10月11日(日)はワンコインコンサートでした。
いつも演奏参加が多すぎて、申込をお断りするほどですが、今回は珍しく演奏参加が少なく、10名の出演に止まりました。3連休の真ん中だったこともあるのでしょう。また、インフルエンザの影響もあったのではないかと思っています。
コンサートはいつもの様に私が司会をしながら進めて行ったのですが、11月28日の「メンタル・トレーニング」に因んで、緊張のコントロールについてお話を交えながら進めました。そして休み明けの今日メールを開けましたら、お二人から偶然にも「有意義だった」と言う以下のようなうれしいメールを頂きました。
Aさん「今日のワンコインコンサートはとても有意義でした。山下さんのMCは面白くて、メンタルの面で今日はすごく勉強になりました。私はノミの心臓で人前で全然うまく弾けませんが、今日のお話を聞いて、なるほどと思うことばかりでした。」
Bさん「とても有意義な時間を過ごせました、特にメンタル面でのことですが、失敗した時に感情移入が途切れてしまったり、また持ち直したり、変化する人もいればしない人もいたりと、自分の演奏はもちろんですが、参加されたみなさんの演奏を聴いてとても勉強になりました、是非また都合が合いましたら参加させてください。」
やはり人前では緊張して普段通りに演奏できないというのは万人に共通して言える問題ですから、皆さんがそんな目で演奏を聴いたり、私の話に共感して頂いたんでしょうね。何人かの方は演奏しながら乗って来て、気持ちよさそうに、いい演奏をしている様子が分かりました。これも緊張や集中力のコントロールの問題ですから、その術を場数を踏むことで会得していく人と、自然と身につけている人といるようです。例えば、人前で話しをする事に慣れている人は、演奏のときにも緊張のコントロールが上手なようです。この辺りのコツについて「メンタルトレーニング」でお話しして頂けるのだと期待しています。
今回のプログラムは下記の通りでした。
最後の相澤さんはポルトガル語でのボサ・ノヴァの弾き語りをとてもいい雰囲気でやって頂きました。ワンコインで初めての弾き語りでした。弾き語りもいいものですね。
三浦 章 (10コース ルネサンス・リュート)
Ronn McFarlane 作曲 Indigo Road より
Augusta、Denali、Over the Green Earth
上田 和也 小さなロマンス/L.ワルカー、ノクターン/C.ヘンツェ
工藤 忠之 ラグリマとアデリータ/F.タルレガ
大西 友典 小さなロマンス/L.ワルカー、11月のある日/L.ブローウェル
鈴木 信幸 サラバンドとアルマンデ/M.M.ポンセ
金田 弘幸 さくら(独唱)/森山直太郎、スペイン舞曲第5番/E..グラナドス
稲熊 博隆 エチュードニ短調/コスト、スターダスト/ホーギー・カーマイケル
田中 健之 そのあくる日/レイ・ゲーラ、
大聖堂より第2、第3楽章/A.バリオス
各務昭子 前奏曲No2 & No.5/H. ヴィラ=ロボス
相澤 貴子(弾き語り)イパネマの娘とFotografia/A.C.ジョビン
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