goo blog サービス終了のお知らせ 

MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

大人になってからの習い事

2009年05月11日 | バイオリン

第2ポジションの練習を始めて2週間。
何となく、位置がつかめるようになってきました

あくまで何となく、ですが

これまで左手は、ネックの端っこにじっとしていたので
手のフォームが安定していたのですが
移動する時にフォームが崩れてしまっていることに
ようやく気付きました。
手首が引っ込むと、ピッチが安定しなくなるのです。

ピアノでは、下げておく手首を
バイオリンでは上げる方向に張らないといけない。
ああ、また変な筋肉が付きそう・・・
        
習い始めて2年を越え
自分で、進歩したと思えるところは
ファーストポジションなら
左手を見なくても、取れるようになった事、でしょうか。

これで、この先
第2ポジションに続き、第3・第4・第5ポジション・・・と
まだまだ未開のポジションがあるのですが(涙)
        
大人になってからの習い事は
子どもには勝てない。
という考え方もありますけれど
その代わり、
子どもにできない演奏が初めからできることもあります。

大人の生徒さんを教えることが多くなって
「もう○才なのだから無理」なんて
可能性を否定できない、と実感する日々。

続けた者勝ちですよね

原因はどっちに

2009年05月10日 | Weblog

携帯電話を持つようになってから10年くらい経ちます。
        
私の場合、プライベートより仕事用。
生徒さんからの連絡を直接こちらへいただけるように
という目的で持ちました。
たぶん、この仕事をしていなかったら持たなかった

もちろん、教室にも電話はありますし
スタッフさんが常駐しているので、
そちらへ連絡していただいてもよいのですが
急な場合で、電話で悠長に話している時間がない
こちらもレッスン中で、連絡が受け取れない
という事もありますので。

そう考えると、メールって便利です。
レッスンの時間になっても来ないなー
お休みかな?遅れているのかな?
という時、チェックしてみると
10分遅れますが、行きます!」
インフルエンザのためお休みします。」
というように、メールが入っている。
レッスン中で、電話にでられない時でも、
メッセージを受け取って知らせてくれる
この仕事には欠かせない存在です。
        
しかし
連休中くらいから、様子がおかしい。
こちらからのメールは送信できるのに
向こうからのメールがいくつか、届かない事があるのです。
それも、全てdocomoからのメール

送信元に確認すると、あちらでは
「送信できませんでした」
というエラーメッセージが出ていないので
こちらに届いているものと思われていました。

何故?

可能性その1
こちらの携帯電話の寿命がきている
(今の機種は6年モノ)

可能性その2
サーバに問題があった

可能性その3
眠っている間に、夢遊病状態になり
無意識に、メールを消去している


最後の は無いと思いますが
どうしたものか・・・

せーの、で

2009年05月09日 | Weblog

先日の試弾会に続いて、レッスンに行ってきました。

バッハはOK
シューベルトのソナタは
「合っていると思うし、早く全楽章弾いてきなさい」
とはっぱをかけられました。
(現在、まだ2楽章まで)

バイオリンを始めてから
ピアノという楽器の特性である「音の減衰」が
どうにも気になるらしく
ややダンパーペダルを使いすぎるところがある
というご指摘をいただいて、「ああ なるほど」と自覚。

次回に向けての課題は
ピアノコンチェルトを弾きなさい」
門下生同士で、練習を合わせられる人と組んで
オケとピアノパートに分かれて合わせてくるように
とのこと。
幸い、同じ教室で仕事をしている同門がいるので
彼女と合わせることになりそうです。
確かに教室にピアノは複数あり
二人の稼働日が同じ日もあるので、物理的には可能です。
ただ一つ、問題が。

教室には、一部屋に一台のピアノしか置かれていないので
もし合わせるとなると


レッスン室の扉を開放し、お互いの顔が見えない状態で
で合わせるしかないのです


ピアノパートかオケパートのどちらかが
先に始まるような曲なら、何とかなりますが
弾きやすいとお勧めされた
モーツァルトのピアノコンチェルト第20番
出だしから同時スタートです。

