なものの、かなり個性的な赤い1台も発見。


バブル経済で、流石に現代にそぐわなくなった
911の最新版として、そのネガを全て克服したのが
964系に当たります。
エアコンに4WD 、フルオートマチックなど、
気軽に乗れるようになったものの、
日本のコストダウンも意識しすぎて、
修理には思ったよりお金が掛かるようです。



日本は高温多湿ながら、車検制度と、
多くのポルシェファンにより
程度の良い車が多く残っています。
一時より海外流失も少なくなりました。



空冷最後となる993系は、
世界中のマニアが追い求める
普段使い出来る空冷911だろう。







今日はこの辺で。


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