先週の金曜日(2/18)は荒井史郎さんの『ギターに魅せられて』出版記念パーティーが開かれ、出席してきました。荒井さんは世界有数のギター総合商社、荒井貿易株式会社の創業者であり、現在はJGA(ジャパン・ギター・アソシエーション)の会長、中部日本ギター協会の名誉会長も務めている方です。私も学生時代から荒井貿易には入り浸っていた一人で、もう40年以上もお世話になっている方です。
場所は東京のホテルオークラで、発起人である河野ギター製作所の桜井社長、SIEの林社長、現代ギター社の倉田社長をはじめ、楽器業界のお歴々、ギタリスト、製作家のお歴々、専門店のお歴々が大勢お祝に駆けつけました。
中には新堀ギターの新堀院長、評論家の濱田滋郎さんも、また、全国に112店舗を展開する島村楽器の島村社長、ギタリストでは荘村清志さん、福田進一さんをはじめ、大沢先生、村治先生など多くの著名人が参加されました。
お祝いのご挨拶の中では、荒井さんを「万年青年」と称える人、「日本のギター界をリードした人」と称える人、そして濱田滋郎さんは書(解題に替えて)の中で次の様に称えています。「この著書は、荒井さんのたどって来られた人生の道筋を明かす自叙伝であると同時に、ギターおよびギター音楽20世紀の歩に関する証言の書でもある」
日本のギター界の歴史、海外の演奏家、製作家の歴史、日本との関わりなど学ぶことがとても多く、興味深い本です。是非皆さんもお読み下さい。お薦め致します。
山下高博
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