とりあえず、練習しよう

合わせ方は、後々考えるということで。

お題は音楽

2009年05月08日 | Weblog

先日の試弾会が終わった後
久々に会った同門の友人や先輩・後輩と、近況報告

音楽教室の講師をしている人は意外と少なくて
以前は事務をしていたけれど、資格を取って
幼稚園で働いている人や
合唱や他の器楽の伴奏を引き受けている人

介護関係のお仕事について、
施設で歌を歌う時伴奏するくらい…という人もいれば
専攻を変えて、作曲科で勉強しなおすという人
卒業したてで、今度コンサートに出るという人
        
音楽大学を卒業した後、
その音楽を生かせる仕事は少ないし
実際それで食べていくのは大変なのですが
皆、頑張っているなあと感心。

伴奏の仕事は、どうやって手に入れているか
変わった楽器を実際に弾いてみることができるところはないか
コンサートのプログラムは、どう組み合わせるとよいか
この作曲家の作品の中で、弾きやすいものはどれ?
と、情報交換しあいました。
        
試弾会後のおしゃべり、およそ2時間。

まあ、女性が20人も集まると。

むしろ短い方だったかもしれない。

実は大人向け

2009年05月07日 | 音楽

フランス近代の音楽が好きです。

あまり、ズシーン・どがーん とくること無く
軽やかで、色彩豊か
聴きやすいので、子どもさんにも人気。
        
生徒さんに人気のフランス近代の曲は
やはりドビュッシーの作品が多いです。
中級くらいから弾ける作品が多いことも理由の一つでしょうね。
人気の筆頭は「ベルガマスク組曲」の「月の光」。

これ、もちろん私も昔弾きましたが、
曲のタイトルと音楽とが ぴったりだなあ、
イメージしやすい曲だなあ
と うっとりして弾いていたものでした。

ですから
ドビュッシーが「ベルガマスク組曲」をまとめたばかりの頃
月の光」は、もともと
感傷的な対話」というタイトルだったと知って
すごく、びっくりしたものです。

うーん、そう思って聴けば、そんな音楽でもありますよね。
夜、昔恋人同士だった二人が向かい合って
もう昔には戻れないけれど…と語り合うような。

分かった上で、あらためて弾くと
また演奏が変わっていって、おもしろそうです。


もっとも
子ども時代、そのタイトルだったら
きっと訳がわからなかっただろう、とも思いました。

「お子様」にはわからない世界、ですよね?


タッチポイント

2009年05月06日 | Weblog
ピアノを演奏する時は、基本指先を使います。

ちなみに
ピアノを弾く時の理想的な形といいますと
卵とかシュークリームを手の内側に抱えたような
「軽く丸めたフォーム」が一般的ですが
小さい生徒さんは、関節もふにゃふにゃ
それを支える筋肉も未発達なので
鍵盤を押すと、鍵盤の重さに負けて
関節が外にひっくり返ったり
指先ではなく指全体でペッタリと押さえたり
なんてことが起こります。

もっとも、実際音色を作っていく時には
わざと関節部分を使って弾いたり
指を棒の様に伸ばして弾いたり
うんと指を立てて弾いたり
使い方は結構自由

ただ、小さい生徒さんの場合
意図してコントロールできるわけではないため
まず、タッチの「一つの基本形」を教えるのです。

タッチポイントの教え方もいろいろです。
「指の腹と爪の中間のふくらみ」とか
「指先を打ち合わせてトントンと音がする所」
「指のおでこ」もありましたね(笑)
        

先日の、師匠と後輩のレッスン。

師匠「違うそこは肉球を使って弾くの
後輩「ここですか
師匠「そうそこ



師匠 門下生一同が知るネコ好き
後輩 さらに輪をかけたネコ好き

肉球って。

試弾会

2009年05月05日 | Weblog

大人になってからの連休は、『お休み』ではないな
と感じる、ここ数日。

学生時代から現在までお世話になり続けている
ピアノのお師匠様から
「試弾会をする」とのお達しがありまして

連休中、大学の空き教室を使って
当日都合のついた
現役の音大生1年~4年生から、
卒業して10年以上の社会人までが集まって
現在、自分が弾いている曲を披露しあう事になりました。

