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MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

お日様浴びて

2009年05月21日 | Weblog

1日自宅にこもっていたら
日光を浴びる時間が少ないせいか
体内時計が狂ってしまったようです。

夜は寝つきが悪いし、日中睡魔に襲われる
        
…どのみち、買出しに行かなければなりませんし
先日の携帯メール受信トラブルも早く解決したい。
(楽譜も物色したいし)

と、いうわけで
意を決し、お出かけしました。

バスなど密閉した空間は避けたいし
運動不足も感じているところですから
てくてく歩いて、駅前まで(片道およそ3km)
ああ、いい天気~

・・・しかし、道路に人がいない
たまにすれ違う人は皆マスク。
なかなか異様な眺めです。

最初に、食品の買い物(店内ではマスク着用)
次にAUショップで、トラブルの原因を確認。
携帯が古いためではなく、サーバのトラブルでした)

楽譜は・・・
今取り組んでいるコンチェルトのカデンツァを
できれば3種類くらい比較した上で購入したかったのですが
「新型インフルエンザのため、今週23日までお休みします」
お店が閉まっていました。

おのれインフルエンザ。

        
最後にこけましたが
ちゃんと日光を浴びて、軽く運動もできて
良い気分転換に。

おかげで、夜はぐっすりです

ひきこもっています

2009年05月20日 | Weblog


バッハの平均律1巻から、
新しくAdurのプレリュードを譜読み。
通して演奏できるようになったところでお昼

午後
同じくAdurのフーガを譜読み。
最後までざっと弾いてみて、分析は明日に。

読書。
『三拍子の魔力(なかにし礼)』
モーツァルト大好きな方で
フリーメイソンについても、書かれていました。
今弾いているコンチェルト第20番が
まさに、モーツァルトがフリーメイソンに入会した
直後の作品なので、偶然手に取った本とはいえ
ラッキーと思いつつ読んだ。
なるほどねー。
せっかくなので、コンチェルトをさらっと練習

夕食後
バイオリンの練習に移行。
第2ポジションのトレーニングと
新曲の譜読み練習。

合間に、洗濯したり掃除したりしていますが
だいたいこんな1日。

ここはマレーシア、とか。

2009年05月19日 | Weblog

連日インフルエンザについての報道で
大変うっとうしい想いをしているここ数日。

今週いっぱいレッスン休講が決まり、
仕事が完全休みとなってしまいました

時間だけは たっぷりとあるわけですが
本を読みたいと思ったところで
市立図書館も1週間閉鎖となっておりますし
そもそも『外出』は避けた方がよいわけです。

        
というわけで、いっそ
リゾートに来たら、台風でホテルに閉じ込められた
と思うことにしました。

幸いピアノはある。
バイオリンもある。
弾き放題じゃありませんか

妄想は、こういう時にするもので。


休講決定

2009年05月18日 | 音楽教室

昨日、大阪府内の3市で、インフルエンザ拡大防止策として
幼稚園や学校の休校が決まりました。
        
というわけで
私の仕事先である教室の一部もまた、それに合わせ
昨日の次点で、今週末まで休講が決定。
(全部の教室ではなく、3市内の教室のみ)

いくら手洗いと うがいで予防しても
やはり限界というものがありますし

レッスンに来たことが原因で
生徒さん達がインフルエンザにかかっては大変ですから
教室が原因で広がる心配が無くなったことは
安心といえば 安心なのですが

台風シーズンでもないのに1週間も休講となると
この補講レッスンをいつにしたものやら

今から少々 頭が痛いです・・・

初夏のインフルエンザ

2009年05月17日 | Weblog

新型インフルエンザに感染したという人が
東京の空港で見つかったという報道から数日

神戸で発症者が出た、というニュースが昨日で
今朝の新聞では、
大阪でも感染の疑い濃厚な人が9名という記事が。

毎年、冬になればインフルエンザは流行するので
11月くらいになると、
予防接種するかしないか、とか
手洗いうがいで、しっかり予防しないと、
という話題が 教室で交わされるのですが
もう、インフルエンザの季節は完璧に終わったわよね
という頃になって、こんな騒ぎになるとは・・・
        
