作曲コンクール

渡辺なつ実です。

今週の日曜日と月曜日と、東京へ行ってきました。

実は、2日に東京・上野の東京文化会館で作曲コンクールがあり、私の曲も入賞して演奏されることになったのです。

コンクールはギターソロの曲を募集したもので、譜面審査は福田進一さん、藤井敬吾さん、野平一郎さんなど7名の先生に審査していただいたものです。
自分の曲がこのような場で演奏されることはもちろん、他の4名の受賞者の曲を聴くのもとても楽しみでした。

私の曲を演奏してくださったのは、小川和隆さんという方で、10弦ギターで演奏されました。ほとんど打ち合わせなしで本番だったので少し心配でしたが、譜面上にないことまで表現してくれているような、満足のいく演奏でした。10弦ギターは6弦ギターよりも倍音が響くので、6弦ギターとはまたちがった表情を見せて興味深かったです。

他の4人の受賞曲、それぞれスタイルや雰囲気の全く異なる曲で、どれもすごく興味を惹かれる曲ばかりでした。こんなふうに他の作曲者の曲を聴けるというのはとても刺激になります。

当初は審査員によってグランプリを選ぶというものでしたが、評価点数の関係で5人の優秀賞受賞曲を発表するという形のコンサートに急遽変更になりました。でも演奏も良く、全体的に良いコンサートだったと思います。

こんな風にギターのためのコンクールがもっと増えていくことを願います。また、これからもギターの曲を書いていければ、と思います。
応援してくださった皆さん、ありがとうございました。