名古屋若手ギタリストの競演II - ミューズの日記
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昨日は名古屋若手ギタリストの競演IIが行われました。

第1回は2月に行われて好評を博しましたが、若手演奏家達に常に切磋琢磨し続けて欲しいと仕掛け人の加藤丈晴さんは言います。その為にも定期的に開催したいと言う事で今回の企画は第1回の打上げ時に決まりました。

昨日は鈴木大介さんも名古屋で日本人作曲家の新作演奏会で来ていて、そちらにも行って、名古屋若手ギタリストにも来て頂いたギターの先生達がいました。うれしいのと、感心なのと両方なんですが、他にもリュートの先生や大阪から来ていただく方やらがいろんな人の演奏を又はマスタークラスを熱心に聴きに来て下さいます。この人達の音楽はいろんな人のレッスンや演奏を聴く事でどんどん昇華して行くんでしょうね。

さて、昨日のプログラムは次の通りです。

1.山田陽介    L.ブローウェル/舞踏礼賛

2.慶野崇章    F.ソル/エチュードOp.29-5
        H.ヴィラ=ロボス/エチュードNo.8
        J.S.バッハ/ガヴォットⅠ、Ⅱ
        L.バークリー/ソナチネ

3.舟橋諭美(Fl)
  山田陽介(Gt)  A・ピアソラ
             「タンゴの歴史」よりBordel 1900
          C・テデスコ/ソナタOp.205

4.高須大地    J.ダウランド/ファンシー
          J.ダウランド/ファンタジー
          R.S.ブリンデル/黄金のポリフェーモ
          S.L.ヴァイス/パッサカリア

5.長縄広紀    N.コスト/リゾンの泉 Op.47
        F.ソル/演奏会用断章 Op.54 

皆さん、将来が楽しみな人達であり、正に演奏もそれを感じさせるものでした。
誰しも緊張で実力が充分出せないのが常ですが、特に昨夜はそれを感じました。丈晴さんが言うようにもっと切磋琢磨して欲しいものです。一人一人が大変良いものを持っているのですから、それを磨いて欲しいですね。

そして楽しい打上げ。ビール、ワインも入って普段見せない表情も覗かせて大盛り上がりでした。私も昨晩の鈴木大介さんと歌手の天羽さんと3人での飲み会に続いて二晩続きの飲み会で少々肝臓がお疲れ気味なのを忘れて美味しくワインを頂きました。しかし、最後に丈晴さんが個人的に皆さんに叱咤激励の言葉を与えていたようで、皆さんの気持ちも次回に向けて引き締まったかも知れません。
皆さんも是非彼ら若手を温かく、しかし厳しい目で見守っていただければと思います。次回に是非期待してください。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
感動しました (shinoda)
2006-05-15 19:24:11
素晴らしい演奏会の案内をありがとうございました。お蔭様で堪能できました。僕のようなレベルから見ると、皆さん神業のような演奏ばかりで、よし僕も頑張るぞ、という気持ちが半分、打ちのめされた気分が半分(笑)という、なんとも複雑な気持ちで会場を出ました。また機会があれば拝聴したいと思います。

御礼まで。

 
 
 
ありがとうございます (山下)
2006-05-15 19:46:28
Shinodaさん、そして丹羽さん、文科系さん、コメントをありがとうございます。

楽しんで頂きうれしいです。

Shinodaさんが言われる様に『よし、僕も頑張るぞ』と言う気持ちを持っていただいた方が一人でもいればとても嬉しいです。私も昔はレコードを聴いては『いいなあ!こんなに弾けたら・・・。よし、僕も頑張るぞ!』と練習に精を出したものでした。

楽しんでいただきながら刺激になって皆さんのレベルアップにつながる事が私の望みですから。

皆さんで楽しみながら上手くなりましょう。
 
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