伊勢西国観音巡りもだんだん北上します。今回は久居市と津市に行ってきた。
第13番、青龍山千手院賢明寺へ・・立派な仁王門だ。
◆由緒◆
青瀧山千手院賢明寺は天台宗比叡山延暦寺の末寺であり、天平2年(730年)に聖武天皇の勅を奉じた行基によって開基されたと伝えられる。
その後、延元三(1338)年、雲出川合戦の兵火にかかり、大伽藍の諸堂は煙と化したが、正平二十一(1366)年、北畠顕能公が国司に任ぜられると本尊に帰依され本堂をはじめ諸堂を建築し、北畠氏代々の祈願所と定められ、盛運に復した。
人形供養と子宝の寺です。本堂内にはたくさんの人形が飾られていた。
千手観音菩薩立像が祀られている。
鎌倉時代の五輪塔(弘安八年)
次に津大門観音寺へ・・
恵日山 観音寺(通称「津観音」)は、浅草・大須と並んで日本三観音の一つに数えられる古刹です。
庶民からは『津の観音さん』と親しまれ、その歴史は和銅2年(709)に本尊:聖観音菩薩像が
伊勢国阿漕ヶ浦の漁師の網に救い上げられたのが始まりとされています。
津観音は鳩がいっぱい
三重県唯一の五重塔
次に近田山長谷寺(ちょうこくじ)へ・・
長谷寺は、臨済宗相国寺派に属する三重県津市にある寺院です。山号は近田山(きんでんざん)、長谷寺と書いてちょうこくじと読みます。
津市街の西方にある長谷山の南西中腹に位置し、麓の片田長谷町から続く参道を上りつめたところには毘沙門天と六観音の石仏があります。これらは藤堂高虎公が文禄年間に大陸よりもたらしたものと伝わっております。
大和の長谷寺を模したものとして多気郡多気町にある真言宗山階派の近長谷寺に対し遠長谷寺とも呼ばれております。
毘沙門天
六観音・・・朝鮮出兵時に大陸から持ち出された
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