初日が昇ったばかりの 集合住宅地 トウネズミモチの植え込み
黒紫色の実がたわわだ。ヒヨドリがやってくる
ピンセットの嘴でつまんでは、飲み込む。
ヒヨドリは曲芸師、こんな姿勢でも実を啄ばむ。
ネズミモチの実を、飲み込む・飲み込む・・・・・・
ネズミモチの種子
元旦の朝7時の富士山・大山 ヒヨドリも見ているのかな?
観 察 月 日 2013 1.1.晴 -2℃
観 察 場 所 横浜市 瀬谷区
「歩くの嫌だよ」とばかりに、朝の散歩中の愛犬が歩くのをためらった。
おかしいと思い足元を見ると、舗装道路上に小粒な種子が一面に散ら
ばっていた。毎朝日課としている散歩道なのに、昨日は犬も私も気付か
なかった。
そこは集合住宅地で、道路沿いにトウネズミモチが植えられ、二階の高
さにまで達している。張り出した枝には黒紫色の小粒の実がたわわに付
いている事は気付いていたが、変わった事はなかった。
その時、「ヒーヨ、ヒーヨ」とけたたましく鳴き声を引きながら何羽かのヒヨ
ドリが飛び立った。散らかしたのは、彼等だったのである。
昨年の暮れの雨の日には、我が家の庭に来て、取り残したイチジクやカ
キの実を突いていたし、菜園に降りてコマツナを食べていた。だがその頃は
トウネズミモチにヒヨドリの影はなかった。
木の実を好んで食べるヒヨドリ等の野鳥を見ていると、食べる時期と好み
が感じられる。
先月のこと、ある緑地では紅い実を鈴なりに付けたイイギリの木にヒヨドリ
が波状的に飛来し、実を食べていた。その近くにトウネズミモチの木があり
実を付けていたが、その時のヒヨドリには魅力がないらしく姿はなかった。
赤い実を付けたピラカンスの木もあったが、鳥に食べられた痕はなかった。
野鳥は、食べる適期や熟し加減を見抜いているのだ。
ヒヨドリにとっては、トウネズミモチがその適期・旬に当たっているのだろう。
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