我が家の庭 一面霜
オランダミミナグサの隣に置いた温度計は
ヒメオドリコソウに霜が!
ミツバツチグリにも!
陽が差し込む前の庭は 霜で真っ白
カキの落ち葉の上に 棒温度計を置いた
ー4℃だ 指先が痛い
昨年の12月10日も
快晴朝の気温2℃初霜が降りた
瀬谷区 瀬谷
我が家の庭 一面霜
オランダミミナグサの隣に置いた温度計は
ヒメオドリコソウに霜が!
ミツバツチグリにも!
陽が差し込む前の庭は 霜で真っ白
カキの落ち葉の上に 棒温度計を置いた
ー4℃だ 指先が痛い
昨年の12月10日も
快晴朝の気温2℃初霜が降りた
瀬谷区 瀬谷
太陽が日暈を差している。(12時26分)24㎜広角レンズ使用
視線を下げると、いくつか並ぶ巻雲上に虹がくっきりと。(前の画面の右下の角に写っている)200㎜望遠レンズ(12時27分)
巻雲が巻層雲に変わった。(12時30分)
雲が広がってきた。(12時49分)
観 察 月 日 2011 5、31 20℃
観 察 場 所 瀬谷区 瀬谷
買い物から帰って来た妻が庭へ回り「変な虹がで
ているけど」と空を見上げた。
空には白い暈を架けた太陽が輝いていた。「日
暈だ。満月にも架かる事があるよ」と軽く話した。
それは、コバルト・ブルーの空に、巻雲が極薄く
真綿を引いている。太陽の所は薄い巻層雲だろうか、
白いベールを引いている。“巻雲系は微細な氷の結
晶から出来ていて、それぞれの粒がプリズムとなっ
て太陽光を拡散するため白い虹の環が見えるのだ。”
と、頭の中で整理していると、
「それでなく、もう少し下に奇麗な虹が」
と言われて視線を落とすと、美しい虹が直線状に空
に浮いていた。
「彩雲は何度も見ているが、これは始めてだ」
と呟きながら見つめていると、薄くなったり、濃く
なったり、消えそうになったり、それはめまぐるし
く変化する。肉眼では解らなかったが200㎜望遠
レンズで撮ったものを見ると巻雲が虹を染めている。
環水平アークと言う現象で、午前11時過ぎから午後
1時頃まで見られた。
古代の天文現象には“曰く因縁”があり、調べる
と興味深いものがある。気象情報では“天気は降り
坂”では“日本国の政治は”と心配になった。
ルーペでみると
あちこちに枕状溶岩が転がっていた
枕状溶岩探検隊に早変わり
観 察 月 日 2011、4、10 晴 18℃
観 察 場 所 山北町 玄倉
小菅沢の河原へと降りる。数年前までは大きな岩石が
一面に転がり、広いが深山を思わせる河原であった。そ
れが近年の繰り返す豪雨によって大量の土石が流れ込み、
平坦な真新しい河原に変わってしまった。
河原の奥を見ると川の流れが滝状に落ち、その下に灰
色の岩石の塊が遠望出来た。プロミラーで見ると枕状溶
岩らしい。その場に行くと、表面が平滑な玄武岩質の枕
状溶岩が固結した大きな岩石であった。灰色な表面をル
ーぺで見ると無数の小さな穴があり、ガラス質を形成し
ている様だ。
枕状溶岩の誕生は、三宅島が噴火した時山頂から溶岩
が流れ出して海岸にまで達し、それが海中に流れ込むと
赤黒く焼けた溶岩が急速に冷やされ黒色の枕状になって
転がる映像をTVで見た記憶がある。
流れ出す溶岩は所によって性質が異なる様で、今の三
宅島の海中がどうなっているかは知らないが、ここのも
のは溶岩の性質や諸条件から、枕状溶岩が固結し、大き
な塊となって現れたものなのであろう。
億桁単位の昔、ここ小菅沢は、丹沢は、遥か南の海の
中で誕生したと言う証しの一つである。
観 察 月 日 2011、2、13 快晴 0℃(朝10時)
観 察 場 所 山北町 玄倉
昨年の12月31日より雨はなく、1日だけ休んで乾燥注意報が続い
ていたが、遂に西高東低の冬型の気圧配置は崩れて雪が降った。
我が国の太平洋側に降雪があると言う事は、春の兆しなのであろう。
今日13日はこの冬で一番気温の低い日であった。横浜市の瀬谷
ではー4.5℃を記録し、道路は全面凍結した。
丹沢湖ビジターセンター周辺は、雪は既に溶けていたが、空気
中の湿度が高かったのであろう。草原、木々、落ち葉、杭、テー
ブル、野外のもの総てに霜が降り、野も山もプラチナの世界に包
まれていた。
気温が0℃ならば、霜が出来るとは限らない。草木、落ち葉、
杭・・・の、表面の微細な繊維、毛、ちり等を核としてミリ単位
で成長しているのが解る。
中でも葉を落とさず冬を越しているツツジは、葉の表面にある
毛が核になって霜が育ち、朝の光を受けその美しさ見せているが,
植物にとってみれば、凍結と言う厳しい現実との戦いの中で生
き続けているのだ。
植物体は凍っても重要な器官は防ぎ、ツツジ科植物では零下20
~40℃でも、花芽の中の小花は凍結を避けている事が解っている。
観 察 月 日 2011、1、9 快晴 1℃
観 察 場 所 山北町 玄倉 (丹沢湖ビジターセンター)
赤土の表面に霜が降りて、氷の粒がダイヤの様にきらめい
ている。
一歩足を踏み入れると、「ザクッ」と心地よい音がして、
5cmも靴が沈んだ。霜柱を押し崩し靴型のくぼみが出来た
のだ。
霜は空気中に含まれている水蒸気が、0℃以下の地表面
にふれ、直接個体の氷に変化する昇華現象であるのに対し、
霜柱は、地中の0℃以上の水が、毛細管現象で地上にまで
吸い上げられ、水と言う液体が凍って出来た柱状のものだ。
霜柱の上部には、押し上げられた土、小石、枯葉等が乗っ
ている。そこで正確に言えば、霜柱ではなく氷柱と言うべ
きだろう。
靴のくぼみの壁面を見ると、霜柱は上、中、下の三層よ
り出来ている事が解る。何故だろうか。
霜柱は、地表面が0℃以下に下がった夜間に成長し、夜
が明け気温が上昇すると成長は止まる。その上、日中暖か
になれば溶けてしまう。気温の低い日や日陰では霜柱は残
り、再び冷たい夜が来ると霜柱は成長を開始するのだ。
霜柱は、日本中どこの地域でも出来るのだろうか。