観察月日 2019.1.18.晴 10℃
観察場所 厚木市 七沢 (自然環境保全センター)
けやきの会の人達が、センターに来る時間なのに見えない。
バスを降りて歩いて来る方向を見ると、リハビリセンターの池の
所で立ち止まっている。池には、カルガモ、コガモ等がいるので、
眺めているらしい。迎えに行くと、散策路に沿って登って来た。
道端には、すっかり枯葉色になり、茎は確りとしているが、穂を
下げたエノコログサの群落があった。メリケンカルカヤは、造成地
や高速道路に沿って生息域を広げた植物だけあって、隙間の土
地を領有している。
ツバキ園を通って、センダンの大木に立ち寄る。いつもの年だと
ヒヨドリの群れが、代わる代わる来ては実を食べるのが見られる
のだが、今日はそのが姿がない。
見本園に植えてあるモクレイシへ行く。大寒の季節、木々は休ん
でいる様に見えるのだが、この木は若草色の果皮を脱いで、鮮やか
な橙赤色の種子を露出する。隣に粒状の蕾を付けた木が植えてあ
った。雌雄別株だからだろう。
今年はセンターでも、野鳥は少ないと言う。見本園の薄暗い小道
と藪の間を出入りする小鳥が目に付いた。望遠レンズで見ても色が
良く解らない。双眼鏡で見ていた人が、ルリビタキの幼鳥だと呟いた。
大山原生林のモミの苗木も大きくなった。その先でシジュウカラが
囀る。季節は冬でも、彼らには“もう春”を感じているのだろうか。
池にコガモが泳いでいる。
散策路を 登って来た。
エノコログサ。
メリケンカルカヤ。
モクレイシ。
隣の 雄木。
ルリビタキ幼鳥。
春を感じたのか シジュウカラ。
けやきの会 のメンバー。
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