2007年5月のブログ記事一覧(5ページ目)-ミューズの日記
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ミューズも月曜から金曜まで5日間連休をいただき、私はギター文化館のシニアコンクールとギターフェスティバルに行ってきました。開業してから初めての旅行になります。後日その報告はさせていただきますが、今日は本日行われた高岡先生の公開レッスンについてレポートです。

この企画は今年1月から始めたもので、初級者から中級者を対象にミューズ講師陣に順番に公開でレッスンをして頂くと言うものです。有名ギタリストのマスタークラスとは違い、皆さんがレッスンで必ず習う初級者用の練習曲や小品をレッスンしていただくと言うもので、普段のレッスンを公開すると言う感じのものです。目的は3つあると言って良いでしょう。
1.他人のレッスンを見て勉強する
2.先生によって異なるレッスン内容、それぞれの持ち味を感じてもらう
3.先生同士の勉強、刺激とする

今日の受講者はと受講曲は次の通り
1.西原さん  サグレラスのマリア・ルイサ
2.松本さん  タレガのラグリマ

高岡先生は大変優しく、丁寧に分かりやすいレッスンをして頂きました。
受講者の緊張をほぐす為に最初は少しお話をしてから弾いてもらったり、弾き始めて緊張していると音階練習から始めたりととても細やかな配慮をされて感心しました。また、マリア・ルイサの資料としてレコードからポーランドのマズルカの音楽やショパンのピアノのマズルカなどをテープに録音してきて、マズルカの特徴について分かり易く説明されました。これは高岡先生らしいきめ細かい配慮で感心しました。技術的な点も音楽的な点も具体的に分かり易く、生徒さんがその場で出来る方法で指導されていました。聴講の皆さんも楽譜持参で熱心にメモを取っていましたよ。その雰囲気を見て我ながらこの企画はとても良かったなと思いました。

これはミューズの講師陣のレッスンをガラス張りでさらけ出す事にもなる訳ですが、これは先生方にもミューズの生徒さん達や一般の愛好家の方々にとっても良い事だと思います。私自身も毎回必ず聞かせて頂く様にしていますので各講師のレッスンがどの様なものか知る事ができて良かったと思っています。堅苦しい大げさなマスタークラスではなく、気軽でオープンな勉強会と言っても良いでしょう。
是非皆さんもこう言った企画を利用して勉強していただければと思います。

さて、明日はマーティン・フォーゲルのコンサートです。
彼のCD“シェナンドー”を聴いていますが、とても上手いギタリストです。いい演奏をしていますよ。明日を楽しみにしています。連休最後の休日にミューズサロンで良い生演奏を聴きませんか?


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