伊勢西国三十三か所巡りも残り、いなべ市と桑名市5寺、今日6か所すべてまわって結願となりました。
鳴谷山聖宝寺(めいこくさんしょうぼうじ)は、ご本尊に十一面千手観音菩薩を安置する、臨済宗妙心寺派(りんざいしゅうみょうしんじは)の禅寺です。
平安初期、大同二年に天台宗の開祖・伝教大師最澄大和上(でんぎょうだいしさいちょうだいわじょう)によって開かれた寺です。七堂伽藍を有する広大な境内には、多くの修行僧が居り、日々修行に励んでおりました。そんな中、戦国の動乱期には、僧兵を持つようになりました。
歴史の流れに、この寺も巻き込まれていきます。元亀(げんき)・天正(てんしょう)の戦国時代に、織田信長の家臣・滝川一益(たきがわかずまさ)によって員弁攻略の軍勢がこの地の豪族を討ち、郡内の主立った寺院を焼き討ちしていきました。聖宝寺も、比叡山延暦寺(ひえいざんえんりゃくじ)の流れを持つ寺でありますので、徹底した焼き討ちをうけ、伝教大師以来の伝灯(でんとう)七百年の歴史を閉じることとなりました。時に天正(てんしょう)八年二月のことでありました。
その後徳川中期、万治元年に鼎(かなえ)の龍雲寺(りょううんじ)の和尚が奮闘し、桑名で坐禅会を開いておられた大圓宝鑑愚堂禅師(だいえんほうかんぐどうぜんじ)にお願いし、因縁開山(いんねんかいさん)になって頂き、再興しました。そして、現在に至っております。<ネットより>
紅葉見物もと思って行ったが少し早すぎた。
当寺院の庭園は、藤原期の造庭と推測され、庭園の大部分は造庭当時そのままで保存されております。また、池には回遊式と築山式があり、回遊式の大きい池は別名浄土池と呼ばれ、浄土の世界を表しています。
鳴谷(なるたに)の滝・・・落差10メートルと段滝
イチョウも伊勢では黄色づいているのに、もう少し先にすればよかった。
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