実際のところ、大流行しはじめても
冬と同様の対策しか立てられませんし
大騒ぎしたり、不安がったりしても仕方ないなあ
と思っています。

自分の体力を落とさないように抵抗力をつけて、
手洗いうがいで予防して。
生徒さんからもらわない、自分からうつさない

5月のさわやかな季節が大好きなのですが
こうなると、早く梅雨入りしてほしくなります・・・。
(ウイルスは湿度が高いと弱るから)

コンチェルト練習計画

2009年05月16日 | Weblog

先週、師匠から
ピアノコンチェルトを弾いてきなさい」指令をいただいて
さっそく今週、同門の同僚と曲の相談です。

「私はモーツァルトの○番を弾くつもりだけど…」
「私はモーツァルトの△番ですね。」
「・・・・・」

お互い、同じ曲だったら
ピアノパートもオケ(オーケストラ)パートも
両方練習して交代できるのですが、これは×

お互いの持っている楽譜の出版を確認しあい、
それぞれ同じものを揃えることにします。

「弾いてみた?」
「ちょっとさわりの部分だけ…
 ピアノパートって、1人で練習していると
 すっきりしているというかちょっと寂しい感じしません?」
「ああ、確かにオケパートの方が弾き甲斐があって
 どちらかというと、オケを弾く方が楽しいかも…」

まあ、モーツァルトのコンチェルトですから
グリーグやラフマニノフと比べること自体間違っていますが

        
しかし、どちらが選んだ曲も
ピアノ・オケ両方同時スタートなので
互いの顔が見えない教室で練習する際
どうやって合わせるか】が課題です。

「やっぱり、せーの、かな?」
「エレクトーンにカウントを打ち込んで合わせるのは?」
「扉を開けて、この辺(互いの視野が交差するポイント)に
 大きな鏡があるといいのだけどねえ・・」

最終手段として出たのが
受付スタッフさんを捕まえ指揮してもらう』案。
     ↑
(教室の外のどちらからも見える位置に立って振ってもらう)

逃げられるといけないので
Bさん(←スタッフ)にはしばらく内緒で練習です。

連休後のグレード

2009年05月15日 | 音楽教室
今月は月頭に連休があったため
学習者グレード試験は、2週目にありました。

教室の休館日との兼ね合いから
2回レッスンが抜けた状態でのグレードテスト。
『先月最後のレッスンでは、まあまあだったけれど
 試験本番ではどうだったのだろう・・・』
と、大変不安だったのですが
皆、せっかくの連休にもかかわらず
何とか自力で頑張って練習してくれたようです。

「グレードはお初」の子も、
カチンカチンに緊張しつつ、試験はしっかりできたらしい。

やはり、担当する試験官の先生により
評価に差がありまして
グレードが初めてだった子に 優しい試験官が、
心配なかった子に厳しい試験官が当たりました。
逆じゃなくてラッキーです。

本来、試験官によって成績が変わる
という事は望ましくないのですが
グレード試験は受けて終わりではなく
そこからのスタートに向けてのアドバイスですから
できている生徒さんであれば
「良く出来ました」で終わるのではなく
「もっとこうした方がいいですよ」と言って頂けるのも
それは それで良いな、と思うようになりました。

さて
結果通知を待ちながら、次回からは通常レッスン

夜は12度でした

2009年05月14日 | Weblog

街中の緑の色が濃くなり
日中は『暑い』と思えるくらい
気温が上るようになった大阪です
        
仕事柄、服装にいくらか気をつかう必要があり
暑苦しく見えないよう、
春から初夏バージョンに、衣替えは済ませてありますが
これだけ暑くなってきたら
もうちょっと先の季節の格好が良いかも

試しに
ノースリーブのカットソーに
5部袖の薄手カーディガンを羽織ってみると
実にちょうど良い感じで
足元も素足にサンダルを履いて
ああ身軽と思いながらレッスンに出発。(午前中)
初夏だなあ。

