岸田智廣&賢三 デュオ・コンダート - ミューズの日記
ミューズ音楽館からの発信情報  ミューズのHP  http://www.muse-ongakukan.com/

 



昨日5月20日はミューズサロンで岸田智廣先生と岸田賢三先生ご兄弟によるデュオ・コンサートが行われました。

お二人は新堀ギター音楽院や日本ギター音楽学校の出身なんですね。でもお二人によるデュオ・コンサートは久しぶりだった様です。今回は智廣先生の息子さんの浩揮さんのフルートも加わって楽しいプログラムで聴衆を魅了いたしました。(写真はアンコールでのギター2本とフルート)ただ、浩揮さんの体調が宜しくないと言うことで予定されていたジュリアーニの協奏的グランドソナタの演奏が2楽章だけの演奏となった事が残念でした。浩揮さんは7歳からお父様にソルフェージュとギターを習われて、2000年には名古屋芸術大学の器楽科を卒業され、フルートを専門的に勉強されています。それだけに親子でのデュオを楽しみにしていましたが、次回は是非万全の体調で名演奏を披露していただければと思います。

昨夜のプログラムは下記の通りです。

1.F.ソル        喜遊曲 Op.34
           
2.F.ソル        喜遊曲 Op.38

3.M.ジュリアーニ    協奏的グランドソナタ A-Dur

4.アルビーノのアダージョ

5.D.スカルラッティ   ソナタ ホ長調 L.23
            ソナタ ニ短調 L.447

6.E.グラナドス     オペラ「ゴエスカス」から間奏曲

7.E.グラナドス     スペイン舞曲第2番「オリエンタル」

岸田ご兄弟は何と言ってもその素晴らしい音色が魅力です。お二人とも凄い銘器をお持ちなんですが、それら銘器の持つ魅力を存分に引き出してくれるんです。お兄さんの智廣さんは58年のブーシェ、弟さんの賢三さんは78年のハウザーIIなんです。終演後の打ち上げの時に試奏させていただきましたが、それはもう銘器中の銘器でした。弾いていてチョー気持ちいいんです。同席していた製作家の加納木魂さん曰く『演奏者が銘器に育てたんです』。その通りだと思いました。皆さんも自分の楽器は大事に育ててくださいね。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 平島 謙二ギ... アンタの評価... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。