今日は酒井康雄さんがドイツ、ケルンに留学中の谷辺昌央(タニベ マサオ)さんを連れて来てくれました。
彼は小学生から高校卒業するまでは酒井康雄さんに師事されていて、その後東京で勉強した後、ケルン大学でロベルト・アウセル氏に師事して卒業、現在はドイツ国立カールスルーエ音楽大学の大学院でアンドレアス・フォン・バンゲンハイム氏に師事されているそうです。
丁度吉本光男さんも昼間のレッスンでお出でになっていた上、夕方からのレッスンの為に谷村武彦さんも居らしていてミューズにギタリストが4人も集まってしまいました。谷辺さんが展示してあるPaco Santiago Marinを試奏。ヨーロッパではAntonio Marinより高くて購入するのには待たないと手に入らない状態になっているそうです。勿論日本でもそう簡単に入手できるものではありませんが・・・。
谷辺さんの演奏は心地よく安定したテクニックに支えられた今風の音楽的演奏でしたね。そこにお客さんが入ってきて『ん?!この店はチョット違うな~!』みたいな雰囲気で谷辺さんの演奏をチラッ、チラッと見ていました。
彼によるとヨーロッパでもここ数年、上手い人の数が急激に増えているそうです。
昔から上手い人はいましたが、その数が急増しているとか。コンクールも毎年新しいコンクールが生まれていて、コンクール優勝者がどんどん増えているとか。
彼は現在勉強しながらギターを教えたり、演奏活動をしているそうで、先日はアメリカに演奏に行ったそうです。近い内にブラジルやフランスにも演奏に行くそうです。あと一年で大学院も終了するので帰国するそうですが、その時はミューズサロンでもやっていただく様にお願いしました。今から楽しみです。
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