ギターは小さな星のオーケストラ - ミューズの日記
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先日、吉本さんの投稿で「宇宙との交信」をご紹介しましたが、一つ順番を飛ばしてしまいました。本当は「小さな星のオーケストラ」の順番でした。お詫びいたします。それにしても、ベートーベンが「ギターは小さなオーケストラ」と言ったと言われていますが、「小さな星のオーケストラ」とはロマンチックですね。きっと吉本さんの様なロマンチストが言ったんでしょうね。
それにしても今日の吉本さんの記事は彼の演奏の本質が見えてくるようなお話です。吉本さんの演奏を知っている人は「なるほど!」と納得するのではないでしょうか。

では、以下吉本さんの記事です。

ギターは、伴奏とメロデイーを同時にさまざまな手法で演奏できるところから、よく「小さな星のオーケストラ」といわれています。若いころは、それなりに‘‘なるほど‘‘と思う位でそれほど気にはならなかったのですが、、このごろになって、この言葉の持つ奥の深さに圧倒されています。

オーケストラというのは、ある意味では音楽を表現する時の最高の演奏スタイルでしょうから、1台のギターがそれに例えられることはそれはそれで嬉しいことです。しかし、私が気にいったのは「ちいさな星の」という部分です。最近私の課題は、ごくごく小さな音を演奏の中でどう生かしていくかということです。「小さな星」のイメージはこの課題を解決してくれる大きなひらめきをもたらしてくれたのと同時に、ギターという楽器の本質をも言い得ている気がしています。いまさら、と笑われるかもしれませんが、私にとっては実に嬉しい気付きでした。

                                           吉本光男


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