観察月日 2018.7.8 曇 28℃
観察場所 山北町 玄倉
246号を右折すると急に雨が落ちてきた。玄倉に付くと雨は小
降りとなり、先に来た人達はケヤキの木の下で待っていた。
雨も止み、ビジターの池に行くと、先月産卵したモリアオガエル
の卵塊はしぼみ、新しい卵塊があり、今年は計8卵塊となった。
建物の前に野鳥が落ちていた。「オオルリの♀で、幼鳥の様だ」
とWさん。「建物のガラスの当たったのかしら?」と誰かが。ガラス
を見たが、衝突の跡は付いていなかった。
裏のエノキの枝にテングアワフキがいて、2秒~10秒の間隔で
腹部末端から水滴を落とす。
林道へ出ると、エビガライチゴの花が終わっていた。が、イチゴ
が見えない。Uさんが刺の枝の中から探して来た。一粒口に入れ
ると、甘みは柔らかく、少々酸味がして、美味しかった。
すぐ横にサルナシの蔓があり、実はまだ青いが鈴なりだ。来月は、
野のサルと競争になりそうだ。若いUさんが採ろうと葉を掴むと、
「む、む、む・・・」手を放して後すざりをした。そこには、ムモンホソ
アシナガバチが巣を造っていた。「巣は細く成長する筈。これも来
月が楽しみ」と私。
先を歩いていた人達が、キハダの木の所で立ち止まり、何かを見
ている。葉には、アゲハチョウ型の幼虫が止まっていた。「これ、
ミヤマカラスアゲハの幼虫ですよ」と私。Sさんがスマホから、その
成虫を検索した。「すごい、きれい!」皆 感激!
「野鳥が落ちている!」
エビガライチゴ だ。
サルナシ
ムモンホソアシナガバチ
ミヤマカラスアゲハの幼虫
自然関心人間の仲間たち
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