レッスン終了後(午後8時以降)
表に出たとたん「寒。
涼しいどころではありません。
真剣に寒い。
しまった。もう一枚上着を持ってくるのだった。

日中、いくら夏のように暑くても
日が落ちると、まだまだ寒いのですね、5月だし。
寒いと思うと、よけい寒く感じるので
「涼しくなった、寒いのではなくこれは涼しいのだ。」
と自分に暗示をかけながら帰宅。

荷物になっても「もう一枚」は持っていくべき。
学習いたしました・・・

指揮棒をどうぞ

2009年05月13日 | 音楽教室

連休明けて。

練習はしているけれど
前のアドバイスを忘れている生徒さんは多いです
なんというか
元々うっかりしやすいポイントが拡大されている・・・

その中で、よく弾いてきているのに
強弱だけ すっぱり忘れていたSくん。

強弱表現って、そこに f と書かれているから f で弾く
というものではなく、
そこを勇壮に、あるいは華やかに
元気良く・いばって・勢い良く弾きたい

そういう気持ちがあって弾くもの。

ですから、
「あ、強弱忘れていた。じゃあ付けて弾こう」
と思っても
それはオーディオのボリュームを調節するようなもので
不自然この上ないのですね。

後から強弱をつけようとする子は
楽譜を見ながら『次が f 』と気付いて初めて
f の音を出そうとします。
でも、それでは気持ちが間に合わない。

楽譜上の f を見るとしても、それは確認であって
本来は、もっと前から
次は f へ向かうぞ』という気持ちが必要なのです。

        
というわけで、
Sくんには立って指揮をしてもらいました。(演奏するのは私)

ただし、拍子をとるだけではなく
強弱も意識して指揮すること、という注文付き。

指揮者は、次が f 或いは p という時
各パートが『音を出す前』に指示しなければなりません。 

つまり、次の小節の1拍目が f なら
その前の最後の拍を、大きい動作で振りかぶる
という事で、次を f で演奏しようという気持ちを作る。
次への流れがわかっていないと、指示が間に合わないのです。
        
1回目は、指揮が音楽を追いかけている状態だったSくん、
2回目で、音楽の先の流れを読んで指揮できました。
ここで、ピアノ演奏交代。

今度は、いい演奏になりました。
ピアノは1人でオーケストラ
指揮者は自分、ですね。


ピアノ弾き比べ

2009年05月12日 | Weblog

先日、お師匠様のレッスンを受けた時のこと。

ちょっと用事があったらしい師匠から
「先に部屋で練習していて」といわれ
はい、と部屋に入ってみたら
蓋の開いたグランドピアノが2台。

はて、どっちで演奏したものか、と
ピアノを眺めていると
片方はヤマハ、もう片方はボストンの字が入っています。

ボストン
名前は知っているけれど、弾いたことがないピアノです。
確か、スタインウェイの設計で、カワイが制作しているとか

ほほ~ これが。と眺めつつ、
とりあえず
手前にあったヤマハのピアノを試し弾き
続けて、ボストン。

音質と響きが全く違いました。

そろそろ調律時らしくて、
どちらもベストの状態ではないのですが

ヤマハの音が、窓ガラス越しに見る曇空だとしたら
ボストンの音は、窓を開けて見るコンビニの照明

・・・すみません、変な例えで

つまり、言いたかったのは
ヤマハのピアノの音色は、クセが無くて自然だけど
 ガラス越しに見るような、もどかしいという印象

ボストンのピアノは
 タッチに敏感に反応して、まっすぐ響いてくる音で
 惜しむらくは、先にも言ったように調律時らしく
 いささか三味線のようにペンペンと響く音だった
というわけなのです。

どちらもベストだったなら、
ヤマハはきれいに磨かれたガラス越しの青空
ボストンは直接見る月や花火の光
という音だったのでは。

これで、弾いたグランドピアノは6種類目。