ショートスケールフェア終了 - ミューズの日記
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先日の日曜日(5/27)でショートスケールフェアが終了しました。多くの方に試奏に来ていただきありがとうございました。試奏された全ての方が、その弾き易さと鳴り具合に感動され、ショートスケールに対する見方が変わったようです。私自身630mmにすっかりはまってしまいました。

先日アンヘル・ロメロと村治佳織さんの大阪公演にリハから立ち会いましたが、その時のアンヘルの手の大きさに感心しながら「ずるい!」と思いました。手の平の横幅が広いため殆ど指を開けない状態で1フレットから4フレットまで届いているんです。私は630mmを弾くときに1フレットから3フレットまでを全く指を広げないで押さえられるんですね。これを実感してアンヘルの事を思い出していました。彼にとって650mmが私にとっての610mmくらいではないかと。

650mmと630mmとで1フレットから3フレットの距離に約2mmの差が出ます。数値で言うと何だたったの2mmかと言う事になります。が、650mmでG7コード(6弦の3フレットのソと1弦の1フレットのファ)を押さえる時に誰でも普通に抑えられますが、よく見ると左手の指は開いているため強張っています。ややツッパリがあるんですね。そこでこの2mmが効いて来るんですね。指の強張りがフッと取れます。そうすると指の動きが楽になるんですね。これは実際に体験しないと分からない事かも知れませんが、今回多くの方に実感していただけたと思います。特に有効なのが、手の小さめな方、年齢的に腱が硬くなって来ている方、若いし手のサイズも普通だけど技術的に広げた押さえが難しい方などですが、かく言う私自身がはまってしまいました。

と言う事で今後ミューズでは普段からショートスケールも豊富に揃えていろんな方へのニーズにお応えできる様にしていきたいと思っています。日本中どの店よりショートスケールが多い店になるのではないでしょうか?ご期待下さい。

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