MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

タッチポイント

2009年05月06日 | Weblog
ピアノを演奏する時は、基本指先を使います。

ちなみに
ピアノを弾く時の理想的な形といいますと
卵とかシュークリームを手の内側に抱えたような
「軽く丸めたフォーム」が一般的ですが
小さい生徒さんは、関節もふにゃふにゃ
それを支える筋肉も未発達なので
鍵盤を押すと、鍵盤の重さに負けて
関節が外にひっくり返ったり
指先ではなく指全体でペッタリと押さえたり
なんてことが起こります。

もっとも、実際音色を作っていく時には
わざと関節部分を使って弾いたり
指を棒の様に伸ばして弾いたり
うんと指を立てて弾いたり
使い方は結構自由

ただ、小さい生徒さんの場合
意図してコントロールできるわけではないため
まず、タッチの「一つの基本形」を教えるのです。

タッチポイントの教え方もいろいろです。
「指の腹と爪の中間のふくらみ」とか
「指先を打ち合わせてトントンと音がする所」
「指のおでこ」もありましたね(笑)
        

先日の、師匠と後輩のレッスン。

師匠「違うそこは肉球を使って弾くの
後輩「ここですか
師匠「そうそこ



師匠 門下生一同が知るネコ好き
後輩 さらに輪をかけたネコ好き

肉球って。