先日、お師匠様のレッスンを受けた時のこと。
ちょっと用事があったらしい師匠から
「先に部屋で練習していて」といわれ
はい、と部屋に入ってみたら
蓋の開いたグランドピアノが2台。
はて、どっちで演奏したものか、と
ピアノを眺めていると
片方はヤマハ、もう片方はボストンの字が入っています。
ボストン?
名前は知っているけれど、弾いたことがないピアノです。
確か、スタインウェイの設計で、カワイが制作しているとか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
ほほ~ これが。と眺めつつ、
とりあえず
手前にあったヤマハのピアノを試し弾き
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/onpu.gif)
続けて、ボストン。
音質と響きが全く違いました。
そろそろ調律時らしくて、
どちらもベストの状態ではないのですが
ヤマハの音が、窓ガラス越しに見る曇空だとしたら
ボストンの音は、窓を開けて見るコンビニの照明
・・・すみません、変な例えで
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
つまり、言いたかったのは
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hand_iine.gif)
ガラス越しに見るような、もどかしいという印象
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hand_iine.gif)
タッチに敏感に反応して、まっすぐ響いてくる音で
惜しむらくは、先にも言ったように調律時らしく
いささか三味線のようにペンペンと響く音だった
というわけなのです。
どちらもベストだったなら、
ヤマハはきれいに磨かれたガラス越しの青空
ボストンは直接見る月や花火の光
という音だったのでは。
これで、弾いたグランドピアノは6種類目。