考えてみると
『自分の演奏を大勢の人に聴いてもらえる機会』は
大人になるほど少なくなります。
基本、練習は1人
レッスンで先生が聴いて2人。

というわけで、
『20人以上の聴き手を前に演奏
これはかなりの非日常です。
皆、緊張することこの上なし(笑)。

こんな時、「普段の実力以上に上手く弾ける」
という事は有り得ませんから、
日頃1人で練習している時の演奏を
人前で出せるかどうか、ですね。
        
緊張もしたけれど
人に演奏を聴いてもらえる、というのは
すごく嬉しい。
楽しい会となりました。

もっとも、現在
集中力を使い果たしてヘロヘロです。

買出し

2009年05月04日 | Weblog

レッスンがとりあえず終わり
「これでやっと連休スタート」な、はずだったのですが
次のレッスンを、あまり日を置かずにお願いしてしまったので
引き続き、この際休みは返上で
学生時代並にピアノを弾こうと思います。

とはいえ、息抜きも必要なので
大阪市内の事務用品・雑貨を扱う問屋さんへ
レッスンのための物をいろいろと買出しに行ってきました。
(↑ 注:息抜き)

新しいレッスンシールは
季節感を考えて、梅雨・夏向きのものを何種類か
連絡用の便箋は、音符柄・ピアノデザインの可愛いのを
教室常備用の赤ボールペン
ノック式の、細い消しゴムがある(音符一個だけ消すのに便利)
資料整理用のレポート用紙も要るなあ。
店員呼び出しのベル…欲しい。(「タイプライター」用に)
カラーのカード類…

これ、1人で行くと果てしなく店に長居した挙句
とんでもなく散財しかねないので
ブレーキとして友人を連れて行きました。

彼女は洋服も見たいと思っているので
「まだ買う物あるの?」と聞いて
我に返らせてくれます。

さあ、気が済んだ

帰ったら練習

集中すると胃にくるタイプ

2009年05月03日 | Weblog

レッスンが無事、終わりました

前のレッスンから間が開いていたこともあって
緊張すること、この上なし

レッスンは午後からだったのですが
お昼ごはんを食べようにも食欲がわかない。
トースト一枚を何とか食べ、
後はコーヒーに入れた砂糖でエネルギー補給。
(固形物は食べても、消化できそうにありません)

バッハとシューベルトを聴いていただきました。
思ったより良い評価をいただけたので
ちょっと安心しましたが
課題は、やはりシューベルトの音色・音質。
今の演奏は透明感があって、綺麗ではあるけれど
場所によっては コクというか、
くどさのようなものがあっても良いし
低音の響かせ方にもう一工夫すると良いとのことで

自分でも何とかしたいと思っていたことを
きっちり指摘していただきました。

レッスンが終わった途端
ようやく食欲が戻ってきまして
朝・昼食べられなかった分を取り戻すかのように
夕食はきっちり完食です。

何はともあれ帰ってから。

2009年05月02日 | Weblog

紙類整理は、レッスン後に。
と決めていたのですが、
つい、ちょこちょこ手をつけたくなってしまい
30分だけ!ちょっとだけ!
と、資料をひっくり返しています。
        
大学時代の楽曲研究の資料とか
音楽雑誌からのスクラップとか
見つかると読んでしまう・・・
まあ、中身を読まないと
捨てていいものか悪いものかも判別できないので
仕方ないといえば仕方ないのですが。

大学時代の資料は、学生がまとめた内容ですから
必要な情報も載っているけれど
今から見ると、内容が浅いな~と思います。
常識として頭に入ってしまっている分以外の
スコアの写しとか、楽器編成とか
まとめてしまえば、紙の量が半分以下になりそうです。
        
これ、整理して紙を減らしたい。
けど、絶対30分じゃ終わらないなー・・
手を付けたものかどうか思案中。

とりあえず、これからレッスンに行ってきます