観 察 月 日 2011、1、5 快晴 -1℃
観 察 場 所 瀬谷区 瀬谷
庭の菜園に播いたサヤエンドウは、霜柱が土を突き上げる中、
高さ10㎝、本葉5枚、葉の先端から蔓を伸ばす程に成長している。
サヤエンドウには、種蒔きをする適期がある。秋播き野菜だが
秋早く播くと冬までに成長し過ぎ、厳冬の気候に負けてしまう。
遅く播くと、地上茎の成長が悪くよくない。野菜作り大好き人
間のSさんは「サヤエンドウの種蒔きは、七五三の日に決めてい
る。」と言う。
庭のサヤエンドウも、秋の七五三の日に播いたものだ。
霜柱が地面を突き上げた氷と、地表に降りた霜の結晶で、菜
園は白くキラキラと光っている。
その最中、サヤエンドウの葉の表面をルーペで見ると、無数
の氷の結晶がひしめいている。これは、葉の表面に付いている
微細な砂塵や煤煙を核として、空気中に含まれている水蒸気が
水になることなく、直接氷となって出来たものだ。
そして、一度結晶が出来ると、それを基点に、次々と成長し
ている様子が写し出されている。