建孝三サロンコンサート - ミューズの日記
ミューズ音楽館からの発信情報  ミューズのHP  http://www.muse-ongakukan.com/

 



昨日は建孝三さんとゲストの鈴木信子さん(ソプラノ)によるコンサートでした。
同じ日に多治見で中部日本ギター協会の「アンサンブルの集い」があり、東海学生ギター連盟の合同発表会が名古屋工業大学内であり、中日と巨人の雌雄を決するゲームがあり、とタイミングが悪かったですね。折角の素晴らしいコンサートが少し淋しかったです。
プログラムもスリムではあるものの魅力的な内容だったんですよ。
<プログラム>
1.アルバの鐘/E.サインス・デ・ラ・マーサ
2.ノクターナル OP.70/B・ブリテン
3.バーデン・ジャズ組曲/J・イルマル
  1) Simplicitas
   2) Berceuse
   3) Ronda a la Samba
4.組曲「スペインの城」/ F・モレーノ・トローバ
  1)田園叙情詩     2)トリーハ(哀歌)
  3)美しい少女に    4)沈める思い
  5)祝祭        6)眠れる王女
  7)吟遊詩人の恋唄   8)セゴヴィアの王城
5.「ファリャの7つのスペイン民謡」/M.デ・ファリャ*
  1)ムーア人の織物
  2)ムルシア地方のセギディーリャ
  3)アストゥリアーナ  4)ホタ   5)子守歌
  6)カンシオン     7)ポロ
                  *ソプラノとギター

特に2曲目のブリテンのノクターナルは建さんが75年に東京国際コンクールで優勝したときの曲で、この曲を聴きたいと来ていただいた方もいます。コンクールのときは神掛かった演奏だったそうですね。ご自分でも言ってましたが「第一音を出したときから最終音を出し終わるまで別世界に居た」そうです。その時の演奏を聴いた人もご来場いただきましたが、その時に比して更に磨きが掛かった名演をだったと大好評でした。それはそうでしょうね。コンクール以来32年、プロとして活躍されてきた人ですから。

また、ソプラノの鈴木さんは建さんの奥様の親戚で名古屋市にお住まい。ギターと一緒に歌うのにも慣れていらっしゃる様子で息の合った歌を聞かせていただきました。驚いたのは建さんのギター。ソプラノの声に埋もれることなく美しい音色でとてもよく鳴っていました。57年のフレタI世。弾かせて頂きましたがフレタらしくない素晴らしいフレタでした。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 楽器の選び方... 乾燥注意報 »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。